0346 - おしごとわたしごと
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以前開催した「かけこんでみる寺」をはじめ、地域の人と人を繋ぐのが大得意な、静岡県掛川市にある蓮福寺さんがまたまた新しいことを始めることに。
先日からスタートした「ゆうがた寺子屋」の関連企画として、高校生をメイン対象した、こんなイベントを開催することになった。
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中高生向け・キャリア社会教育
『おしごと わたしごと』
日程:2020年11月9日(月)
時間:17:30〜18:30
会場:蓮福寺 本堂(掛川市肴町6番地)
料金:無料
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企画運営とフライヤー作成で関わらせて頂いている。思いつきで放った「おしごと わたしごと」というタイトルがそのまま採用されて驚いた。
地元経営者をゲストスピーカーにお迎えし、地域の大人はどんなことを考え、どんな働き方をして、どんな生活を送っているのかをお話頂き、学生に将来を考える材料として「わたしごと」化してもらうことが目的の1つ。もう1つ、高校生の現状について「生の声」を大人が知る機会を作ることも目的だったりする。
初回のわたしごとスピーカーは、山本製作所の山本美鈴さん。女性の比率が多く、子育て世代が働きやすい環境だと評判な山本製作所さん。何よりも現場に関わる「人」を大切する、人材ならぬ「人財」を重んじる会社を経営する立場として、事業内容はほどほどに、お人柄に触れられるお話をたっぷりして頂く予定だ。
高校生をメイン対象としているが、子どもから大人まで、興味関心ある方はどなたも大歓迎なので、ご都合つく方はぜひぜひお越しください。
<以下ヨブンのこと>
昨年地元にUターンして以降、小学生〜大学生まで「地元の学生たち」と交流する機会があるけど「地元で就職しよう」と考えている学生はとても少ない印象。
特に、高校生や大学生から聞こえてくるのは「地元には働き口が沢山あるのは分かるけど、どんな人がどんな感じで働いているのか見えない」という声。たしかに、都市部の企業はブログやSNSを活用した「顔が見える自社発信」が盛んだけど、そういった情報は地元では少ない。
更に、自分の親を見ていると、家にいる時は疲れた様子で愚痴っぽい。となると「地元で働く」ということに明るい未来を思い描けず「じゃあ東京や名古屋で就職しよう」となるのも仕方がない。
そんなんじゃ勿体ない。実は地元にも素敵な大人が沢山いて、地域に貢献する素晴らしい事業や活動をしているんだよってことを『おしごと わたしごと』を通じて少しでも知ってもらうきっかけになればいいなと思っている。
正直ベースで話すと、個人的には「地元に残って就職してもらいたい」とはあまり思ってなくて、一旦は他の地域に出て違いを知った上で「あ、やっぱり地元っていいな」と感じてくれる若者が増えてくれるといいなーと。で、他地域で得た知見や技術を持ち帰り、地元で素敵な化学反応を起こしてくれるのが理想。
ともあれ、常々「もっともっと地元の子どもと大人が交流できる場が増えるといいな」と感じているので、蓮福寺の馨住職の発想力は大尊敬だし、こうやって声をかけてもらえるのはとても嬉しい。
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