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釣り人がルアーを買った時の挙動(愛着、そして信頼へ)
最近釣りのマナー向上が話題になっています。昨日もSNSで釣り場に捨てられたゴミの写真を見て不思議に思ったのは「ルアーのパッケージ」が捨てられてたんですね。これは一体どの様な現象なのか??正直全く理解出来ません、、。
そこで恐らく多くのアングラーが自分と同じ様な感じだと思うので新鮮味がある内容ではありませんが「本物の釣り人がルアーを買った時の挙動」を振り返ってみたいと思います。
その一、まずは自宅の机など落ち着ける場所で開封の儀を執り行います。買ってきたルアーをパッケージのままじっくりと観察したうえで開封します。開封後のパッケージもルアーの基本情報の固まりなので勿論保存しておきます。
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その二、本体の細部を確認します。フックの鋭さやボディーの長さ等の本体のスペックも再確認します。例えばラパラのCD3は3センチかと思ったら実は4センチある、5gと書いてあるジグが本当は6gだった、、などの盲点もあるので要注意です。
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「3センチ??あれ4センチ??」
その三、いつも使ってるロッドにセットして振ってみます。実際に投げなくても振ってロッドにどれくらい重みが乗るかの感触さえ判れば実際のフィールドでの実釣のイメージが付きます。ただし室内でテンションを上げ過ぎてロッドを折ってしまったりルアーを壁にぶつけて割ってしまう可能性もあるのであくまで冷静に行います。
その四、浴室に直行し身を清めると同時に湯船でルアーを泳がせます。動きの確認です。「ガバッ!!」等と叫びつつ手で食いつく魚のマネをすると臨場感が増しますがフックを手に刺さない様に程々にします。入浴時は血行がいい為針が刺さるとかなりご機嫌に出血します。
なおこの動きはワーム購入時も変わりません。ワームオイルが湯船に浮くのを恐れてはいけません。
その五、タックルボックスに収納してひと段落です。釣行前にはこのボックスからなにを持って行くかで思い悩むのが至福です。
と、この様な釣り人として当然のプロセスを踏めば「その一」の段階でパッケージが釣り場に存在する可能性自体が皆無であります。釣り場でパッケージから出したばかりのルアーなど魂が入っていないも同然。とても信頼して釣りは出来ません。たまに新品ルアーで魚が釣れると「入魂」等と言いますが魂を込める作法は釣り場に赴くもっと前から始まっているのです。
逆に言うとルアーも釣行前から丁寧に準備し、愛着が感じられるまでにコンディションを整えて使えば自ずと釣り自体に自信が生まれて良い釣果に繋がります。
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マンマ・ミーア!!