モダンホライゾン3のカードレビューをしていく(赤の回)

PrPr

2024年5月30日 18:03

ミラーワールド

他のモダンホライゾン3のレビューはこちら

レビュー

カエルマイアの処罰者

元々のマイアの処罰者と何も関係なさそうなカード、モダンの処罰者が8枚体制になることが強いかどうかはちょっとわからないしそもそも現時点でも4枚使われていない気がする

モグの群衆

MTGにありがちな3倍リメイクカードの一貫、モグの狂信者が3人になっても…とは思うが本家のように自壊できる点はまぁまぁ強いか
それよりもフレイバーはどうにかならなかったのか…

モンスーンの魔道士、ラル

斜に構えてる優男っぽいラル、なお裏面
ラルっぽいと言うかイゼットっぽいPWの忠誠型能力、ただし開始時の忠誠度は最低で3なので奥義までがかなり遠い。
常在型能力の+1を連打しつつ-2はリソース回復と利便性は高いが奥義に関しては前述の通り。ただ表面も十分な能力を有するシステムクリーチャーなので専用デッキにおいてはどちらの面でも腐ることはないだろう

不可能の一瞥

ウィザーズお得意の悪趣味な死体殴り＋尊厳破壊

再鍛の刃、ラエリア

赤の苦手なところを補ってくれる偉い子、下環境の赤いデッキには大体入っているイメージ
3マナ2/2だが速攻持ちなのでそのターンには3/3になれる点はやや安心、放っておくと手に負えない系のクリーチャーだし手札のこれ1枚から押し切れたり捲れたりする状況も多そう

包囲攻撃の副官

投石攻撃の副官と比較するとサクリ台としては弱いが、トークン生成能力はそこそこ強い。でもクレンコに負けてるよなぁ…

可能性の輪

ドローが強制だったらめっちゃ面白かったのになと思うことしきり
基本的に手札が枯れている状況で使う事が多いだろうがゲーム中に2回は引きたくなく中盤以降弱いのは本家と変わりない
元ネタのWheel of Fortuneはヴィンテに居場所があるが果たしてこれがその2枚目になるかはかなり疑問ではある、ただし自己完結しているので3ドローすればまぁパーツ引くやろみたいな理由で使われる…のかなぁ？わからん

向こう見ずな炎波乗り

サーファーの皆さんはスカウトの部族なのか…
上陸能力がかなり強く、フェッチが絡むと自陣の打点が飛躍的に伸びる
ここからエンバレスの宝剣あたりが飛んできてきっちりリーサルみたいなことも全然ありそうだけどモダン環境でこの手のクリーチャーが活躍しそうな速攻系のデッキって使われてるのかな

呪われた鏡

コピーは青のカラーパイではなかったのか
いやまぁ強くて面白いカードではあるのだけれどもこれ出してコピーしたいクリーチャーが果たして対面にいるのかどうか？と言ったところ
モダンにはいなさそうレガシーにはいそう

忌まわしき監督官

3,4マナ相当のクリーチャーコントロール奪取を内蔵したカード
多人数戦の収録カードらしく大振りなデザインになっているが、ダッシュしたクリーチャーに滅殺1がついているので最高で0対6交換になるというコスパの良さが最高に悪い

探偵のフェニックス

クリーチャーとしての能力はそれほどではないものの、授与コストがあまりにも軽く前のめりな赤いデッキの打点向上に寄与しそう
ただパイオニアくらいの強さかなぁって感じなのが惜しい、もうちょい強くてもよかったように思う

溶融

レガシーの赤が入るデッキの定番サイドと言った感じのカード、こういうパターンって格上げ収録のイメージがあったけどアンコモンということで現在のシングル価格より大きく値が崩れそうだ

熾火魔道士、スコア

火炎破のクソリメイク

相対

(ダブシンが許される)赤が入ったデッキのミラーとかでめっちゃ使われそう、対ラガバン用決戦兵器？

色めき立つ猛竜

踏み倒し呪文に2/1のボディがついてきたと考えれば破格か
赤や緑は1マナ域にエネルギーカウンターを得る呪文があるため2マナ着地から4マナのカード踏み倒しあたりは全然ありそうな感じ、あと0マナ呪文を唱えるとかもできそうでかなり悪さができる余地があるカード

重複の閃光

フルタップからカウンターのカウンターが飛んでくる可能性があると考えればお守り代わりに入れたい気持ちはあるものの、呪文コピー系にありがちなこれ自体が何もしないというのが一番のネックだろう、コンボ用に使うとかの方が利用価値がありそうに見える

霊気の精錬所

カードの効果自体はどうでもよくて、カラデシュっぽい素敵なイラストだなと思ったので紹介

宴の打破者

衝動的ドローで追放領域に置かれたクリーチャー以外のカードが召集を持つようになるという、だいぶイカれたトカゲ。後段のルーティング衝動ドロー？と自己完結している。このマナ域のクリーチャーで果たしてこの能力を十分に発揮できるかどうかと言われると微妙だがとにかく書かれてあることは強い

炎の踊り手、アシュリング

典型的なターンが帰ってくれば強い系クリーチャー
それに加えていちいち統率者戦意識してるオラクルになってるのが腹が立つという意味でも芸術性が高い1枚、もっと出て仕事するカードを刷って欲しいと思うのはわがままだろうか？

焼炉のヘルカイト

2マナ5/5飛行は流石にバグ

稲妻駆け

攻撃誘発である点はかなり強いがこのコストだと果たして追加の戦闘フェイズを得られるのか？という問題はある

金線の競走車

攻撃時に墓地のカード1枚に再活を付与することができる機体
マナコスト自体は許容できる重さだし、搭乗コストは軽く能力はつよい
ただコイツ自身の攻撃は止まりやすいのだけが難点か

霊気紛争

意外とありそうでなかったセット名のカード化？
紛争の能力がかなりえげつなくエネルギーカウンターを得ること自体がバーンになるというかなり面白い置物

ファイレクシアの鉄工所

悪趣味なフレイバー担当がウィザーズ内にいるとしか思えないほどに悪趣味なフレイバーがないセットがないってちょっと怖いよね…

発明者の斧

2マナ2点火力(仮)にエネルギーカウンターが付いている、まぁ実際は装備品だし装備コストはエネルギーカウンター支払いだけども…
基本出して装備した本体が除去されたら何かの肥やしにすると言った運用をされると思われる

まとめ

他の色と比較するとサポートよりのカードに力が入っている印象を受ける、エナジーカウンターを利用するであろう色の筆頭ではありエネルギー系カードとしては比較的強いものが刷られている色ではあるがモダンのカードパワーかと言われるとやや弱い印象もある、踏み倒しできる色めき立つ猛竜は見どころがあるかなと言ったところ。
再録、同型再版のカードはかなり強くフォーマットのニーズを汲まれている面が見て取れる。なので新録の代表的なカードである各種サイクルのカードが数合わせ的な側面が強く出ている色はちょっと可愛そうだなと思った。

つよカード

・向こう見ずな炎波乗り
ー完全にやってるカード
・宴の打破者
ー能力の発動が任意なところが偉すぎるけど赤っぽくはない
・色めき立つ猛竜
ー4マナ最強カードは何か探してみよう