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0403 - ナビは音声のみが具合が良い

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地元(静岡県西部)は移動の基本が車である。

場所を選ばずに仕事ができる立場なので、打ち合わせなどで多種多様な場所を訪れる。行ったことのない会社やお店を指定されることも多いため、移動の際にカーナビを利用する頻度が自然と高くなる。

といいつつ、僕の車はカーナビを搭載していない。正確にはスマホのカーナビアプリを利用している。

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出発前に目的地を設定し、ダッシュボードにスマホを置く。後はナビに従って運転する。

スマホの画面なので、運転中に確認するのは危険だ。しかも置いてあるのはギアハンドル(シフトレバー)に近い位置のダッシュボード。そもそも走行中に視線を向けるにはリスクの大きな角度だ。

なので、ナビを利用する際に頼りにするのは「音声案内」となる。

「この先、3kmほど道なりです」
「間も無く、○○交差点を左です」
「この交差点を左です」

その音声の言われるがまま、画面は見ないで運転する。

ふと気づいたのだが、この「音声だけ頼りにして地図は一切確認しない」という状況はとても都合が良い。

理由は単純。「道を覚える」のだ。

曲がった場所にあった目安や、交差点の名称など、目で見て意識して確認したことは意外とちゃんと覚える。特に帰宅路では「あ、さっきココを通ってきたから道が合ってるな」ということが分かる。

そういえば、今思い出したのだが、数年前にイベントで会った人も、方向音痴で悩んでいたけど、地図アプリで目的地に向かう際にはイヤホンで「音声だけを頼りに向かう」と話していた。画面にある地図ではなく、自分の目で風景を見ながら歩くので、1度来た場所であれば道や方向感覚が身について楽になったとのこと。まさにそれだ。

音声を頼りにするので、たまに曲がる道を間違えたりすることもあるが、間違えたら間違えたで「音声」が指摘して軌道修正してくれる。言われた通りに粛々と進んで行けば、しっかりと目的地には辿り着ける。

おかげで、これまで個人的にあまり訪れる機会が無かったエリア(浜北、天竜、竜洋、森町、大東、浜岡、菊川など)も、だいぶ土地勘が身についたと感じる。

周囲を確認しながら進めるから安全だし、道も覚えられるし。車に限らず、歩きの場合でも、ナビを利用する場合は地図には頼らず「音声のみ」が具合が良い。

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