Movie Songs 2
12/19 (Tue) JEUX INTERDITS
at The DarkRoom に向けて
前回は80's Movie Songs のまとめでしたが、今回は90's です。
80'sよりてんこ盛りなっちゃうんで選ぶのホント大変。しかし、楽しい!このnoteを見て頂いて、思い出したり発見したりしてくれたら嬉しいですね。
そして本イベントに興味持って頂いて、出来るだけ多くの方が来て欲しいし、一緒に映画の話をしたいです!
自分的に12/19は90's & 2000's の映画音楽中心にDJ Play なりそうですね。
ではでは、早速いきましょう。
※⬇︎ こちらは前回の。フルメタルジャケットが大半を占めちゃいましたね。
90's Movie Songs
思春期真っ只中に観た映画達なので、思い入れや印象深い作品が多々。
タランティーノ作品を始め、風変わりだけどオシャレでサウンドトラックもイケてて新しい作風モノも多く輩出され、アクション & SF映画一辺倒の少年がクらった年代です。
自分的に勝手にタランティーノ元年と位置付けてます。
だから先に言っておきます。いきなりからタランティーノ作品からいきます。そして多めです。
・Reservoir Dogs (レザボア ドッグス 1992年)
Joe Tex - I Gotcha
レザボアは映画内の架空のラジオ局「K-Billy's Super Sound of the 70's Weekend」という番組で曲紹介の後、その曲が劇中歌に入る形式になってます(なんてオシャレ!)
イントロは言わずもがななんで、他に印象残った楽曲を紹介。
こちらの曲、キャッチーでファンキーなんですが、人をボコボコにしてるシーンに使用されてます。この相反する構図が痺れる要素ではあります。(信者マインド)
Stealers Wheel - Stuck In The Middle With You
先ほど同様、こんな軽快な音楽に合わせてサイコなことやっちゃうのはかなり衝撃受けたし、不謹慎にもカッコイイと思ってしまった。。。
タランティーノ作品の劇中歌の楽曲はフル尺でパターンが多い。
言うたらMVっぽくなってるのがちょいちょいあるので、そこもオシャレに感じたりしますよね。
Harry Nilsson - Coconut
エンドクレジットも最後まで軽快なナンバーで締め。
あんな終わり方なのに。。。
カッコイイ……..
・Pulp Fiction (パルプ フィクション 1994年)
Chuck Berry - You Never Can Tell
冒頭のMisirlou は置いといて、このツイストダンスは印象的ですね。ただひたすらカッコよかった。ちなみにワタクシ、真似してました。
・Jackie Brown (ジャッキー ブラウン 1997年)
Bobby Womack - Across 110th Street
これ!これなんだよ!ひたすらジャッキー(パム グリア)の横顔中心で大きな動きなしで贅沢に楽曲フル尺で使用する潔さと渋さ!
そしてエンディングでも使用。この曲で幕が開き、この曲で幕が閉じる。
なんだよ、、、ニクいじゃんよ。
前述のパルプ フィクションは劇中歌はソフトに使用していた印象だが、本作は全面に出てる感じ。
ちなみに、この楽曲は"110番街交差点"という1972年のクライムアクション映画の主題歌。渋い。カッコイイ。
Shuggie Otis - Strawberry Letter 23
武器商人のオデール(サミュエル L ジャクソン)が殺しを遂行するシーンに起用。本作はブラックミュージックを多数起用していて、内容もハードボイルドなフィルムノワールなんで使用する場面もクールさが随所にある。
殺されたのはクリス タッカー。オツムが足りないちょい役。
Randy Crawford - Street life
颯爽とドライブするシーンでの起用。名曲。黒人の俳優さんだと尚更映えますね。
Foxy Brown - (Holy Matrimony) Letter From The Firm
保釈屋のマックスがショッピングしている時にこの曲をちょい使用。Foxy Brownは90's後半〜2000年代前半に活躍したフィメールラッパー。このFoxy Brownという名は、パム グリアの1974年の映画"Foxy Brown"から使用。所縁があるとして起用したのかな?多分。
その他にもパム グリア自身の曲だったり、ミニー リッパートンの曲だったりと大満足なサウンドトラックの内容になっとります。
・Desperade (デスペラード 1995年)
Canción del Mariachi (Morena de Mi Corazón) - Antonio Banderas & Los Lobos
映画のイントロがコレは情熱が過ぎますね。本編もロドリゲスの絶妙なカッコイイB級感は他の追随を許しません。だって、ギターケース先端からロケットが発射されるんだぜ?見たことあります?ロケランギターケース。見たことないなら、デスペラードを観ましょう。
・From Dusk Till Dawn (フロム ダスク ティル ドーン 1996年)
Evreybody Be Cool, You Be Cool
コレは曲では無いけど、クルーニーの決めゼリフ。キャーカッコイイ
The bar is full of vampires
これも曲じゃないです。クルーニーのカッコ良さを伝えたいだけです。ヴァンパイアのサルマ ハエック相手に銃が効かず弾切れなって、潔く殴ってイイすよ顔がカッコイイ。さらに足で踏まれて窮地なのに淡々と銃弾を補填するのもカッコイイ。のシーンです。
Come on in, pxxxy lovers.
