0395 - 親の背中を見て育っている子ども
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掛川にある蓮福寺にて開催している、高校生と地域の大人の交流イベント「おしごとわたしごと」vol.2も、おかげさまで賑やかに交流する楽しい場として終えることができて嬉しい限り。ご参加頂いた&ご協力頂いた皆さまありがとうございました。
スピーカーは、地域密着型スーパー「サンゼン」代表の川合さん。
スーパーといえば地域に複数店舗を次々と出店するカタチで事業を拡大させていく流れが多い中、サンゼンさんは1店舗のみ。この1店舗を軸に、移動販売やOEMでのオリジナル商品開発などで事業の柱を増やすことに注力していたり、地域応援系の取り組みやコラボレーションも積極的に行っているという素敵なスーパー。
そんなサンゼンさんのお話が聞けるならばと、ファンの大人な方々が大勢足を運んでくれたことからも、いかに地域に愛されているお店であるかが伝わってくる。
こういうイベントに積極的に足を運んでくれる高校生なだけあり、前回も今回も「将来の夢」を持ってる率は高め。
製造業、鉄道関係、声優、公務員、看護師、福祉関係、ゲーム業界などなど、挙げてもらった「なりたい職業」はバリエーションに富んでいて、目指そうと思った理由(きっかけ)を訊いてみたところ、意外と多かったのは
「親がその仕事をやっているから」
というもの。
例えば、製造業を挙げていた男の子は「お父さんがその仕事をしていて、会社に連れていってもらったことが何度かあって、カッコいいって思ったから」と語っていたり。看護師を挙げていた女の子は「お母さんが看護師で、人の役に立つ仕事なんだなと感じたから」と語っていたり。
親からすればきっと、働く姿を子どもが見てくれて「自分もこうなりたい」と思ってくれるなんて、それはそれは嬉しくてたまらないんだろうなー。
まさに、親の背中を見て子は育つ。
親はもちろん、子どもは「周りにいる大人」や「メディアなどで目にする大人」から多分に影響を受けて育つ。まさに自分もそうだった。
ちなみに、明確な夢を持っていたら持っていたで「どうすれば夢が叶うのか」で悩んでいる様子。どんな道を歩んでいけば、なりたい仕事に就けるのか。絶対的な攻略法が無い分、大人の「苦労話」も子どもたちのヒントや参考になるんだなってのは新しい発見だった。
俺の背中を見て育て!なんておこがましいことは言わないけど、子どもから見られて恥ずかしくない大人、楽しそうな大人でいなければなと、高校生との交流を通じて改めて感じさせられます。
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