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乗馬ライフ in シドニー

シドニーでノマドライフを実験中のPMです。
PCがあれば基本的にどこでも仕事をすることができるので、さも日本にいるかの如く、シドニーで生活しています。(3ヶ月間限定)

今日は、私の大好きな趣味である、シドニーでの乗馬ライフについて書いてみようと思います。

まず、私の乗馬歴ですが、乗馬クラブに入ってちゃんとしたレッスンを受けるようになってからは1年ほどのビギナーです。始めたきっかけとしては、動物が好きというのはもちろんなのですが、大学時代に馬術部の活動を見た頃から、なんとなく乗馬が気になっていました。当時は学生ですし、乗馬クラブに通うにも道具を揃えるにも結構な金額がかかるので、ずっと後回しにしていたのですが、海外旅行で自然豊かな土地へ行く際には、こぞって乗馬体験を旅程に組み込んだりするほどには、馬と触れ合うということが大好きでした。

そんな中で、ある程度自分の趣味にお金や時間を使えるタイミングになって、満を持して乗馬クラブへ入会。都内在住なので、通いやすさや融通のききやすさ、初心者でも安心して通うことができるといった観点で、日本全国に拠点のある乗馬クラブにへ入会しました。週に一度、45分のレッスンを2コマ受けるかたちで通っていたのですが、競技としての楽しさもはもちろんのこと、馬との触れ合いで得られる癒し効果は想像以上で、どんどんハマっていきました。

シドニーでの期間限定ノマドライフを決めた際にも、乗馬は続ける前提で、滞在エリアから通える乗馬クラブを探しました。幸いなことに、シドニーには都心から通える乗馬クラブがいくつかあり、私が通うCentennial Parklands Equestrian Centerはシドニーの中心地から3kmほどのところに位置しています。Moore Park内にあるこの施設では、クラブ所有と個人所有の馬を合わせて約200頭の馬が収容されており、施設としては、3つのアリーナ(屋根付きアリーナ2つ)、屋根付きランジ・ヤード(丸馬場と言うのですかね?)厩舎(パビリオン内と屋外)、洗い場、駐車場があります。(土地が広いって凄い。)

そんなシドニーの乗馬クラブで初めてレッスンを受けたときの衝撃は今でも忘れません。施設のスケールの違いはもちろんなのですが、何と言っても、こちらの乗馬クラブでは、馬とのコミュニケーションは基本的に言葉で行われていたのです。

東京で習っていた方法としては、例えば、歩き出したいときには脚で馬の腹を圧迫する。合図が届かない場合は、馬の腹を軽く蹴るようにと教わっていたのですが、こちらでは、馬の名前を呼んで、"Walk on"(歩いて)と言葉を伝えると歩き出します。その他の指示も同じように、"Trot on"(速歩して)"Halt"(止まって)など、全て言葉で伝えるのです。もちろん、乗馬クラブごとに馬への調教の仕方、扱い方は異なると思うので、一概にオーストラリアの乗馬クラブ全てが同じとは限りません。ただ、馬とコミュニケーションの取り方が東京の乗馬クラブでレッスンを受けていたときとまるっきり異なり、とても驚きました。

私が通っていた東京の乗馬クラブを悪く言う気は全くないのですが、敢えて比較すると、馬へ指示を出す際に、東京の乗馬クラブでは、人間が手綱や脚を使って馬にコマンドを出す、という感じだったような気がします。それに比べて、シドニーの乗馬クラブでは、一対一の生き物同士として、言葉を通してコミュニケーションをする、という感じ。毎回こちらのレッスンを受けたあとの心の満ち具合といったら、たまりません。

”人馬一体”という言葉がありますが、馬と繋がっているような、あの素敵な感覚がマジカルすぎて、時間を見つけては乗馬クラブに通う毎日です。日本に戻っても、同じように馬とコミュニケーションが取れるように、こちらにいる間にたくさんの技術を身につけていければなと思ってます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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