![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/34357535/rectangle_large_type_2_822a8a16023657269d60b378ab642dbe.png?width=1200)
0190 - この季節でなければ味わえない環境
t= 6 d= 4
地元(静岡県袋井市の浅羽地区)は田んぼが多く、この時期は水がはられて「水田」と化している。横を流れる用水路も「よく溢れないよなー」と感心するレベルで水が流れている。
晴れた日に、この風景の中を自転車で駆け抜けるのがたまらなく好きだ。気温は25度前後。暑すぎない中、水回りならではな心地よい風を感じられるのが大きな理由。
振り返ってみると、子供の頃から好きだったように思う。家から図書館へ向けて走るとちょうど田んぼ道を通る。毎年、春から夏にかけて図書館を利用する頻度が高くなったのだが、今にして思えば、図書館以上に「田んぼ道を自転車で走る」のが目的だったのかもしれない。
食べ物に「旬」はあれど、今となっては「この季節でなければ絶対に味わえないもの」は世の中にほぼ無いレベル。それと異なり、自然を大きく含んだ「環境」は、今でも「この季節でなければ味わえないもの」だなと。今日も自転車で田んぼ道を駆け抜けながら、ふとそんなことを思った。