PSJ Focus 2022 powered by Predator #13 PBC#1 優勝チームインタビュー 「3R Gaming Lotus」
「PSJ Focus powered by Predator」は、PUBG SCRIM JAPANによるnoteの連載企画です。PUBG SCRIM JAPANをサポートいただいているPredatorさんの協力をもとに実施しています。PC版PUBGの競技シーンにおいて、現在活躍しているチームや新進気鋭の若手チームなど、活躍に期待がかかるチームをより知ってもらえるようにインタビューを行っていきます。
2022年第13回は、PUBG SCRIM JAPAN Beyond Cup(通称:PBC) Season1で見事優勝、2022年の国内公式大会でも軒並み上位に食い込む活躍を見せる、3R Gaming Lotusの皆様にインタビューを行いました!
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ottyan:
“おっちゃん”と申します。チーム内ではサポートという役割で動いています。趣味はPUBG以外ないです(笑) 休日も寝て起きたらPUBGするか、アニメ見るかくらいしかやってないですね。チーム内では1番ファイト面では欠けてるので、そこをどうやったら直せるか、日々悩みながら練習してます。
hirochan:
“ひろちゃん”って言います。ロールはアタッカーで、前線で戦う事が多いです。休日は、ゴロゴロしてたり、気分転換に車でどこかに行ったり、あとはサウナ行ったりですかね。
Hunt:
“はんと”です。ポジションはメインオーダーです。趣味は猫と遊ぶことです。あとは…。
ottyan:
彼女募集中じゃない?
Hunt:
あぁ、それはいつでも(笑)
※Hunt選手は”GGangsu”というIGNでPBCに出場されていましたが、10月4日に現表記に戻すという本人からの発表がありましたので、本記事では”Hunt”と表記いたします。
あめまる:
“あめまる”です。元々は3Rのストリーマーをしていて、今年の途中からマネージャーになりました。趣味は音楽を聴くことと、PUBGをすることです。基本的にはHuntの日本語の先生をしています。
PBCの初代王者になって
ottyan:
自分たちはBグループで、Tier1のチームも多かったので、いつもの感じというか、楽しめそうだなって感覚でプレーしていました。自分たちは勝たなきゃいけないって感じで挑んで、予選でも決勝でも1位になれたので、気持ちいいって感じですね(笑)
hirochan:
僕は予選でスタッツに載ることができなかったり、1人でやられてしまう場面が多かったので、そこが反省点ですね。決勝には僕は出ていなかったんですけど、見ていた感じ、初動ファイトで3人対4人で負けた場面とかがあったので、そういうことが無かったらぶっちぎりで1位になれたかなって思いますね。
Hunt:
私はPBCが始まる前から1位になれる自信があって、「1位になります」って宣言もしたので、私が思ったように動けたと思います。
ottyan:
最近チームが減ってきてしまっている中で、「大会」が開催される、経験が積めるってだけでありがたいですし、加えてチームで活動されていない方とか、普段は観戦中心の方が、プロと撃ち合ったり、実際に同じフィールドに立つことで「やっぱりすごいんだな」って思ってくれたら嬉しいな、なんてことを思っていましたね(笑) 凄くいい機会になると思いますし、参加してもらえることで「PUBGって楽しいんだ」って思ってもらえれば、1番嬉しいです。
Hunt:
韓国では、イベント的なマッチとか、アマチュアだけが参加できる大会とかはありましたけど、プロとアマチュアが一緒に戦うって大会はありませんでしたね。
hirochan:
自分もカスタムに参加したりしていて、「アマチュア最強」って言われていたチームとかは知っていたんですけど、実際にチームとして戦ってみても「結構やるな」って見てて思いました。コミュニティ大会とは言いつつも、プロに本気で勝とうとする姿を見せていたので、レベルの高さを感じましたね。
攻撃的なスタイルへの進化
Hunt:
特に生存に対する意識はしていないです。私が動きを考えるときは、”次”ではなく、”次の次”であったり、安置を見ながらマッチのエンディングを予想してプレーするようにしています。例えば突貫した時とか、ファイトをするときも、そこを取った時に次にどこに動くことができるかを判断してから戦いに行くようにする、とか。今大会もそういったことを意識した結果、生存順位も高かったし、1位になれたんだと思います。
Hunt:
生存を意識してムーブをしてしまうと、どうしても戦うしかない状況でも消極的になってしまいます。私はそれが嫌で、スクリムでも大会でも、常に戦うつもりで積極的にチームを動かすようにしていますね。日本のチームは守備的なチームが多いです。だからこそ私が3RLに加入した時には、常に「守備的にプレーをしてはダメだよ。もっと積極的に、強気で行くしかないんだよ」って毎日のように話をしていました。
