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大きな恋を終えたので想いを綴る

3年付き合って2年同棲した彼氏と別れたので想いを綴ります。

全然関係ないけど、染みそうだなとおもって「花束みたいな恋をした」をみました。染みました。想い馳せマシマシで見れた。
私の恋はここまで運命的ではなかったけれど、それでも私にとっては十分に花束のような日々でした。

そして、映画同様私の恋も最初から何処かすれ違っていて終わりに向かうものだったのかなぁ、と。

彼は私といても楽しくないんだと言い、それが決定打のような口ぶりの別れ話をしました。しかも、最後に他に気になる人がいる、と。

実は、私も彼と付き合っている間に彼といて楽しくないと感じていたときがあります。

同棲する少し前、私から別れたいなと話をしたときがありました。あのとき私にも他にちょっと好きな人がいたんです。

なのでめっちゃわかる。ほかに輝いて見える人がいるとき、自分のパートナーがいかに霞むかってこと。

でもだいたいそんなの一時的だったり、そーゆーのもよく知ってる。から、やめた。冷静に考えて彼といたほうがあたしは幸せになれるって判断しました。

彼の新しい恋が一時的なものかどうかわからないし、ましてや彼は恋愛経験豊富ではないので、それが素敵なことのように思えるのもよく分かります。

でも多分、この別れは私と一緒にいるのがどうしても嫌でというより、新しいものに惹かれて今の抱えている問題がどうでも良くなって、逃げたって感じじゃないかな。

まあ、多分今は本気であたしとは上手くいかないんだって信じ切ってるだろうから、本人には伝わらないでしょうが。

恋愛において、結婚だったり未来を共にする約束をするには大きな覚悟が必要ですよね。

この人と幸せになる、覚悟。この人を幸せにする、覚悟。一生をともにする、覚悟。

他人なんだもん、分かり合えなくて当たり前。それでも一緒にいたい、大切にしたい。楽しいことも苦しいことも分かち合いたい。この人の力になりたい。この人と成長していきたい。

そーゆー覚悟を持ってぶつかりあって2人で悩んで、話して、少しずつ寄り添い合っていく、そーゆーことを彼とは出来なかったなって思います。

同棲したいって俺が望んだわけじゃない。
と言われて、その言葉からも「あー違ったんだな」って思いました。人生のフェーズも、恋愛に求めるものも。

しょーがないね。

仕事して、一緒にご飯食べて、休みの日は買い物に行って、今週何食べようね?って話して、運動してスーパー銭湯にいって、たまに旅行もして。自立するまで苦しみが多かった私にとって、そんな日々はたまらなく幸せでした。たまにあるケンカや不満は大きな日々の幸せと天秤にかけて致命的になるものではありませんでした。

彼と一緒に暮らした時間は今までの私の人生の中で間違いなく一番幸せな時間です。

でもね、別れてみて、覚悟がなくなれば、なんだか彼がちっとも魅力的に映らない。
私を大切にしてくれるパートナーだと思えばこそ、私も大切にしたいと思っていた。ただそれだけだったんだなぁ、って。

私にとっての幸せは「そんな日々」なので、あなたじゃなくてもいいんです。あなたがあたしを見つけてくれたから、私はあなたを大切にしたいと思っていた。ただそれだけ。だから、また私を見つけて大切にしてくれる人を探します。

あーあ。
ずっと一緒にいらんなくて残念だったな。

またいい出会いがありますように。

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