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0170 - 寝落ちする直前のお楽しみ
t= 6 d= 4
これまで「寝る」に関してはそれなりに興味を持って調べてアレコレ実行してきたが「寝る瞬間」は特に意識してこなかった。
普段は、眠いなーと感じて横になり、いつの間にか眠っている。これまで全く気にしていなかった「起きている」と「眠っている」が切り替わる瞬間を意識してみたらどうだろうかと、ふと思い立った。
というわけで、ここ最近は布団に入ってまどろみながら、睡眠の海に引き寄せられていく工程を脳内実況するようにしている。
「あー、腕の力が抜けていく。足の力も抜けていく。もう力が入らない。目はどうだ、、、開けるの無理。重力を感じて下に引っ張られているようだが、全身の力が抜けてむしろ体が軽く浮いていくようにも感じる。ラジオの音声が遠のいていく。あ、意識すると耳に入る音量が上がるんだな。枕が頭を包み込むように沈んでいく感覚もするんだなー。あ、一瞬だけ夢を見た気がする。懐かしい景色が見えてきたなー」などなど。
意識を強めるほどに睡魔が遠のいて現実に呼び戻される。しかし睡魔の支配力は相当なもの。脳内実況することで、その静かなる攻防戦を存分に楽しんでいる。客観的に見たら、きっと普通に寝ているだけに見えるだろうが。