助産師になるためには
看護師と一口に言ってもその仕事内容は様々です。また、看護師の資格を取得しているからと言って、看護にかかわることすべてを行えるわけではありません。看護師としてより専門的な技術を学ばなければ対応することができないことも様々あります。そのような専門技術のひとつに妊娠と出産にかかわる業務があります。
看護師の中でも、妊娠と出産にかかわる仕事を専門的に行う職種を助産師と呼んでいます。助産師は、看護師の資格とともに助産師の資格を取得しなければなることができません。助産師資格を得るために受ける助産師国家試験には年齢規定がないので、助産師になるためのタイムリミットはありません。
助産師になるための最短ルートは、4年生の看護大学へと進み、看護師課程と助産師課程の両方を選択して学び、看護師の国家試験と助産師の国家試験の両方に合格することです。このルートならば4年で両方の資格を取得することができますが、助産師課程は3年次に定員を絞る選抜試験を潜り抜けなければならないので、必ずなることができるとは言えません。この方法以外には、4年生の看護大学または3年生の短大や専門学校へと通って看護師の資格を取得したのちに、1年間の短大や専門学校か2年ほどの大学院で学び、助産師国家試験に合格する方法があります。
助産師になる際に気になりがちなことが助産師国家試験の合格率ですが、これはさほど低くはありません。低い都市であってもおよそ89%は合格しているほか、平均で90%前後の人が合格しています。
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