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■『体質と食物―健康への道』    ■秋月辰一郎医師の神癒ミニストリー

■秋月辰一郎医師と、妻、秋月寿賀子さんの神癒ミニストリー

 秋月辰一郎医師は、1916年(大正5年)1月3日- 長崎市万才町に誕した。
第二次世界大戦末期の1945年8月9日(木曜日)、長崎へ原爆が投下された当時、長崎聖フランシスコ病院院長であった秋月辰一郎は、自らも被爆しながら、医師として負傷した被爆者の治療にあたった。原爆投下により、当時の長崎市の人口24万人(推定)の内、約7万4千人が死亡、建物は約36%が全焼または全半壊した。

 爆心地より1.8キロメートルの私の病院は、死の灰の中に廃墟として残った。私と私の病院の仲間は、焼け出された患者を治療しながら働きつづけた。私たちの病院は、長崎市内の味噌・醤油の倉庫にもなっていた。玄米と味噌は豊富であった。さらに、わかめもたくさん保存していたのである。その時私といっしょに、患者の救助、付近の人びとの治療に当たった従業員に、いわゆる原爆症が出なかった原因の一つは、「わかめの味噌汁」であったと、私は確信している。」と、著書「体質と食物」(クリエー出版)に書かれている。

「わかめの味噌汁と玄米食」で自分の結核を克服したと信じていた秋月医師は、スタッフ全員に「わかめの味噌汁と玄米食」を勧めていた。また砂糖(甘い物)は避けるように指示した。そのおかげで、医師・看護師らは獅子奮迅の働きで多くの命を救い、原爆症を発症したスタッフは一人もいなかったという。味噌(大豆)のたんぱく質やビタミン・ミネラル、わかめのミネラル(ヨウ素やカルシウムなど)・繊維、玄米のビタミン・ミネラル・ファイトケミカル(フィチン酸・フェルラ酸など)等々の総合力によって放射能の害を抑えたとしか考えられない。
広島の原爆では、9歳で被爆した少女が玄米食で奇跡的に回復し、その後結婚されて7人もの子宝に恵まれた。佐和子さんは外で遊んでいる時にピカドンの爆風で飛ばされ、屋根から転がり落ちて我に帰った。足の裏まで焼けた全身やけど(髪の毛も眉毛も黒こげ)のなか、必死の思いで母親を見つけ出した。全身に水をかけられ病院に運ばれ即入院。奇跡的に一命を取りとめたものの、ケロイド(やけどの傷跡)は切っても切っても盛り上がり、夏場はその傷口からウジがわいて、そのウジを取って暮らすのが辛かったという。高校生になるまで、母親は佐和子さんに鏡は一切使わせなかった。こんな醜い顔では結婚もできない。原爆症で白血球も肝機能も低下し、生きる支えはただ一つ、勉強して研究者になり原爆・放射能の研究をしようという思いだった。
 彼女は猛勉強をして広島大学工学部に入学、放射能の研究一筋の生活に入った。そして玄米食をしていた平賀先生と巡り合う。先生は暇さえあれば佐和子さんを山へ連れ出し、山菜や薬草を取りに行き、「玄米を食べて治らない病気はない。身体の浄化作用をするのは玄米の働きだから、玄米を食べれば原爆症だって治る」と言って玄米食を勧めた。その言葉を信じて玄米食を始めた佐和子さんの身体に、数カ月で変化が起きた。あの焼けただれたケロイドの皮膚がポロポロと剥がれ落ちてきたのだ。髪の毛も眉毛も元通りに戻った。そして平賀先生と結婚、なんと7人の子供を生み育てたのだ。これも命ある玄米や野菜・海藻の総合力以外の何物でもない。

