【ユロドル徹底分析】9.12政策金利発表直前
おはようございます。
本日はECBの政策金利発表となります。金利発表も注目ですがラガルド総裁の会見は今後の金融政策に影響があるので注目されます。
◉ユーロの政策金利
○予想は0.60bpの利下げ『3.65%』
○金利動向に予想と結果の差
4.5%を天井に6月から利下げ開始。前回は現状維持をして追加利下げについては慎重にデータを確認にしながらということでした。
そして今回の会合では予想3.65%。
予想と結果の差は比較的少ないですが大幅利下げがあるのか?それとも0.25bpぐらいの慎重な利下げとなるのか?
◉ユーロ圏の消費者物価指数
推移を確認してみる。
○先行指数である消費者物価指数は鈍化していきているので一致指数の労働指標はどうか?
○賃金の上昇は鈍化
○ECB高官の要人発言やユーロ売りの材料をまとめてみる
👆追加利下げは既定路線
👆パリ五輪後のユーロ圏経済不安材料
👆ユーロ圏の中心国ドイツの景気後退懸念が強まっている材料
👆欧州議会混乱懸念ねじれ国会の難しいかじ取りがどうなるか政情不安材料
👆連合国の足並みが揃わないと連合の弱みが露呈する材料
上記の様に不安材料が多くユーロは弱くなっていくことも十分考えられる。
次にテクニカル分析をしていきたいと思います。
◉テクニカル分析
週足から見ると
《まとめ》
長期足ではまだ転換の予兆発生という状況なので断言はできないが
局面であることは間違いない。
利下げとドルの買戻しなら大きく下げるだろう。現在の水準が押し目買いと判断して買ったポジションが捕まりだすと結構下げる。
ここで売って戻り高値を抜けても売りポジが増加するなら高値を試す急騰が起きてもおかしくない。
値動きを予測することはできないですが上昇のシナリオ、下落のシナリオを考察し指標通過後のユーロの動向をしっかり分析しつつ重要なのは市場がどっちに方向性を選んできたか?です。
また引き続きしっかり分析していきたいと思います。
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