ottyan:
国際大会を(Huntと)一緒に見たりする中で、「ここ取ったら強いなぁ」っていうところで2ノック以上ログが流れたら、ポイント+良ポジションってことだから、みんな積極的に突貫してくるみたいな事がありますけど、それ見てるとhuntがやってるような考えと同じ動きなんですよね。反対に、「これ日本だと行かないだろうな」みたいなことも話しますね。
hirochan:
そうですね。裏でタレットを置いてくれているのが信頼できるので、ガンガン詰めていけます。
Hunt:
正直なことを言うと、凄く怯えたプレーをしているように見えます。日本には場合によって強かったり、弱かったりするチームが多いですが、本当に強いチームはずっと強いでしょう?波があるってことは、このゲームへの理解度が関係しているのだと思います。スクリムや大会でも「なんでここにいるの」とか、「なんでそこを使っているの」とか、「なんでこのタイミングで来るの」という場面が多いですが、日本の強いチームはこういうところの勉強がちゃんと出来ている。勉強することが大切だと思います。
成長を続ける3RL
ottyan:
んー…。やっぱり、如何に冷静でいられるか、っていうのを日々のスクリムや練習で意識していたのが効いてきているのかなって気はしますね。頭が固くなると、1個しか思考が出てこなくなるので。あとは数をこなしてきたって部分ですかね。メンバーみんなが普段やれているいいところを、大会でちゃんと出せたって部分が大きいと思います。
hirochan:
元々しずく(現3R Gaming ストリーマー)とかがいた時代からフィジカルはみんな強かったけど、ムーブの選択肢の幅が狭かった。例えば突貫したり、耐えムーブをしたりってのはあったけど、安置の大外を回ってムーブするっていうような考えはほぼありませんでした。結局少ない選択肢の中から選んで動いても、やられてしまうとか、途中で欠けてファイトまで持ち込めないこととかが多かったです。今はHuntのオーダーを聞いて、「Huntだったらこういう考えする」とかが自分の頭にも入るので、安置外れたならこうしようとか、次はこうしようとか、動きの選択肢が以前より考えられるようになったのが成績に繋がったんだと思います。今はちゃんと次を決めてから行っているので、勝つ自信しかないです。
あめまる:
個人的には、Huntが入ってから、ottyanやhirochanの消極的な部分を引き上げてくれたなって思います。これまでも2人には倒したいって気持ちはあったけど、なかなかそういった部分が出せていなくて、今は倒せる敵を綺麗に倒しきることができるようになって、そうやって気持ちと一緒に実力も上がっていったって感じています。
ottyan:
次回大会も様々なチームが出てくると思いますが、どのチームが出てきても1位を取れるように頑張ります。これからも3Rの応援よろしくお願いします!
hirochan:
次回大会も優勝します!応援お願いします!
Hunt:
まあ1位はまた私たちがとっちゃいますかね(一同:(笑))
いつもありがとうございます。これからも応援してください!
あめまる:
ファンの皆さんに応援してもらってる限り、私たちは頑張り続けますので、これからも応援よろしくお願いします!
また、今回は残念ながらインタビュー日は都合がつかずにご参加いただけませんでしたDAHLIA選手ですが、ご厚意により別途質問に答えていただきました!
DAHLIA:
いい順位で終われてよかったです。
大会が減ってきている中、誰でも気楽に参加出来るPBCが始まったことは大きなことだと思います。これからも開催を続けて貰えたら嬉しいです。
DAHLIA:
Huntのオーダーが大きいと思います。
Huntのオーダーはチームメンバーの火力を活かす、強気なムーブが多いのでキルが取りやすいと思います。
DAHLIA:
よく見てからムーブすることです。
せっかく火力があるチームなのにノールックの突貫ばかりだと勝率は高くなくなると思うので、よく見て寄り良いポジションを取ることをチームで意識しています。
DAHLIA:
サブオーダー謙サポートです。
DAHLIA:
みんな信頼はしていますがリーダーなのでおっちゃんですかね笑
チームを上手くまとめてくれていると思います。
DAHLIA:
いつも忙しい中応援してくださりありがとうございます。
これからもより一層強い3RLを見せていきたいと思うので引き続き応援お願いします!
以上、3R Gaming Lotusの皆様でした。自分たちが積み上げてきた経験を自信に変え、更なる成長を予感させる3RLに要注目です!
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インタビュー・文章執筆: ノンナ Twitter