 最後に秋月医師の著書より。「日本人は米・麦が主食で、副食として何が一番優れているかを考察すべきである。米・麦飯には、やはり何といっても、油揚、わかめの味噌汁が傑作である。」食生活は種々の食物の総合力であることは明らかだ。普段から野菜・海藻多めの日本食で主食は玄米に努めることは勿論だが、原発の事故により放射能が放出されている非常事態の今こそ、玄米・大豆(味噌など)・野菜・海藻の総合力によって多くの人々が何としても自らの生命と健康を守っていただきたいと思う。

原爆(放射能)に勝った玄米と味噌汁 | 自然食レシピ カラダのための「ケアごはん」 (caregohan.jp)


 彼は、玄米と味噌と塩を使って「塩辛い玄米のおにぎり」と「塩辛いカボチャの味噌汁」を作り、同病院の職員・患者たちに毎日、毎食与えたところ、原爆による症状(白血病や貧血の他)が出なかった上、何十年もほとんどの人が原爆症を発症しなかったと秋月は著書で語っている。
 玄米菜食、味噌、わかめ、小魚というメニューは、ミネラルが豊富で、小腸腺窩再生が増加する。今で言う腸活メニューなのだ。

 1日に、2千億個の赤血球が腸から誕生している。この健康な赤血球が新生しているわけだから、この新生メカニズムを働かせていれば、小腸や大腸の腸粘膜は、再生し、健康的な赤血球を生み出す能力を確保できる。これが、被爆者でありながら、修復に成功した秘訣なのだ。なぜ、同じ被爆者なのに、秋月辰一郎さんや奥様の寿賀子さんは、長寿を全うしたのに、長崎被ばくの永井隆博士は、病に負けてしまったのか?この違いについて、道を分けた根拠について、考察を働かせていただきたい。神は、禍や病を癒すとおっしゃっておられる。神への信仰があれば、この解放は現実となるのだ。その生きた証しを残したのが、秋月辰一郎医師なのだ。彼のミニストリーは、世界に広く知られる必要がある。

安音は、ギブソンに語り掛けた。
 「戦争中に飢餓状態に陥った人たちの多くが下痢をしていたらしい。それは腸内細菌の餌となる食物繊維を摂取していないために、短鎖脂肪酸が産生されなくなって、水の吸収がうまくいかなくなったことが主な原因と考えられているようね。だから、食物繊維は、今では、9大栄養素の一つとして考えられるようになったのよ。毎日食物繊維を摂取して短鎖脂肪酸の産生を維持することは、全身の健康を維持する上で、免疫の司令塔を覚醒させておく上で、とても大切な要素なのよ。これを、知っていると知らないとでは、人生が光の道を歩めるか、闇の中で、病気に苦しむかの道を分ける違いにもなるわね。」

ギブソンが質問した。
「じゃあ、短鎖脂肪酸の上手な増やし方は?」

「短鎖脂肪酸は、難消化性炭水化物を腸内細菌が分解することにより産生されるため、食物繊維の摂取が重要。食物繊維には果物や海藻類などに多い水溶性と、豆類、穀類などに多い非水溶性がある。それらをバランスよく、またゆっくり時間をかけて食事をすることが大切。これらの消化吸収には、9大栄養素の一つである酵素が必要不可欠だから、果物や野菜には、生酵素が含まれているので、果物の電子を取り入れることが、海外では、糖尿病患者さんの食事療法としても推奨されている。果物のみの食生活を実践し、自分で人体実験を繰り返してきた中野さんは、第六感が研ぎ澄まされるようになった。毎日快便で、快調を感じているっと言っているわね。」

ギブソンが応答した。
「プラズマ樹状細胞は病原細菌などを取り込み、T 細胞に提示することで病原体の排除のための免疫応答を誘導する役割を持つ。樹状細胞は全身に分布しているが、局在する周辺の因子によって、その性質が変化することが知られているようだ。腸管粘膜に存在する樹状細胞は、腸管に病原性の細菌が 侵入するとそれらを取り込み、免疫応答を誘導。これまでに、腸管粘膜の樹状細胞が腸管上皮細胞を横断し、腸管腔へと樹状突起を伸長させることで病原体を取り込む。しかしながら、どのような因子が突起の伸長を促進するのかは完全には明らかとなっていなかったのだけど、それが、短鎖脂肪酸であるという理解に至ったのが、生命科学の覚醒の一つなんだね。」

