最高の誉め言葉
妻の両親からの言葉で忘れられないものがある
妻の実家に帰省したとき
妻の両親が駅まで車で迎えに来てくれた
その車中で
『何が食べたい?』って両親から妻への質問
すると妻は僕の顔を見て
「ん~悩んじゃうなぁ…”私の”今の気分…なんだと思う?」
って、自分の事なのに何故か僕に訪ねてきた
『ぉぃぉぃ…自分の事だろう(笑)』
って義父と義母が笑いながら反応してる中
ここ最近は麺類が多かったし…でも長距離移動だったから少し疲れもあるし、ガッツリすぎるとまではいかないけど、ある程度の量があって食べることで疲れが取れそうなイメージを連想させるもの。
という”妻の今の気分”を分析をしたうえで
「炊き込みご飯の定食セットとかどうかな」
って妻に伝えると、ハッとした様子で
「確かに!炊き込みご飯の気分になってきた!流石だねぇ~私の事わかってる(笑)」
そんな僕たち夫婦を見て、妻の両親は
『私たち親以上に娘の事をわかってくれてるんだね』
というありがたい言葉を頂いた。
離婚した前妻の時は
『なんでそんなこともわからないんだ』
とか
『相手の気持ちを考えられないダメ旦那だなぁ』
なんて罵られた記憶しかない僕にとって最高の誉め言葉で
正直涙が出そうに
自分が今の妻の事を”わかっている”のは
妻も僕の事を”わかろうと”しているから
だからお互いに毎日あった何気ない事とか
どれだけ小さい事でも会話するように心がけている
結局は小さな小さな積み重ねなのだ。
その”小さい事”をお互いに丁寧に積み重ねることができれば
こうして分かり合える
そう改めて感じた話。