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プリズムリバー三姉妹には蓬莱要素が少し含まれているって話

はじめましての人ははじめまして、そうでない人はこんにちは。

いつもはTwitterで東方に関する妄想や感想を述べているのですが、今回のは文章が長くなりそうなのでnoteに書くことにしました。まぁようするに「これってもしかしてこうかも?」って感じのふわっとしたいつものやつなのでそこまで本気でとらえないで欲しいです。

さて、タイトルにもある通り今回はプリズムリバー三姉妹と蓬莱のお話です。この単語の組み合わせで一番最初に思い浮かべるものは、プレス版蓬莱人形のブックレットにある廃洋館の人が多いと思いますが今回はそれとは別のお話です。

本文に入る前に、この考察もどきは東方備望録さまの「東方考察」の欄にある「東方ラスボス」で語られている考察を参考に蓬莱=ホーライとして進めていますので、先にそちらを読まれる事をおススメします。また、それ以外にも素晴らしい考察や素材集が掲載されているので、こんなもの読む前に先にこのサイトを網羅しちゃいましょう。

ホーライ三姉妹とプリズムリバー三姉妹との共通点

東方忘備録さまで語られていた通り、Zunさんはおそらく紅魔郷作成前に蓬莱とホーライを掛け合わせ、三部作までの構想を練ったと思われます。事実三部作内には様々な場所に蓬莱要素が散りばめられており、また書籍東方文花帖にて「蓬莱というのは、おそらくこれからも東方の作品に出てくるキーワードだと思っていた」との記述があることからもそのことが伺えますね。

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本題です。前文にあった考察を見てホーライについて調べたとき


天界と地上を結ぶ雲の門の番人でもあり

という記述を見て、東方妖々夢4面に似ているな、と思いました。
というのもホーライという神様は三姉妹合わせてそう呼ばれており(単体だとホーラ)、その4面ボスであるプリズムリバーは三姉妹で対応しているので、
これは意図的にその要素を混ぜた可能性があると思ったわけですね。

東方projectの世界では天界は冥界のどこかしらに存在するので、
これも辻褄が合う。上の画像をみるに雲の中にこの門は存在している。
その門の前に三姉妹が立ちはばかってくる、つまり門番と言っても差し支えない。

なるほど、確かにそれっぽいかも。
でもなんだかこじつけ感が否めない、ので雲の中にある門は他にないかというアプローチをとることにしました。
すると見つかったものは「天国への門」というワード。

大衆文化における天国への門のイメージは、雲の中にあるもので、ヨハネの黙示録21章21節の中の新しいエルサレムの以下の記述から着想されたもの

ヨハネの黙示録 ... 東方に詳しい方ならご存じでしょう。
プリズムリバーという名前の由来となったと言われている書物のことです。
その個所は22章1節であり、天国への門の由来となった個所に近しいですね。

すごい偶然もあったもんですねぇ...
と冗談はさておき、関連性が見えてしまいましたね。
つまり、ホーライの要素を混ぜるだけの理由がちゃんとあったわけなんです。プレス版蓬莱人形のブックレットにプリズムリバーの廃洋館が登場するのも納得ですね。いやぁ、Zunさんにはいつも感心させられますよ本当に。

っていうお話でした。気になることがあったらまたこうやってまとめようかな。(このnoteはもうちょっとだけ続くんじゃ)




プリズムリバー三姉妹とヨハネの黙示録

というわけで続きます。

このnoteを書くためにヨハネの黙示録について改めて調べていると、
8章6節から11章9節までの一区切りを「7人の天使がラッパを吹く」という物語になっていることを知りました。
その中の8章12節をそのまま引用します。

第四の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなくなり、夜も同じようになった。

いやもうこれじゃん...
3という数字に太陽(メルラン)・月(ルナサ)・星(リリカ)
明るいや暗いというのはルナサ・メルランのそれですよこれ。
ラッパという楽器はここから持ってきたのかな?となると最初に作ったのはメルランかもしれない。

あと気になるのはプリズムリバー三姉妹戦の背景にある4本の柱ですね。
なにか由来があるんでしょうけど、そこまで調べる気にはならなかったので、これを読んだ人で気になった方はご自身で調べてみるのも面白いかもしれませんよ?

てかこの考察もどき、蓬莱云々抜きにしてプリズムリバーだけでまとめたほうがよかったんじゃないですかね(^^;