安音は、応答した。
「つまり、果物や野菜ジュースで、治療したゲルソン療法の原理は、腸内細菌とのコラボレーションにあったのね。腸内細菌の餌に気を配らないと、彼らは、私たちの粘膜を食い破ったりしてくる。断食のメリットもあるけど、断食のデメリットもあることを理解した上で、ファスティングは行わないといけないということね。」

ギブソンも答えた
「何事もバランスが大切ということだね。そのバランスを見出すためには、常に、コスミック・アーシング瞑想で、創造主と対話し、自分にとってのベスト選択の食事療法、運動療法、波動療法を取り入れる習慣を身に着けることだね。美味しいものばかりを食べていると、いつの間にか、健康を害して、バランスを損なうからね。」

安音は続けた。
「ジョン・ウェスレーはとっても健康的な老人だったそうよ。彼の信仰の実践には、健康維持の秘訣もあるのかもしれないわね。敬虔な生活実践。他者への愛情は、自身のオキシトシン分泌にもつながっているだろうし、全身の循環が良くなる秘訣がありそうね。とりもなおさず、製品化されたものより、健康の基本原理を知っておくほうが、お金もかからず、実用的な健康法になりそうね。」


さらに、秋月辰一郎医師は奥さまや仲間と共に、原爆の証言の収集を長年に渡って行った。平和を作り出す神の子としての使命を全うしたのだ。彼の功績は大きい。チェルノブイリの被害者たちは、この長崎被ばくで修復的医学を果たした秋月氏の情報によって、日本から、味噌、玄米を大量に輸入し、自分と家族の治療を行った。福島原発事故の後、東日本の被爆者たちを救ったのも、この玄米、味噌汁だった。彼が果たしたイエスの弟子の秘跡の業は、神癒の道を神の摂理に従って解き明かしたものである。これが、信仰の賜物ではないと誰が言えよう。神の秘跡は、確実に、秋月辰一郎医師と奥様や仲間たちの歩みとして、歴史に刻まれている。

 これらの、イエスの弟子の秘跡の業、イエスの弟子のミニストリー(使途行伝)を書き起こしていくことが、キリスト者倫理新聞社の使命である。これらの神癒の秘跡は、日本人や一部のヨーロッパ人には知られているが、アメリカやロシアなどには広くは知られていない。

 私は、秋月辰一郎医師は奥さまや仲間のミニストリーを書き起こし、キンドル出版を果たすと決意した。海外の人々に、被ばくに勝った、神癒の道を知らせると同時に、カトリック教徒であった彼らに、神癒の祈りがなかったわけはない。神癒の秘跡は、この信仰の祈りと共に、信仰で受け取った自然療法に、この修復的医学にあるということを信仰の覚醒を持って受け止めてもらいたい。

 私の修復的医学は、神様との対話で、修復に成功している事例からその普遍的原理を導き出したものである。つまり、神の摂理なのだから、裏切らない結果をもたらす。赤血球は万能細胞。この赤血球からの進化のシステムに着眼すれば、癌は簡単に治癒させることができる。多くの難病にも効果が期待できる。同時に、神癒の祈りによって、プラズマ振動が起こることによって、一瞬のうちにも癒しが起こる。プラズマ振動が神癒に神が用いておられる摂理なのだ。これらの摂理は、エネルギー小説で書き現わした。まとめきれなかった、これらの概念をはやく、商業用出版、電子図書出版に乗せたい。
 新生医学宣言と共に。


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◆今を開く力◆「アンネの法則」書くこと、語ること、読むこと、ドリームマップを描くこと!
#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