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サメとうふ さん、ラストライブ「目に色を〜瑠璃色〜」@ gee-ge(2020年10月10日)
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10月10日、渋谷gee-geで開催された、サメとうふ さん、企画ライブ「目に色を〜瑠璃色〜」
3ヶ月連続企画「目に色を」の最後を飾る、スリーマンバンドライブ。
そして、「サメとうふ」さんとして最後のライブとなりました。
サメちゃんに初めて出会ったのは、今年1月25日下北沢のSEED SHIP。
原田智亜美さん、坂本タクヤさんとの対バンライブで、その日は360度ステージでピアノがセンターに置かれていました。
サメちゃんの名前を知らなかったので、裸足で現れた、ちょっと幼く見えるサメちゃんの登場に少し驚きました。
翌日、大学で試験(?)があるので早く起きなければいけない!ということで、自分の出番が終わったら物販をそそくさと終えて帰ってしまいました。(笑)
そんなサメちゃんの音楽に魅かれ、ライブに通い出すと間もなく新型コロナ。
自粛期間中は、毎週コミュニティ向けに配信ライブをしてくれました。画期的だったのは、バーチャル物販と称して、配信後にSkype を使って感想を言えたりする相互コミュニケーションの時間を設けてくれたこと。この時間は、非常に貴重だったと思います。ありがたいことでした。
さて、「目に色を〜瑠璃色〜」。
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サポートにドラムとベースを加えたスリーマンのバンド構成。
個人的には、サメちゃんの音楽はクラシックのエッセンスも取り入れた感じを受けていたので、このバンド構成によるアレンジは強烈でした。
特徴的なインストから始まる「交差点」は、ピアノロックと言えるほどビートに乗った曲に仕上がっていました。
ライブのコンセプトである「瑠璃色」から青を連想させる曲として「水槽」は、まさに水の中から見上げた青い世界を感じることができました。
そして、ライブ中盤を彩る「君がくれた花束」
サメちゃんも自分の曲の中で一番好きかも・・と言っていたのに、本番前日の練習で「嫌いになったかも」というまさかの発言。
でも、本番ではたぶん自分が聴いた中で一番素晴らしい演奏と歌を聴かせてくれました。
自分も、サメちゃんの曲の中でこの切ない「君がくれた花束」が一番好きです。
そして、ライブの最期を飾った曲は「林檎」
この曲も、大好きな曲。東京に溢れる日常にまつわる表現が秀逸な曲。バンド構成で聴けたのは本当に良かったです。
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ラストライブということで、記念に「思草」と「林檎」のCDに日付とサインをいただきました。
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あ、ラストライブの理由は、予想通り 改名 をするからとのことでした・・
もしかしたら、お嫁に行くのでは?という懸念は取り越し苦労でした(笑)
新しい名前は、11月ごろ発表になるそうです。
新しい名前とともにどんな音楽を届けてくれるのか・・ 新たなる飛躍に期待です。
でも「サメとうふ」の名前とその素晴らしい音楽は、これからもちゃんと覚えておきます。
【support member】
Ba. 飯塚祐太郎 @YutaroonBass
Dr. 小野ちっくん真裕 @masapirosiki