【カシマプレサスツアー Vol.1】三豊・前編 2023/07/01-07/02
弊社、株式会社KXでは、7月1日〜2日の1泊2日でカシマプレサスツアーを初開催しました。初めてのカシマプレサスツアーでは、以前私たちが視察に行かせていただいた香川県三豊市の方々をはじめ、全国から地方の地域活性化に携わる方々に鹿行・カシマ(以下、カシマ)にご来訪いただきました。
カシマプレサスツアーとは?
KXでは、”Playful Sustainable”を合言葉に鹿行・カシマ地域で活動をしています。また、”Playful”を自身の”好き”、”こだわり”、”信じること”を追求している状態、”Sustainable”を土地ならではの要素や力を活用し、楽しみ、リスペクトしている状態と定義しています。
これらを体現されているカシマのプレイヤーのみなさんの活動を、地域外の影響力/発信力のある方々にご紹介し、外部のプレイヤーをも巻き込みながら鹿行・カシマの未来を考えていくことがカシマプレサスツアーの主旨となります。
カシマプレサスツアーの実施にあたっては、地域の方々はもちろん、鹿島アントラーズ様及び第2種旅行業を取得している一般社団法人アントラーズホームタウンDMO様にご協力いただき、催行をしています。
なお、KXでは今後も継続的にカシマプレサスツアーを実施することで地域内外のプレイヤーの繋がりや地域内資源の発掘など地域の新たな価値創出を行っていきたいと思っています。
鹿行・カシマへの視察のワケ
2月初めに、カシマの活性化に強い思いのあるローカルプレイヤーと視察・訪問した香川県三豊エリア。三豊への視察で個人、プレイヤーそれぞれの「自己実現・表現」「好きの追求」「共助の文化」が地域づくりの上で重要という考え方や三豊の方々が行っているアクションに感銘を受け、三豊の取り組みが、カシマにおけるベンチマークの一つとなると実感し、また、異文化(他の地域の方々)と交流・情報交換をすることの重要性を認識しました。
三豊への視察についてはスナックカシマVol.1 の開催レポート前編:三豊市視察報告会で得たヒントは“地域プレイヤーの熱”/後編:三豊市視察を経て、これから私たちにできることをご覧ください。
今回は三豊への視察の際にお世話になった方々より「是非、今度はカシマに行ってみたい!」「カシマの面白い方々を紹介して欲しい!」という嬉しいお声をいただき、「カシマプレサスツアー三豊」と称し、三豊から数名と三豊のキーマン・古田秘馬様よりご紹介いただいた全国の地域活性化に携わる方々にご来訪いただきました。
カシマプレサスツアー三豊
今回のカシマプレサスツアー三豊(以下、プレサスツアー)の行程は下記の通りです。
東京駅発着の1泊2日の行程で、1日目は鹿島アントラーズの試合日にもあたるため、まずは「全身で鹿島(鹿嶋)を知って・感じていただく」スケジュールとなっています。
2日目は鹿嶋市以外の地域にも足を伸ばしていただき、「カシマのローカルプレイヤーとの意見交換」がメインのスケジュールとなっています。
DAY1 : 「全身で鹿島(鹿嶋)を知って・感じていただく」
10:10 東京駅出発
日本全国からお集まりいただいたみなさんをカシマにお連れするということで、カシマへの玄関口・東京駅八重洲口にご集合いただき、行方市の霞観光株式会社様の貸切バスでいざ、カシマへ!
東京駅からのバス車内では、各メンバーの自己紹介から始まり、当ツアーのオリエンテーションを実施しました。
今回のツアーでは、下記10名のお客様とKXとともにカシマについて考えてくださっている株式会社NEWPEACEのみなさんにご参加いただきました。
古田 秘馬様 株式会社umari 代表取締役
北川 智博様 株式会社MISO SOUP 代表取締役
瀬戸内うどんカンパニー株式会社 代表取締役CUO
合同会社三豊鶴 代表社員
小玉 祥平様 香川県三豊市役所 三豊市教育センター長
田島 颯様様 暮らしの交通株式会社 代表取締役
一般社団法人U 理事
池田 寛人様 株式会社ファンベースカンパニー(野村ホールディングス株式会社子会社)
石田 遼様 株式会社NewLocal 代表取締役
風間 教司様 有限会社風間総合サービス 代表取締役
株式会社DANNAVISION 代表取締役
株式会社城崎珈琲焙煎所 取締役
株式会社 Inter Local Partners 取締役
小池 秀明様 有限会社小池 代表取締役
株式会社Inter Local Partners 取締役
山本 桂司様 株式会社Inter Local Partners 代表取締役
株式会社ハンズオブグラビティ 代表取締役
牧 亮平様 三菱地所株式会社 有楽町街づくり推進室マネージャー
高木 新平様 株式会社NEWPEACE 代表取締役
中島 いずみ様 株式会社NEWPEACE
井上 太輝様 プロデューサー
田中 せり様 アートディレクター
ご参加いただきありがとうございました!!