ごめん。これも曲じゃ無いけど。チーチョンでお馴染みのチーチ マリンがPxxxy言いまくるシーン。主人公達が仲間と落ち合うバーの名前がTitty Twister (オッパイ ブルブル)てのも下品で良い。
The Blasters - Dark Night
エンディング曲。特筆するところはなくてアレですが、良曲です。
・Shallow Grave (シャロウ グレイヴ 1995年)
Leftfield – Shallow Grave
テクノやヒップホップ、ブレイクビーツにレゲエなどを巧に融合させることで、確固たる音楽の一つのジャンルを作り上げたLeftfield。その彼らが映画の冒頭音楽を演るのはたまらんよね。スタイリッシュそのもの。
・Trainspotting (トレイン スポッティング 1996年)
Iggy Pop - Lust For Life
Choose life, Choose job,,,と始まる印象的なオープニングシーンに使用のIggy Pop御代の1977年の楽曲。あまり知られてないけど、デビット ボウイと合作のアルバムからの曲。
Goldie – Inner City Life
Soundtrack vol.2に収録。楽曲自体は1994年にリリース。ドラムンベースというジャンルが、アンダーグラウンドなクラブシーンから飛び出し広く注目を集める最初のきっかけとなった、歴史的にも重要な90'sクラシックス。
当時はD&B曲が映画に使用されるってのが、U.K !!!!!!て感じで良き良き。
他にも皆さんご存知のUnderworld / Born SlippyやPulp, Primal Screamやら名曲てんこ盛り。映画は勿論、サントラも聴いてみてください。
・Spawn (スポーン 1997年)
The Crystal Method & Filter - (Can't You) Trip Like I Do
リードシングル曲。クリスタルメソッドの元々あったインスト曲を下敷きに、Filterのラウドなギターとイケボのヴォーカルを混ぜ混んだハードな楽曲。前半はBPM抑えて、後半BPMがグイッと上がりイケイケの調子になるのヤバイ。
Slayer & Atari Teenage Riot - No Remorse (I Wanna Die)
メタリカ, アンスラックス, メガデスと並ぶ、スラッシュメタル"BIG4"に入るアメリカのバンド、スレイヤーとデジタル・ハードコアの始祖、ドイツのアタリ ティーンエイジ ライオットのジョイント楽曲。こんなん、ぶち上がるに決まってる。内容もとにかくハード。とにかく激しいドラムンベースでシャウトしまくってる。とにかくやかましい。
The Prodigy & Tom Morello
デジタルロック/ビッグビートの流行の立役者で当時世界を席巻中のプロディジーと当時ラップメタル/ミクスチャーの台風の目のレイジ アゲインスト ザ マシーンの変態高学歴ギタリストのトム モレロのジョイント楽曲。他のと比べてやかましさは抑えて、だいぶクール。てか、フツーに半端ない組み合わせ。
Metallica & DJ Spooky - For Whom The Bells Tolls ( The Irony of it All )
スラッシュメタルの大ボス的なメタリカとターンテーブリスト/ヒップホップ プロデューサーのDJ スプーキーのジョイント楽曲。ドラムンベースのサブジャンル、ジャングルのビートが下敷き。スプーキーさん、王道なヒップホップ、トリップホップ、エレクトロニック、アブストラクト、ジャズなど縦横無尽に渡り歩き、しまいには音楽論の書籍まで出しちゃったインテリ変態。レジェンド変態。
スポーン、全部紹介してしまいそうだからここまで。
・Godzilla (ゴジラ 1998年)
Jamiroquai - Deeper Underground
リードシングル。ジャミロクワイには珍しいラウドな音の楽曲。しかしファンクネスはバッチリで踊れます。ヴォーカルのジェイ ケイが足場悪いところをいつもの独特なステップ&ダンスしてくれてます。そんなんいいから、早く逃げなさい。
Rage Against The Machine - No Shelter
やっぱレイジはライヴがカッケー。内容もしっかり社会風刺しててザックのラップがヤバイ。トム モレロのギターもファンキーでノリやすい。
・Forrest Gump (フォレスト ガンプ 一期一会 1995年)
Lynyrd Skynyrd - Free Bird
ジェニーがブチキマってしまい自暴自棄になり、飛び降りを試みるシーンに使用。何やってんだよジェニー!!てなっちまう。
サイケデリックバンドのレイナード スキナードの代表曲。9分10秒という長尺の曲ですが、フルで聴いてもノれちゃう。序盤が切なくしっとりした感じで、後半にBPMが上がり怒涛のギターセッションがドチャクソカッコイイ。
ちなみにこの曲、キングスマン (Kingsman 2014年)の教会大殺戮シーンにも使用されてます。
このサントラもオールディーズ等、名曲揃いで必聴です。
・City Of Angel (シティ オブ エンジェル 1998年)
Goo Goo Dolls - Iris
映画自体は思い入れ全く無し!けどこの曲は90's Movie Songsとして代表する曲です!以上!
