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コロガル公園@Make Play Safe 勉強会とアートと食のこと

2017年7月26日は本郷にあるsixinchiさんのオフィスで行われたこの勉強会へ。

「Make Play Safe勉強会」Vol.03「コロガル公園」

なんてったって #コロガル公園 だぜ!ということで。 会田さんのお話は3年前に共創プラットフォーム研究会の勉強会で伺っていて、いま改めて聞いてみたいと思い足を運びました。

コロガル公園は、YCAM(山口情報芸術センター)で2012年から始まり、形を変え場所を変え展示され遊ばれてきている作品です。個人的な興味はこの公園を利用する子どもたちが主体的にかつとっても積極的にこの場に関わり、その彼らも作品であるかのような存在であるという点でした。

今回、とくに心に残ったのは”会田さんにとってのアートとは展示するだけにとどまらず、「その作品に対峙している人がつねに活性化している状態を作ること」を目指していた”という点でした。

この数日前7月23日にインビジブル主催の菊池宏子ドクメンタ視察報告にも参加してきてて、この点と点で「アートとは人をいかに取り扱うかという姿勢」なんじゃないかと腑に落ちた自分がおりました。

コロガル公園については、フィジカルに危険と隣合わせな場所であり、そのための緻密な配慮と知恵のお話もぎっしり。マニュアル大事!とか、事故はたいてい親が作ってる(背中を押すとか、引っ張るとか)などなど。

このMake Play Safe勉強会は、昨年のアート展示の場所の事故をひとつのきっかけとして、安全なアート展示のあり方のノウハウを共有する場所として作られたと伺いました。

数日して、自分が「食」を仕事にしようと思ったきっけの一つがあの場所(空間)で、2014,2015年はボランティア参加した時のことを思いまだしました。事故が起こる前から、あの場所は身を置くごとに生き物としての生存の危機を感じていました。そして、生き物がある一定時間同じ場所にとどまるということは、生き物として経口摂取に必要な成分は決まっていてそれは計算できるし、環境設計に組み込まれるべきだと考えるに至ったのです。株式会社社員食堂の「食栄養環境整備事業」のルーツはここにあったなぁということを思い出しました。

ちょっと話を戻すと、3年前に会田さんと恵比寿駅に向かう帰り道で「非喫煙者による喫煙者の快適な喫煙環境を考える」というお題を出されたのです。これずーっと忘れられず、時々思い出すのです。や、この「問い」がアートですね。(了)




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