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iPhone/iPad iPhoneの一番かんたんな治し方


僕は今、仕事でもプライベートでも、iPhoneとiPadを使用している。
職場のPCはWindowsで、自宅にもWindowsはあるけど、メインはMac。

このご時世、こんな感じの人は決して少なくない気がする。

Appleの製品が企業でこんなに導入されるなんて、自分としては意外なんだけど、世間的には、もう、そうでもないのかも知れない。



さて、僕は、仕事柄、
「iPhoneやiPadに詳しい人」ということになっているので、
よろずiPhone/iPadのトラブルを持ち込まれる。

「メールがちゃんと表示されないんだけど…」
「Safariが固まっちゃった…」
「ゲームアプリが同じエラーを吐き続けてて、先に進めない!」
「設定した事が反映しないんだ…」

と、いろいろなことを訪ねられるのだが、
僕が返す答えは、だいたい決まっていて、
せいぜいその順番が違う程度なのだ。

もちろん、これから書く方法で、
すべてのトラブルが解決するワケじゃない。
ぜんぶ試してダメだったら、別の方法を案内するし、
場合によっては即Appleサポートへ連絡するよう伝えることもある。

だけど、ほんとうに多くのトラブルは、
「たったこれだけの手順」で解決してしまう。

ずーっとiPhoneを使い続けている歴戦の勇者たちだったり、
Appleサポートに問い合わせてきたりした人たちは、
「そうそう、そうなんだよね」と、納得してくれる事だろう。


前置きが長くなったけれど、それでは、
「iPhoneの一番かんたんな治し方」を紹介していこう。
「直し方」じゃなくて「治し方」なのは、
なんとなく、そっちのほうがピンと来たから。



1.アプリケーションの終了 参考
ホームボタンをダブルクリック→小さく表示されたアプリを上方向にスワイプ

iOS7になって、アプリの終了方法が変わった。
一度に複数のアプリを終了させることも可能。
フリーズしてしまったアプリを終了して、再度起動する事で、改善する事がある。
対象アプリだけじゃなく、全部のアプリを終了して改善することも。

「メールが読み込まれない」「変更した設定が反映されない」などのほか、
「ゲームアプリがフリーズして、先に進まなくなった」などという場合に有効。

余談だけど、SafariやChromeなどのWebブラウザのタブを開き過ぎた場合、
単純に不要なタブを閉じるだけで、トラブルが改善する事も。

ちょっと前まで、
「ホームに戻るだけではアプリは終了にならず、バックグラウンドで動いている。
 バックグラウンド起動中のアプリを放置しておくと、トラブルの起因になりやすい
 だから定期的に不要なアプリは終了しておくほうがいい」
ってのが定説だった気がするんだけど、
Appleサポートの記事を読む限りでは、トラブルが起こった時だけ終了すればいいらしい。

ただ、アプリによっては、バックグラウンドで起動しているだけで、
けっこうバッテリーを消費しちゃうものがあるのは事実なので、
やっぱり不要なアプリは終了しておいた方が、個人的にはいいと思う。


2.電源再起動
スリープボタンを長押し→「スライドで電源オフ」が表示されたら右方向にスライド

言わずと知れた電源オフ。
パソコンでも、再起動でトラブルが改善することがあるので、これはイメージしやすいかと。

「アプリがフリーズした」「動いてるんだけど、なんだかもっさりしている」なんて場合や、
アプリケーションの終了を行っても改善がなかった場合は、試す価値あり。

「何もトラブルがなくても、定期的に電源再起動を行った方がいい」という意見は、
相変わらず根強い。
同じAppleのハードであるMacが、同様に、
「基本的に電源オフではなくスリープでOKだが、たまには電源を切ってね」
と言われているので、iPhoneも同じと思っていいのかも。


3.ハードリセット 参考
Phoneのスリープボタン(電源ボタン)とホームボタンを同時に長押しし、アップルロゴが表示されたら指を離す

パソコンで言うならば、「強制終了」かな。
MacユーザよりもWindowsユーザのほうが、こちらのお世話になることは多かった…のでは?

「電源を入れたら、iTunesに接続を求められた」「勝手に電源が落ちる」などの、
いっけん致命的に見えるトラブルを解決してくれる事がある。
iPhone単体で行えるトラブル解消法としては、強めの手段となる。
1回ではなく、複数回ハードリセットを行う事で、改善することも。



いかがだっただろうか。
もちろん、トラブル解消法は、他にもたくさんある。
だけど、この3つは「必要最低限」の手段であり、
もっとも解決率の高い手段でもある。

実際、今回案内した3つの手段を覚えておくだけで、
職場のIT部門や、Appleサポートに問い合わせをする手間が、
かなり省けるのは、間違いない。

問い合わせをしたら、最低でも30分はかかるトラブルが、
たった5分、10分で解決したら、
それだけでもモウケモノじゃないか。
(そもそも、iPhoneのサポートが切れてしまっていたら、
 Appleサポートでトラブルを解決してもらうには、有償になってしまう)


以上、iPhoneのいちばん簡単な治し方でした。


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