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0283 - 感覚神経と運動神経

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高校を卒業後に音楽の専門学校へ通ってドラムを習っていたのだが、その時の師匠から聞いた言葉が今の自分に大きな影響を与えている。

ドラムを叩く際に大事なポイントとして語ってくれた言葉なのだが、ドラムに限らず、スポーツ、料理、車の運転、DIY、ゲームからPC操作まで、フィジカルが伴うものには全て当てはまるなと感じている。

それは「感覚神経と運動神経の両方を鍛えろ」というもの。

ドラムで例えると、感覚神経は「リズムを体で感じて理解する能力」で、運動神経は「思い描いた通りに手足を動かしてリズムを表現できる能力」となる。ざっくり分けると、感覚神経は音楽を聴いたりライブを観に行ったりなインプット。運動神経は自分がドラムを演奏するアウトプット。

どれだけ音楽を聴きまくっても、ドラムの練習を怠っていたら、いざ演奏しようとしても思い通りに手足が動かない。逆に、どれだけドラムの練習をしても、音楽をあまり聴いてなくて体に染み付いたリズムが少ないと表現の幅は狭いままだ。

なので、フィジカルを伴うことは、インプットとアウトプットの両方が大切。特に、人間は五感フル活用で生きているので「触れる」「やってみる」が本当に大事だなと思う。

自分が座右の銘として語る言葉は「見るより触れる」なのだが、その原点はドラムの師匠から聞いたこの言葉だ。(たぶん)

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