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0101 - 地元について思うこと:メモ1(魅力的な部分)

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この記事の続きとして、まずは地元(静岡県袋井市)における『魅力だと感じる部分』『可能性を感じる部分』を書き連ねてみようと思う。

【ちょうどいい規模】
人口:およそ88000、世帯:およそ35000。日本の平均値と言われる静岡の県民性と併せて、リサーチはもとより、実証実験や制度改革など行うのに最適な規模感。何か仕掛ける際に『まずは袋井市で』というロールモデル都市になれる可能性は充分にある。
袋井市:人口・世帯数の推移

【外部と行き来しやすい立地】
東京と名古屋を結ぶライン上にある土地。車なら、国道1号線(袋井バイパス)、東名高速、ギリギリ市内ではないが北部の山側には新東名、海側にも国道150号線が通っている。鉄道なら、東海道線、東海道新幹線といった日本の大動脈が通っている。袋井市内は鈍行列車しか停まらないが、新幹線の乗換駅までは15分かからない。遠方と行き来しやすく、住んでいる人たちにとっては通勤にも便利な土地柄。特色のある何かを用意すれば日常的な観光客の流入も比較的容易だろう。

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【日本トップクラスの花火大会を開催】
毎年夏に花火大会を開催している。打ち上げられる花火の数はなんと25000発。おそらく日本で最も有名であろう隅田川の花火(20000発)より5000発も多く打ち上がる。花火打上数ランキングで検索してみると国内でトップ3に入るレベルだ。もっと全国的に『花火といえば袋井』と認知されても良いと感じるのが正直なところ。

【観光資源が多い】
遠州三山と呼ばれる3つのお寺『法多山』『可睡斎』『油山寺』がある。普通に訪れるだけでも趣があって素敵だが、それぞれの場所では『ひな祭り』『だんご祭り』など毎年恒例の『ちょっとやりすぎ感ある行事』も行われており賑わっている。最近では、本気のお化け屋敷を開催したり、非日常感溢れる素敵なライトアップイベントを行ったりと『ここでしか味わえない要素』が更に増してきた。その他にも、東海道五十三次のど真ん中だったり思っている以上に多くの由緒あるお寺が点在していたりで、歴史好きに好まれる要素も多い。また、山、海岸、川、池、茶畑、松並木、大きな公園など、散歩やらウォーキングやらジョギングやらサイクリングするにも、景色良し気分良しな場所が揃っている。
袋井市観光協会webサイト

【スポーツ観戦やコンサートも充実】
巨大な小笠山運動公園には、サッカーやラグビーで世界的に賑わった『エコパスタジアム』と、有名アーティストのコンサートが頻繁に行われている『エコパアリーナ』。最近新しくなった『さわやかアリーナ袋井市総合体育館』ではプロレス興行の予定も入っていたりで、全国または世界規模で知名度のある『生のコンテンツ』に触れられる機会が多い。

【どこにも負けない特産品がある】
袋井といえばクラウンメロン。袋井といって「どこにあるの?」と場所はピンと来なくても「メロンで有名」といえば「あー、よく聞くね」となることも多い。袋井市以外にもクラウンメロン栽培は行われているので『静岡クラウンメロン』と表しているが、定期開催されている品評会で上位入賞するのは袋井市内の農家さんが多い。そのくらい袋井といえばクラウンメロンだ。なので、正直な気持ちとしては『夕張メロン』くらい土地を狭めてしまうほうがブランドとして強くなるのになと感じている。

【実際に新しいことに取り組んでいる】
『まちを先進技術の「Show Case」に』と掲げ、エコパドリームプロジェクトを進めている。先日も、エコパのある小笠山運動公園にて特別車による公道走行の自動運転実験を行った。たしかに、この公園は一般の往来がありつつも比較的安全に実験をおこなえる環境。市内にはその他にも、田んぼが広がる平地、砂浜のある海岸、そこまで険しくない山道など『生活から隔離されておらず安全な場所』を提供しやすいので、自動運転やドローンなどを試すには都合が良いだろう。センシングによる計測や、人々の生活と連動したサービスの実証実験を行いやすい環境も何気に揃っている。

どうだろう。地方の中ではとても恵まれているのではなかろうか、袋井市。

(つづく)

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