Webサービスを0→1でつくり成功させた起業家は、PRUMのどこに共感したか
株式会社PRUMの人事チームです!
今回は、急成長中のPRUMで代表の岩本稜平を支える、経営企画室の狩俣裕之さんにインタビュー。
狩俣さんは世の中になかったWebサービスを0→1でつくり、10年以上かけて成長させたあと売却した実績を持っています。
現在は日本とマレーシアを拠点に個人の会社を経営する傍ら、次なる役員としてPRUMにジョイン。経営戦略やファイナンス面をサポートしてくれています。
狩俣さんに、これまでの経歴や参画の理由などを伺いました。
振袖のポータルサイトをゼロからつくり、加盟店2,500店舗にまで成長させる
——はじめに、狩俣さんの経歴を教えてください。
狩俣:プログラマーとしてシステム開発会社や外資系ERPコンサル会社(企業の基幹システムを扱う会社)で働いたあと、株式会社TeraDoxを立ち上げました。設立初期はWebに特化したシステムの受託開発を売上の柱としていましたが、自ら開発した振袖のポータルサイトが安定的な収益事業として育ったタイミングでメディア事業に特化していきました。
——なぜ振袖のポータルサイトをつくろうと思ったのですか?
狩俣:私には娘がいるのですが、女の子は20歳になると振袖っていうものを着るということを、次のビジネスを模索する最中に気づき、当時上場していた同業界の販売関連企業の決算書や決算資料を読んだり、非上場企業のリサーチを行ったりしました。その結果、振袖販売、レンタルを行っている事業の広告宣伝費率の高さに気づき、この業界のポータルサイトの需要を確信したんです。
最初は一人でサイトを開発して、店舗の営業も一人でやっていました。さまざまな施策を行いまして、あれやこれやと広がっていき、最終的には加盟店が全ての都道府県に拡がり、加盟店舗数が2,500になったタイミングで、大手企業に売却しました。
——ご自身のアイデアから始まったことがそこまでに。すごいですね!
狩俣:そのあとしばらくは同社の会長職を担っていましたが、現在は退任しています。今は日本とマレーシアの会社経営と出資先の支援を主に行っています。
——マレーシアに拠点があるのは、どういった経緯で?
狩俣:もともとは仕事の関係でシンガポールと日本を行き来していたのですが、シンガポールは狭いし、物価も高いし、山とか海の景色が好きな私にとってはそんなに住みやすくないんですよ。
そうしたら私の周りにいる皆さんからの噂で「隣のマレーシアが住みやすい」と聞いて実際に行ってみたら、本当に住みやすくて。それからマレーシアに移り住みました。(因みにIT化もかなり進んでいるんですよ!)
現在は日本をベースに暮らしていて、1年の3分の1くらいをマレーシアやシンガポールなど海外で生活しています。
エンジニア育成は、日本経済成長の最重要事項
——岩本さんとの出会いと、PRUMにジョインを決めた理由を教えてください。
狩俣:岩本さんとは知人の紹介で出会いました。
もともと自分がエンジニアということもあり、PRUMの事業には興味を持っていました。ちょいちょい会うたびにお誘いを頂いてはいたのですが、具体的なオファーを頂いたのは今年に入ってから。「急成長しているので、経営戦略やファイナンスの面でサポートしてもらえないか」とのお話でした。
ジョインを決めたのは、まず一つに岩本さんが目指していること——日本で一番エンジニアが成長する会社を創る——を素直に応援したいと思ったからです。
日本でエンジニアが不足しているという話をよく聞くと思います。原因は少子化だということも言われていますが、根本的には実践的なエンジニアを育成する環境がまだ少ないことが大きい原因なのではないかと私は考えています。
例えばベトナムでは、25年前の1998年から国策としてIT技術者を増やす取り組みをしています。養育法を制定して実践力のあるエンジニアを増加させる施策に成功していますが、日本では、そういった教育改革を行ったのはギガスクール構想が施行された2019年からのため、明らかに不利な状態です。エンジニアが現在不足してるのは当然のことだと考えています。
PRUMはそこにあえてチャレンジしています。なぜなら、その解決が日本経済成長の最重要事項だと考えているからです。
日本には、製造業やサービス業でもグローバルニッチトップのような優良企業が大小関わらず実はまだまだ多く存在しています。ですが、それらの企業がこれから飛躍するためには、どの産業においてもIT化、DX化は表裏一体であり、それが自国でできないことには不十分な成長で終わってしまい、日本の会社が本来アウトプットできるはずだったものが世の中に出せないことになってしまうのではないかと考えています。
——PRUMの事業は、日本に必要だということですね。
狩俣:そう信じています。
それから、岩本さんは「まっすぐに組織を大きくしたい。1,000億の時価総額の100年続く会社にしたい」と本気で言っていて。ルフィ(『ONE PIECE』の主人公)みたいな人で、応援したくなります。私もそのターニングポイントに貢献できればと思っています。
開発会社は、私も経営していたからこそわかりますが、大きくしないほうが経営としては安定します。極端な話、3、4人のエンジニアで受託開発を行うのが経営として安全ですし、永続しやすいと思います。ですが、会社が大きくなれば、受託できる仕事の範囲も広がっていきますし、働いてくれている社員にとってもより良い環境になるから岩本さんは拡大に向けて邁進しています。
決して簡単なことではないですが、彼自身、それを理解し、覚悟の上でやっています。それが本当にすごいなと思っていて、だからこそ私も、どうやったらそのゴールに最短で効果的に到達できるかを施策しています。
地方創生、200円ランチの施策は、会社が飛躍する種
——実際にPRUMにジョインされてみて、いかがですか?
狩俣:前向きな人が多くていいですね。未経験からエンジニアになりたいという方たちなので、勉強熱心で向上心が高い人が多いのが第一感想です。私も出社すると襟を正すような気持ちになります。
また、PRUMには地方創生の取り組み(*1)や社員のランチをサポートする制度(*2)があるのですが、これもすごいなと思っています。
実はこういうことを実践するのって結構大変なんですよ。僕も自分の会社でやってみようかと考えたことはあるんですが、制度をつくるのが大変で、結局実現できませんでした。運用を継続しているのがすごいし、こうした施策は開発会社にとってすごく飛躍する種になると思います。
——岩本さんのリーダーシップはもちろん、社員の皆さんの主体性や前向きさも伝わってきます。最後にひとこと、お願いします!
狩俣:現在、私は経営企画室メンバーの一人として、今後の経営戦略を立てているところです。岩本さんには頑張ってほしいし、彼が目指していることを効果的に最短で実現できるようサポートをさせていただきたいと思います。
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やれることはまだまだあります。
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