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0025 - 秀逸すぎるネーミング

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地元の静岡県袋井市の特産品として有名なのはメロン。メロンといえば高級品というイメージを持っている人も多いと思うが、その筆頭銘柄として、静岡県袋井産の『クラウンメロン』がよく挙げられる。

これを書いている2019年12月現在。webサイトのトップページには『ふくろいを巡るクラウンメロン観光タクシー』の文字が見える。そんな企画がカタチになるほど、袋井市といえばメロン。

子供の頃から慣れ親しんだ名称なので特に気にしてなかったが、改めて思うに『クラウンメロン』て秀逸すぎるネーミングだ。

クラウンといえば冠(王冠)。もしこれが『キングメロン』や『プリンスメロン』というように『人物』を充てた名称だったら、どことなく偉そうでお高くとまっている印象になってしまうだろう。

その点、クラウンは『与えられた称号』というか、あくまで『物品』なので、『位の高さ』を表しつつも、すんなり自然と受け入れられる。

つくづく良い名称。考えた人は天才だと思う。このように『圧を感じさせず質の高さ(品の良さ)』を表現するネーミングの重要度は、この先もっと高まっていくと感じている。

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