退路を絶ってしまったあなたへ
まずはこちらのツイートをご覧ください。
すべての起業家が平伏して聴くべき名言。
— 増島雅和（hakusansai）:限界突破with Coalis (@hakusansai) May 27, 2024
「逃げ場所を作ったら、絶対そこに逃げたくなる。逃げ道があればあるほど、前に進む気持ちが失われる。難しいからこそ、退路を立たなければいけないんだよ。」
—桃缶@ガールズバンドクライ
そいつ、その話の中でウジウジしてたら自分の元ファンに勝手に退路を断たれた挙句、元の居場所に宣戦布告して引っ込みつかなくなってましたけど大丈夫ですか？
神風特攻の後部座席に強制搭乗させられた桃香さんは最期に徒花を散らせることができるのか。今後も注目していきたい。川崎はクラブチッタでバスケした記憶がある。
これが
こう(芸術作品)である。
さて、本日の議題はスタートアップ経営者は退路を断つべきかという議題で話していくよ。
BBQ大好きな某VC、麻布台ウェーイ系VCはこの手のポジショントークが大好きで彼らの仕事は合法的水原一平でお馴染みだが、なぜ彼らはずっと起業家に退路を絶ってほしがるのだろうか。
ちなみにスクエア創業者の自伝では意外とシリコンバレーのレジェンド経営者たちもチキンハート丸出しな起業をしてたことを赤裸々に語ってるし、スクエア創業者自身もガラス工芸してたよ。(副業と言えるほどの収益になるのかそれは？)
そう、単純に自分が金貸す側に回ればわかるが、冷静に人から金もらってんのに別のことやってたら不安だからだね！
正直数字出てれば文句ないんだけど、上場するまではどんなにいい数字が出てても、そんな別のことやってないで可能な限り黒字幅を増やしてほしいんだよね。
そしてこれは経営者側の話だけど、手掛けてる事業が自分側に変速ギアが全て揃ってる、なんてことは滅多にないんだよね。
この辺の感性は多分自分で事業をやったことがあるかどうかにもよる。無邪気にコミットメントが上がれば黒字が増えるのは極めてレアなビジネスモデルと言っていい。いわゆる人材紹介だったり営業力との相関が強い領域だね。SaaSは題材によるな。その辺の解像度が甘いのは面談で秒でわかるから、はっきり言ってお互いにスキルは割れてると思っていい。
つまり何が言いたいのか、といえばこんなポジショントークは無視でいいし、副業は良くないけど事業立ち上げきにイタズラに退路を絶ったところで選択肢が減るだけで百害あって一利なし。意味がないんだ。本当に。
とにかく言いたいのはVC側も出資先がなくて困ってるとこがほとんどだから強気でいけ、金ちらつかせてイキってるアホアソシエイトならどうせ投資検討通せねえし、パートナーなら何言っても儲かると思われれば投資に絶対繋げてくる。
正直退路を断つ断たないは議論の種にするには解像度が低い。
俺は伊藤忠(どっちかは秘密)から三億でどう？その代わり医学部辞めてね♡と言われたし、JAFCOの新卒のバカは日本語通じなかったけど、余裕で同格のTier1VCから出資決まったから、本当にあの時アホの口車に乗らなくてよかったと思う。
あと全然どうでもいいが、SやAやIなどのシードVCのGPたちとも面談したが意外とTwitterで見られるような強気な発言がなく寂しかった。かかってこいよ。
俺たちは同じ机に座ってギャンブルするんだから、日和るなよ。
本気で狂気を孕んだ人間の前で常識人は無力ということを昨今様々な場所で散見される。
君もライト兄弟になれず、オットーリリエンタールになろうが、後進のために派手に死んでくれ。
ちなみに俺はVCが嫌いだが、それ以上にスタートアップ界隈に出入りするアドバイザー気取りのおっさんが一番嫌い。大手を中途半端にドロップアウトしたんだか冷やかしに来てんだか知らねえけど、Twitterでゴミみたいな記事や論文を喧伝して鬱陶しい。業界人気取るなよ三流が。お前の出番はどこにもねえよ、話聞いて欲しいんなら場末のスナックで東南アジア人でも口説いてやがれ。覚悟を決めて起業したやつ、そいつに金を預けたやつ。ビジネスとは須く不確実性を孕んだギャンブルなので、それを鑑みると七並べのプロとか言ってトランプ遊びが好きなおっさんの話を聞くか？せめて聞くとしたら同じギャンブルの経験者だろ。
まあ三流のゴミをJ-tech Startupとかが読んでる時点で日本のスタートアップ政策はクールジャパンコース確定してるしな。日本の金持ち諸君には同情と哀悼の念が尽きない。