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2024年6月15日 エナ星空ライブ『wonder』

2024年6月15日(土)
開場17:30 開演18:45
会場 道立ゆめの森公園

【サポートミュージシャン】

Key. 吉澤早紀さん @marettoo
Gt. 門馬由哉さん @Yuya_Gt_Monchan
Ba. 阿部拓也さん @chobass_9250
Dr. 神田直樹さん @naoki_kanda_OLD

あの日、エナさんが見たかった景色は確かにそこにあった…

今回で三度目となった、エナさんが出身地である北海道中標津町で開催する野外フリーライブ。今回は エナ星空ライブ『wonder』 と銘打って開催された。
過去二度のライブ
2023年6月24日(土) エナ星空ライブ 『0%(ゼロパーセント)』
2023年10月22日(日) エナ草原ライブ『0%』
も大成功だったと思うけど、三度目となった エナ星空ライブ『wonder』では、会場のオーディエンスとエナさんがこれまで以上に一体となって、貴重なライブの空間と時間を共有できたと感じた。それこそが、エナさんがホームタウンである中標津にこだわってライブを行ってきた真の理由ではと感じるものだった。

夕暮れ迫る時間帯に、ライブは「メロディ」からスタート。天気は雨こそ落ちては来ないもののあいにくの曇天。
そんなことを気にするでもなく、エナさんは元気に歌う。いつも通り観客席に飛び込んで行ったり(例によってカメラからはフレームアウトする)するうちに「真夜中のファミレス」あたりでは、ちびっ子を中心に観客の皆さんもどんどんステージに迫ってくるように。
おかげで、撮影していたカメラの前にも人影が入るようになってしまい、同じ状況で撮影していたノビス内藤さんと苦笑いしてしまった。

でも、これこそがまさしくエナさんが望んでいたことなのだと感じた。大人も子供も聴く人全員が、自由に音楽を楽しみ、会場全体が一体感を増していく。本当に楽しく素晴らしい光景が広がっていった。

中標津高校吹奏楽部の皆さんと一緒に音を奏でた「ソーダライト」も、そのような光景を作り出す一つの大きな演出だったと思う。ブラスバンドで演奏する高校生の皆さんと指揮する先生。それを見守るクラスメイトの皆さんや、父兄の皆さん。まさに中標津の町全体でこの音楽イベントに寄り添い楽しんでいた。

ちびっ子に見守られながら歌うエナさんとバンド、中標津吹奏楽部の皆さん
「ソーダライト」を歌うエナさんと中標津吹奏楽部の皆さん

ライブはあっという間にクライマックスを迎える。天気は星空どころか、道東の表現で「海霧(じり)」と呼ばれる霧雨が降りしきる状況に。そんな中で「中標津があるから音楽を頑張ることができる」と中標津愛を語り、最後にエナさんが選んだ曲は「世界でたったひとつ」だった。

歌い終わるや否や。高校生を中心にアンコールの掛け声が・・
エナさんもすぐに応えて、この日二度目となる「星が鳴る道」をアンコール曲として全力で歌う。会場もこの瞬間を待ちわびたかのように一緒に楽しむ・・
このライブのもつエネルギー、一体感、喜び、楽しさが凝縮された瞬間を、このレポート読んでいただいた方にお見せしたい。そんな感情を共有していただければ嬉しい。

【エナ星空ライブ『wonder』セットリスト】

1: メロディ
2: 星が鳴る道
3: 真夜中のファミレス
4: こはく日和
5: ソーダライト
6: wonder
7: オレンジ色の夕焼け
8: リンドウの道
9: 片目に涙
10: サヨナラの音
11: 世界でたったひとつ
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12: 星が鳴る道

最高の笑顔のエナさん、ありがとう!

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