CSSだけでWebページをダークモード対応。ついにChromeにも対応した prefers-color-scheme が超便利
prefers-color-scheme という設定値を使うことで、Webページをかんたんにダークモード対応させることが可能です。Chromeでも本日公開された76から対応されたので、かんたんに紹介します。こちらもあわせてどうぞ↓。
prefers-color-scheme とは
media queryの1種で、CSS上からユーザーがOSでダークモードをONにしているかどうかを判別できます。たとえば、普段は白い背景のWebページを、ダークモードをONにしているPCから見た場合は黒い背景にする、といった対応が行えます。
対応ブラウザ
Chrome, Firefox, Safari等の主要なPCブラウザは対応が完了しました。ただし、スマートフォンのブラウザはまだまだ非対応です。
https://caniuse.com/#search=prefers-color-scheme
デモ
私のブログをprefers-color-schemeでダークモード対応させています。
ダークモードをONにしているPCブラウザからアクセスすると、黒いデザインに変更されます。
対応方法
対応はかなりかんたんです。@media (prefers-color-scheme: dark) {}というブロックを追記し、その中にダークモード時に適応したいCSSを書くだけです。
@media (prefers-color-scheme: dark) {
body{
background-color:#000;
color: #fff;
}
}