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学校ではない場所で教える英語

英語を学ぶことができる場所は学校だけではありません。

それを分類すると、大きく二つに分けられます。

一つ目は、入試の対策として、学校英語を補助してくれるところのように、ペーパー試験の対策をやってくれるところ。

もう一つは、英会話を習得させてくれるところ。

まず、一つ目の試験の対策としての英語を教えてくれることろ、すなわち塾です。

高校受験のある中学校の3年生ともなるとおよそ80%もの人が塾に通っています。どこの都道府県も高校入試で英語を課していますから、ほとんどの塾で英語を教えていることでしょう。

塾で教えているのは、入試を突破するための手段です。

それが、本当の英語力につながるかどうか、ということは二の次です。

というか、塾で英語を教えている人のほとんどが本当の英語力について考えることは、無いような気がします。

そして、もう一方の英会話を習得させてくれるところ。

大手から中小までいろいろあります。

当然ですが、週1回1回60分程度、ネイティブの先生とお話をするだけで英語が話せるようにはなりません。

最近はオンライン英会話が花盛りです。単にネイティブの先生とのおしゃべりだと、なかなか上達は難しいです。


と言うわけで、日本には英語教育産業として、約9000億円。学習塾産業として約1兆円。合わせて日本のGDPの約0.3%を占めています。

それだけお金をかけているのに、なぜ話せる人が少ないのか。


塾業界は、試験対策のみ。

英会話業界は、本当に話せるようになってしまうと、先生の質を上げるために手間がかかる。それに、ある程度できるようになってしまうと、辞めてしまうから、「もうちょっとでどうにか話せそう」とずっと思わせることが大切。


そんな構図が見えてきます。

そんな民間英語教育機関の端くれですが、ちゃんと、出来るようにして卒業させています。


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