都立高校はスピーキングテスト導入
令和4年度から都立高校の入試にスピーキングテストが導入されます。
東京都教育委員会による詳細はこちら
大学共通テストにおいて、民間テストを用いた四技能試験は無くなったのに、東京都はがんばって導入する方向でいます。
現在の都立高校の入試問題は、リスニング・リーディング・ライティングが導入されています。
都立入試の英語の問題は、なかなかバランスがよくできていると思います。
15年ほど前のライティングの問題は、毎年ほぼ同じ出題内容だったため、予め文章を三つ覚えさせて試験に挑めばどうにかなりました。しかし、今ではしっかりと問題の前提となる文章を読まないと、書けなくなっています。
ここに、スピーキングテストが加わると思うと、かなりしっかりと英語力を見極められるようになります。
スピーキングテストは、予めタブレットを使って解答しておくようなので、入試当日の試験時間が伸びるようなことは無いそうです。
英文の音読と、質問に答える二つのセクションがあるようです。
英検の二次試験と似ています。
おそらく、導入して2~3年は若干の混乱がでてくるでしょう。それでも、導入に踏み切ったことは評価されることだと思っています。
学習指導要領における外国語の目標は以下の通りです。
「第1 目 標 外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方を働かせ,外国語による聞くこと,読むこと,話すこと,書くことの言語活動を通して,簡単な情報や考えなどを理解したり表現したり伝え合ったりするコミュニケーションを図る資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」
見てわかるように、四技能を身に付けることを謳っています。
ですから、スピーキング能力も当然学校で身に付けるべき内容なのです。
「大学受験を見据えると不要」とか言って、やらなくなるとかないですよね。
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