見出し画像

ダスクモーンのカードレビューをしていく(白の回)

このセットのレビュー、あんまやる気が出ない

他のレビュー



レビュー

別行動

3マナ広範囲除去はだいたい使われるイメージ、”封鎖”の利用状況もあって追い風だがそもそも黒3マナの範囲除去などはここ最近つかわれ続けている。思ってるより使われる(た)枠に入れておきたい。


人形作家の店/陶磁器ギャラリー

”部屋”はさんざ弱そうと9/5のインプレで吹いておきながら出して仕事がしやすく除去されなければ確実に仕事をしそうなカードがかなり多いことに気づく。これも恐らく使われるよりの部屋だろう、神話かというとかなり疑問がある、陶磁器ギャラリーなんかは全除去を含む重コンが目の敵にしそうだ。

呑気な物漁り

志村後ろ!状態なクリーチャー
1マナでエンチャント参照による補正クリーチャーはあまり見ない、しかもカウンター設置なのでオーラを貼る以外でも強化されるのでイケてる。
大きいバリューを得られるデッキのタイプに限りがあるためどこでも使われるというカードではないと思うが、エンチャント遊びデッキでは真っ先にピックされるタイプだろう。私は好きなカード。

天井の鎧

実はアンコモン昇格して再録されたカード、カードを調べている段階でラヴニカへの回帰ってギリギリパイオニア範囲なのに初めて気がついた筆者…あまりにも物を知らなさ過ぎる…
カードとしては特定デッキで使われるし軽いしで言うことがない、リミテでは先制攻撃が染みることもあるが使われるほどの出力を出せないのが難点

尻込みする優等生

死亡時誘発がかなり強烈ながらもスタンでは活かせる場面が極端に少ないため居場所がなさそう、下環境だと大いに居場所がありそう

希望の力線

今回の力線の中で数少ない出し得に近い力線、0マナの2倍アンセムと考えるとかなりやってる。
ただしこれ1枚から大きなリターンを得るため1枚以上のリソースを割く必要がある点には注意が必要、色的にも手札が整わない可能性が高いためスタンではかなりピーキーなデッキになるだろう。

放浪する救い手

まーた放浪皇ちゃんが放浪者ちゃんしてる…
それはそれとしてまた強いし無駄にプレイヤー側からキャラクターにヘイトを溜めそうでその点がすごく嫌、ただ呪禁付与はスペルだとかなり弱い使い切りであることを考えるとこれくらいやらないとダメなんだろう。緑にもうちょいスマートに除去躱せるスペルくれよって言いたくなる緑単PWは多いはずだ(N=1)

望まれぬ改作

戦慄予示がほぼ諜報になるという点を筆者はすっかり失念していて、9/17現在では弱いまでは行かないだろうという結論に至っている。
ただこれは自陣の話で相手陣だと1マナの万能除去と相手に戦慄予示を与えるデメリットがあまり釣り合っておらず撃つ側有利な除去に仕上がっている。失せろのデメリットをさんざん指摘した筆者であるがそのデメリットがほぼ無視されている昨今なのでこちらも使われるよりの能力をしているが果たして…

未確認浮遊船

望まれぬ改作が使われるなら間違いなくこちらも使われる、スカイクレイブの亡霊とどちらが強いか問題についてはこちらはタフ5を触れるためより強い人権が与えられそう。いつも言っているが安易な多色化を避けるためにダブシンにしたのが結構偉い。問題は機体としてほぼ機能しなさそうな点についてだがまぁ飛行持ってるしええかって感じ、仮に3/2だとしたらやりすぎだし仕方がないだろう。

永劫の無垢

弱者の師系カードは使いたいと思っていてもかなり弱いためこういう入れやすい形でお出しいただけるのは嬉しい、このサイクルは全除去でも返ってくるデザインになっているのもかなり偉い。

画面の中への幽閉

触れる範囲はほどほどながら護法が着いていて除去耐性がある追放エンチャント、ただしこの護法は露骨な緑メタのように見える

眠りからの襲撃

タップ状態でダメージを与える系カードとは違い、制約があるが2マナインスタント除去と考えるとえげつない。

破片魔道士の救出

これはもしかして呪禁オーラが人権を得てしまう可能性が…

絢爛たる劇場/小道具部屋

絢爛たる劇場の召集付与が派手にヤバい、瞬速持ちクリーチャーが偉いことになるって話。小道具部屋も疑似警戒を持つ以上に絢爛たる劇場と噛み合っていてこちらもヤバい。問題は出すタイミングがあるかの1点だろう。

継ぎ当てたおもちゃ

素キャストしないことを前提として、3マナなので白リアニで釣りやすいコスト圏内ではある。ただし除去された場合に1対2交換という不利案件なのでアテにしづらいだろう。-1/-1カウンターという古のカウンターが使われているが+1/+1と対消滅するのでその点は少しイケている、-1/-1カウンター自体まぁまぁ久々の出番なのでテーブルトップで間違いが多発するかもしれないししないかもしれない。

繭からの出現

あのさぁ…(呆れ)

肌裂けの人形

これは(白にとって)かなりやるよりのカード、ルーティングでも全然いいしね。地味にパワー2なのも染みる。

取り憑かれた山羊

大昔のカード”取り憑かれた遊牧民”みたいな色変わり能力を持つ山羊、3ターン目以降にしか強化できないとなるとコモン相応に見える一方でリミテだと暇なときに4/4になれるのがかなり偉い気がする。ソーサリータイミングじゃないし。

まとめ

エンチャントセットらしくエンチャントカード偏重ではあるもののスペルは質の良いものが揃っているのた目立つ、ただしコモンのスペルは貧弱なのでリミテではどうだろうと言った感じではある。クリーチャー自体も非常に白らしい能力のクリーチャーがブラッシュアップされた感があるがクリーチャー・エンチャントも多いため多少の当てにしづらさがある。ただ光霊サイクル1度は戦場にエンチャントとして戻ってくるためかなりのアドになるグッドデザイン、エンチャントの弱さに対する回答としてはかなりの高得点な回答と言えるだろう。
一方インプレで弱く見積もっていた戦慄予示や部屋などはやや上方修正が必要に感じた、戦慄予示を相手に与えるデメリット能力はどの程度相手にデメリットなのか少し測りかねている。相手に選択肢がある能力は弱い法則でいうが弱いのだが言い切れるほどのデメリットでもなさそうにも見えるしで難しい。部屋に関しては単純に初期のプレビューカードにばらつきがありすぎただけの可能性もある、総じて重いエンチャントではあるが神話レア相応の強さを持つものもちらほらあるためやや上方修正している。(デザインが悪いという見解についてはそのままである)

つよカード

・別行動
ー3マナの1対多交換は流石に強い
・未確認浮遊船
ータフ5に触れるのが何より偉い
・永劫の無垢
ーむくは淫乱じゃないにゃん
・絢爛たる劇場/小道具部屋
ー置けるか置けないか次第だが両ドアの噛み合いがダンチ
・肌裂けの人形
ー白に欲しかったカードが与えられた感

本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

いいなと思ったら応援しよう!