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0119 - 石を蹴る
t= 8 d= 2
小学生の頃、学校までは片道20〜30分かけて歩いて通っていた。朝は地区ごとに1〜6年生が一緒になり集団登校。帰りは自由下校だった。
その下校の時によくやっていたのが、落ちている石を1つ拾って家までずっと蹴って帰るといった単純な遊び。
先日、同じことをしている小学生たちを見かけて懐かしい気持ちになり、出かけついでに、畑に囲まれた人通り(車通り)の少ない場所に車を停め、ウン十年ぶりに石を蹴りながら近場の道を歩いてみることにした。
するとどうだろう。思いのほか難しい。
石は基本的にゴツゴツしているため、ラグビーボールのようにどっちに転がるのか予測不能。ちょっとでも強く蹴りすぎると、すぐに道から逸れて畑に落ちてしまいゲームオーバー。
また別の石を拾って蹴ってみたが、今度は初っ端で畑にドボン。あれ、こんなにも思い通りにいかないものだったっけ。子どもの頃は当たり前のように家まで蹴り続けてゴールしていたように記憶しているが、都合よく補正しているだけなのだろうか。
早々に諦めて車に戻り、その場をあとにした。
意外と難しいなーという事実を目の当たりにしつつ、時代が変わっても同じことしている小学生の存在が嬉しくも感じつつ。