・Men In Black (メン イン ブラック 1997年)
Will Smith - Men in Black
さすがウィルスミス、良い塩梅の曲。
・Wild Wild West (ワイルド ワイルド ウェスト 1999年)
Will Smith - Wild Wild West feat. Dru Hill & Kool Mo Dee
表題曲。もちろんウィル スミスがやるっしょ。Stevie WonderのI Wishをサンプリング。結構好きなんだけど、福岡のClubでPlayしてんの俺とMesmeriseしかいなかったと思う。あと、feat.のDru HillのメインヴォーカルSisqoのノリにノッてる感じもうるさくて好き。MV観てみてください。うるさいな〜w て絶対なる。
・Rush Hour (ラッシュ アワー 1998年)
JAY-Z - Can I Get A... feat. Amil & Ja Rule
リー(ジャッキー)がカーター(クリス)の車で勝手にビーチ・ボーイズをPlayしたら、カーターが「黒人様のカーステに勝手に触るんじゃねー!」てキレて、この曲に変更して"これがクールな曲だよ!"と言ってノるシーンに起用。feat.に起用された女性ラッパーのAmilはどこ行っちゃったんだろーね。最初はロカフェラ(JAY-Zのレーベル)のファースト レディて打ち出しでプッシュされたんだけど、、、。
Edwin Starr - War
サントラには入ってないけど、ラッシュ アワー3部作のテーマ曲扱い。
・The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert (プリシラ 1994年)
Ce Ce Peniston - Finaly
ラストシーンに使用。この部分だけ見たらナンジャコリャ?と思うけど、本編はホントに良い映画。House Musicとしてこの曲はHit。
・Romeo + Juliet (ロミオ + ジュリエット 1996年)
Radiohead - Talk Show Host
哀しい映画やちょい鬱の映画にはレディオヘッドの曲が映えます。
・Matrix (マトリックス 1999年)
The Prodigy - Mindfields
モーフィアスがネオにトレーニングをつけているシーンに使用。合いますねぇ。
Propellerheads - Spybreak!
Fatboy Slimと共にBig Beatを牽引していたプロペラヘッズの1997年の楽曲。
マトリックスの数多くある中でも屈指の名シーンで使用。
Rage Against The Machine - WAKE UP
エンディングに使用。映画の締めにWake Upという題名がピッタリ。
しかしレイジはカッケー。
・Dobermann (ドーベルマン 1997年)
The Prodigy - Voodoo People
最終バトル手前のClubで楽しんでるシーンに使用。個人的にプロディジーの中で一番好き。
The nightclub shootout
なんの曲か忘れちゃったけど、ハードめのTechnoでハイテンションで最終バトルシーンに突入。バトルもド派手で最高。
・Ghost In The Shell 攻殻機動隊 1995年
川井憲次 - 謡I Making of Cyborg
日本サントラ界の大御所、川井憲次による楽曲。民謡の歌声が全面的に出てて、ほぼアカペラ曲。世界観がバッチリだし、超印象に残るオープニング。カッケー。
・スワロウテイル 1996年
Yen Town Band - Swallowtail Butterfly 〜愛のうた〜
映画内の架空のバンド、YEN TOWN BANDで実際にデビュー。勿論ヴォーカルはChara。アルバムは架空のバンドとしては史上初のオリコン1位を獲得。
・ザ エージェント (Jerry Maguire 1996)
曲の前に名シーンをいくつか。
ロッド(キューバ グッティング Jr.)から強要されて、Show Me The Money!!!と叫ぶシーン。投げやり心ここにあらずの叫び。
切羽詰まったジェリーがロッドに懇願するシーン。大爆発ブチ切れトム。
選手生命に関わるプレイからの復活。そして熱いハグ。この時点で涙腺崩壊してんのに、ジェリーは何かを決意してからすぐに愛する人の元に向かってからの一言。「君が僕を完璧にしてくれる」はアチアチ過ぎでしょ。たまらん。
Aimee Mann - Wise Up
はい。曲です。実はこの曲、目立たずちょい差し込んでるだけで、本作のサントラで聴いて気に入って繰り返し聴いてた。
次に紹介する、これまたトム クルーズが出演してるマグノリアという映画で同曲が重要なシーンに使用されてます。
・Magnolia (マグノリア 1999年)
ここでも曲の前シーンを。
SEXセミナーのカリスマ、トム クルーズ様です。
ラスト付近のカタルシス シーンの時のトムの泣きの演技はマジで凄いです。この役の複雑な気持ちを見事に演じています。
Aimee Mann - Wise Up
はい。曲です。先ほどのザ エージェントで紹介した同じ曲で、こっちの映画の方が象徴的に使用されてます。
おわり
いい加減に締めないと収拾つかなくなっちゃうんで、90's Movie Songはここまで。1万文字超えはビックリ。他にもレオンのスティングの曲やクーリオのギャングスタ パラダイスもだし、マージで名曲だらけの90'sだった。2000'sも同じくらい、いやそれ以上に収拾つかなくなるのわかってるんです。次もあくまで自分視点のまとめですが、次も見てね(ハート)
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