オリエンテーションでは、カシマの位置関係や歴史などの地域の基本情報から地域と鹿島アントラーズの関係性、鹿島アントラーズの歴史など、まずは鹿行・カシマ地域を知ってもらうことを意識して行いました。
11:50 鹿島神宮
東京駅からバスに揺られること1時間30分。
まずは、カシマが誇る有数の観光スポット・鹿島神宮へ。
鹿島神宮では、ご祈祷を行っていただき、鹿島神宮の歴史や境内のご案内をしていただきました。境内を散策し、参加者のみなさんにも鹿島神宮が由緒正しい歴史ある神宮ということや鹿と深い関係性があるということをご認識いただけたと感じています。(鹿島神宮の写真は掲載申請を行なっていないため掲載いたしません)
13:20 PARADISE BEER FACTOR
鹿島神宮の参道・大町通りにある 「鹿嶋パラダイス」が運営するマイクロブリュワリーで茨城県初の農家直営クラフトビール店「PARADISE BEER FACTORY」さんへ!
鹿嶋パラダイスは 「自然栽培」という野菜本来の味を引き出す、効率とは無縁の農法を実戦。鹿島神宮の表参道(大町通り)で、鹿島神宮の御神水を仕込水として醸造したクラフトビールと自家製野菜たっぷりの健康的で滋味深いお料理を提供しています。
今回は以前、スナックカシマVol.4 カシマで壮大な実験を。Paradise Beer Night!!でも1日店長をしていただいた店主の唐澤 秀さんに自然栽培で野菜を作る想いや夢などを語っていただきました。
唐澤さんはご自身を「僕、ただの食いしん坊なんです!それも執着型の。」と話し、食いしん坊故に、「美味しいものを美味しく食べたい!」という想いから作り手の農家から飲食店まで始めてしまったというから驚きです。
美味しいお料理に舌鼓しながら、唐澤さんのお話に真剣に耳を傾けていらっしゃった参加者のみなさんの姿がとても印象的でした。
美味しいお料理と情熱的でユーモアのある唐澤さんの貴重なお話を伺った後は、街の景色や雰囲気を感じていただくため、徒歩で隣の仲町通りにある私たちKXの拠点・タカラヤハナレへ。
14:20 鹿島神宮周辺/タカラヤハナレ
私たちKXが仲町通りに拠点を置かせていただいた経緯や理由、これから私たちがタカラヤハナレでどういった活動をしていきたいか、というお話をさせていただき、まちが元気になる火種づくりの先駆者である参加者のみなさんから色々なご意見やご感想をいただきました。
実際に私たちの拠点やその周辺環境を見ていただき、私たちが考えていることに対し、様々な角度からご意見やご感想をいただけるとても貴重な機会となりました。
仲町通りをお散歩しつつ、先程の唐澤さんが仲町通りで営むジェラートとドーナツのお店「Paradice Gelato & Donuts」へ。
鹿島神宮や神宮周辺、タカラヤハナレも見ていただいたので、この後はこの地域からは切っても切り離せないJリーグチーム・鹿島アントラーズについて知っていただくことに。
15:10 鹿島アントラーズ クラブハウス
まずは、鹿島アントラーズの選手が毎日トレーニングをし、多くのクラブスタッフのオフィスとなっているクラブハウスです。
正面でバスを降りるとみなさんそそくさとしかお像の前へ!同じポーズをして写真を撮る姿や私が「クラブマスコットのしかおです!奥さんはしかこで息子はアントンって言うんですよ!」と紹介すると「アントン!?和風からすごい洋風になったね!」なんてお声も…!
ピッチも見ていただき、鹿島ならではの風景のひとつ、「風力発電の風車が背景の練習場の景色」もご覧いただきました。
15:30 カシマサッカースタジアム
そして、鹿島アントラーズの聖地・カシマサッカースタジアムへ。
まずは、メインエントランスで記念撮影をし、スタジアムのバックステージからピッチ脇へ。試合日のピッチ脇はセキュリティの関係上、通常入ることは出来ませんが、今回は特別にピッチ脇に入れていただきました。
鹿島アントラーズのことをあまりよく知らないみなさんも、この瞬間が一番テンションが上がっていたのではないでしょうか!!
