【スナックカシマVol.2 後編】どんどん広がる水辺ライフの“妄想”
「水辺ライフを妄想しよう」をテーマに、茨城県潮来市の「潮来遊覧船組合 待合所」にて開催されたスナックカシマvol2。
後編レポートでは、それぞれが思い描く新たな水辺ライフのカタチをキャッチアップする姿をお伝えします!
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SUPから水辺ライフはどう広がっていくのか
横地さん(以下、横地)「水辺でSUPをして終わり。ではなくて、マルシェを開催したり、テントサウナを開いたりすることで、映画を上映したり・・・。そんな水辺で“過ごす”空間をつくりたいと思っているんです。」
菊地「音楽イベントとかも良いですよね。SUPをした後に、水辺でお酒を片手に音楽を楽しめるような。」
小林さん(以下、小林)「潮来市の方々って祭りが大好きだから、それと絡めても面白そうだよね。」
横地「あとはSUPと合わせてろ船や水上バイクとか、色々な水辺でのアクテビティを楽しめたら良いよね。水辺の過ごし方って、こんなに選択肢があるんだってみんなに気づいてもらいたい。」
参加者みんなでトークセッション
ここからは、来場してくださった参加者の皆様を交えながら、トークセッション。
潮来市の水辺を活かしてどんな面白いことができるのか、ざっくばらんに語り合いました。
会場参加者A「クラブみたいに音楽を聴いたり、食事をとったり・・・。フローティングレストランのようなコンセプトも面白いんじゃないかな。音楽とグルメを組み合わせて、食べて騒げる場所があったら楽しいよね。」
菊地「絶対それは実現させたいですね!もともと平成初期の潮来市には屋形船の文化があったんですよね。」
会場参加者B「今ではもう乗る人が少なくなって、ほとんどない状態なんですよね。この屋形船の文化も、どうにか復活できないかな。」
会場参加者C「屋形船を現代風のコンセプトにアレンジしたらどうだろう?わざわざ都心に出向かなくても若者が楽しめるものにしたいよね。あとはナイトSUPとかも楽しそう。」
会場参加者A「SUPじゃないとたどり着けない離れ小島みたいなものをつくってみるとかね。SUPを漕いで、その島への上陸を目指すみたいな。まさにアドベンチャー!」
会場参加者C「それは楽しそう!島にアスレチックを作ったら子どもがもっと楽しめるよね。」
トークセッションでは、アンケート機能を活用しながらオンラインで参加している方々とも意見交換。
オンライン参加でも、まるでその場にいるかのような、熱意が伝わってきました。
オンライン参加者D「地域コミュニティツールとしてのSUPツアーと、観光客へ向けた地元を楽しめるローカルツアーは分けたほうがいいのでは?」
横地「もちろんそれも一理あるのですが、まずは地域コミュニティツールとしてのSUPツアーを優先度高く進めていきたいと考えていて。まずはSUPを地域に溶け込ませる必要があるんですよね。認知度を高めて、SUPの楽しさを知ってもらうっていうのが第一の目標かなと。」
オンライン参加者E「やっぱりどうしても自分たちだけでやっていくには限界があるよね。もっとたくさんの人を巻き込んでいく必要がある。」
横地「確かに。それでいうと、潮来市だけでなくて鹿行エリア全体を巻き込んでしまっていいと思うんですよね。例えば潮来市でSUPなどの水辺イベントを楽しんだあとに、鹿嶋市のホテルに宿泊してもらうとか。そんなツーリズムは実現しやすいと思います。」
菊地「地域の方々と一緒になって、たくさんの人々を巻き込んでいく。そんなカタチを目指していきたいですね。」
たくさんの自己実現・「やりたい」が叶うまちに
菊地「我々KXは様々なプロジェクトを通して“Playful Sustainable”というモットーの実現を目指しているわけなんですが、横地さん・小林さんにとっての“Playful”とは一体何なのかをお伺いしたいですね。」
横地「僕はこの水辺自体をPlayfulだと考えているんです。こうやって皆さんという仲間と一緒に、アイデアを出し合っていけば新しい何かが自然と生まれるんではないかと思います。まさにPlayfulですよね!」
小林「こういった活動をしていると、仕事と遊びの境目がどんどんなくなっていくんです、あまりにも楽しすぎて(笑)。だからそういった意味では、自分にとってのPlayfulは仕事なのかもしれないですね。」
菊地「横地さんの言葉にもあったように、まちづくりの一番のキーワードって仲間なんだと思うんですよね。これからもスナックカシマを通して、まだ出会えていない仲間たちを見つけていきたいです。」
スナックカシマVol.3 参加お申し込み受付中!
次回のスナックカシマは4月18日(火)に開催予定。トークテーマは「~このまちに新たな文化を~ フットゴルフを通じた カシマのまちづくりを妄想しよう!」。鹿行・カシマの若手実業家が、これから街をどのように盛り上げていくのかを語り合います。乞うご期待!