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0390 - アスレチックの記録と記憶

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子供の頃、アスレチックが大好きだった。

地元(静岡県西部地区)には、大きく2箇所のアスレチックが存在していた。

1つは、浜北森林アスレチック。子供会の遠足など、小学校〜中学校時代に何度か遊びに行ったことがある。こちらは現在も営業している。

もう1つ、遠州森町の小國神社のそばに「古代の森フィールドアスレチック場」という場所があった。こちらは残念ながら、もう営業していない。

家から車でおよそ30分。年に1〜2回のペースで連れて行ってもらっていた。スタート兼ゴールの広場にピクニックの自販機が置いてあって、終わった後に買ってもらって飲むのも大きな楽しみだったことを今でもハッキリ思い出せる。

面白いもので、古代の森フィールドアスレチックに関してはネットで検索しても明確な記録が残っていない。

どんなアトラクションがあったのか、料金はいくらだったのか、いつ頃に閉鎖されてしまったのか、等々。当たり前だが、誰かがネット上に記録しないと調べても情報は出てこない。手元にある思い出の資料や自分の記憶で「公共性があって誰も傷つけないこと」であれば、どんどん情報提供してアーカイブ化させることが大切なんだなと改めて感じさせられる。

書きながら思い出したのだが、大須賀町(現:掛川市)の海沿いにある「弁財天海浜公園」にもアスレチックコースがあった。1990年代後半から2000年代中頃にかけて何度か遊びに行ったことがあるのだが、古代の森と同様、ネット上にはほとんど記録が残っていない。

ココとかコチラにはアスレチックがあると記載されているが、ページの雰囲気から察するに随分と古い情報であることは間違いない。

2014年に訪れた人の記録を見つけたが、もう廃止となって相当の年月が経っている印象。たぶん2010年には完全に閉鎖されていたのだろう。

ちなみに、自分が通っていた小学校の校庭にも、木でできたアスレチックっぽい大掛かりな遊具がいくつかあった。今にして思うに、落下などしたら大怪我どころか下手すれば命を落とすレベルで危険と隣り合わせな遊具だったが、当時はそのスリリングさも含めて楽しかった思い出しかない。

なぜ子供の頃にアスレチックが大好きだったのか。たぶん「風雲たけし城」の影響だったように思う。

たけし城を知っている人からすると「全くもって別モノじゃない?」と感じるかもしれないが、「目の前にあるアトラクションを体を使って攻略していく」という点を(自分の中で勝手に)重ねて楽しんでいたのだろう。

こうやって書いていたら、久しぶりにガッツリとアスレチックをやりたくなってきた。近いうちに、まだ営業している「浜北森林アスレチック」に行ってこようと思う。

子供の頃のようにスムーズに攻略できるのか、体が大きくなった分ヘロヘロになって手こずるのか、予想がつかない。

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