ピッチ脇でのみなさんの笑顔を見て、スポーツ/サッカー/鹿島アントラーズというコンテンツは、特別に興味があるわけではない人でも一瞬にして惹きつけることのできる強いコンテンツのひとつなんだと改めて感じました。
その後はスタジアムを出て、カシマサッカーミュージアムへ。
カシマサッカーミュージアムには鹿島アントラーズの歴史やカシマスタジアムの歴史が感じられる展示がたくさんあります。鹿島アントラーズのサポーターだけでなく、サッカー好きであれば一度は行って欲しい場所です。
日常的にサッカーに触れていない参加者のみなさんもミュージアム内ではとても興味津々!真剣な面持ちで展示をご覧になっていました。
この日は5/14(日)に国立競技場で行われた名古屋グランパス戦のビジュアルの展示が行われていたので、その前で集合写真。みなさん、ジーコさんはご存知のようでした!さすが神様!
カシマサッカーミュージアムだけでなく、カシマウェルネスプラザやアントラーズスポーツクリニックなど、カシマスタジアムに併設されている施設も見学させていただきました。
カシマウェルネスプラザ内ではトレーニングマシンを始め、ヨガやエクササイズなどのスタジオプログラムなど様々なプログラムが行われているのですが、ボルダリング施設があることをご存知の方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。
18:00 試合観戦
いよいよ試合観戦です。この日は明治安田生命J1リーグ第19節京都サンガF.C.戦でした。
参加者のみなさんの中には、試合前にユニフォームを購入して気合い十分!な方も!!
試合では、鹿島アントラーズのホームゴール裏が深紅に染まる光景を見て驚かれている方々が多く、チャントにもみなさん興味を持っていただけていたようでした!
試合結果は0-0の引き分け。
残念ながら勝利とはいきませんでしたが、試合前のスタジアムグルメやゴール裏の熱気など試合観戦も楽しんでいただけたようです。
20:30 懇親会
試合後はカシマスポーツセンターのラウンジにてカシマで活躍するローカルプレイヤーの方々との懇親会を開催。約40名のみなさんにご参加いただきました。
この懇親会では地域内のローカルプレイヤー同士の交流・意見交換はもちろん、今回ツアーにご参加頂いているみなさんと交流・意見交換をすることによって新たな気付きを得られたり、新たなコネクションが出来ることを目的とし、開催させていただきました。
また、この日、カシマスタジアムに試合観戦に来られていた鹿嶋市長の田口市長にもご参加をいただき、ご挨拶をいただきました。
自己紹介や取り組まれている事業、活動などをきっかけに仕事の話から趣味や鹿島アントラーズの話まで、みなさん思い思いに様々なお話をされて盛り上がっている様子が散見され、とても有意義な時間になったのではないかと感じています。
また、神栖市で活動をされているドローンレーサーの犬飼さんによるデモンストレーションも行われ、みなさん初めて見る小型ドローンの小回りの効く動きを見て驚かれている様子がとても印象的でした!
最後は「これだけは覚えて帰ってもらいたい!」と、スタジアムでは歌うことの叶わなかったオブラディ・オブラダをカシマのみなさんから参加者のみなさんへ伝授!
この日、一番の盛り上がりでした!
23:00 たびのホテル鹿島
今回、宿泊は神栖市のたびのホテル鹿島へ。
こちらのホテルは地方創生型のカジュアルブランドホテルというコンセプトを掲げ、特に朝食では地元の食材を使ったお料理が提供されています。
23:30 2次会
チェックイン後は希望者のみで2次会へ。
カシマ地域の方々含め、前日までの参加希望者を大きく上回る人数の方々にご参加いただき、夜中までご自身の活動についてお話しをされていたり情報交換をされている様子がとても印象的でした。
DAY1:FIN
1日目は鹿行・カシマ地域の鹿嶋市に絞り、「全身で鹿島(鹿嶋)を知って・感じていただく」盛りだくさんなスケジュールを何事もなく終えることができました。
特に懇親会や2次会では、地域内外の方々が交流し、お互いの情報交換や相談・アドバイス等し合っている様子がとても印象的で今回のツアーにおける懇親会の目的を達成出来たのではと感じました。
翌日、DAY2の様子は 【カシマプレサスツアー Vol.1】三豊・後編 2023/07/01-07/02 をご覧ください!
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