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0396 - 判断と決断

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マツヤマデザインの代表、松山さんによる特別授業「マツヤマさんの学校」を受講した。2日間にわたり計6時間ちょっと。自身の経験に基づいた「経営者の心構え・作法」を教えてくれる特別学校。

マツヤマさんのがっこう

雑談のようにあっちこっちへと話が飛びつつも、随所で「本当に大事なこと」が盛り込まれる、楽しくて濃い授業だった。参加できてよかった。

個人的に強く印象に残ったことの1つは「判断と決断は異なる」ということ。正直この2つの言葉の違いをこれまでは意識することは無かったので、目から鱗だった。

・判断:経験から決める(得られる結果が分かる)
例えば、マックとモス、両方のハンバーガーを食べたことがあって味を知っている。今日はどっちのハンバーガーを食べようかなと考えて「じゃあマックにしよう」となるのは、判断。

・決断:未経験なことをやるかどうか決める(結果が分からない)
例えば、マックは食べたことあるけど、モスは未経験。おいしいのかどうか、値段に対する満足が得られるのかどうかは分からない。そんな状況の中「よし、モスを食べてみよう」となるのは、決断。

経営者は往々にして「決断」を迫られる。未経験のことなので失敗することもあるだろう。ただ、上手くいく可能性を高める確実な方法がある。それは「とりあえずやってみる」ということ。

もちろん、人に迷惑をかけたり傷つけたりすることが容易に想像つく場合には当てはまらないが、そうでなければ、とりあえずやってみる。やってみると、それによってどうなかったかの経験値が増える。その経験値の積み重ねが「決断」によってプラスに働く可能性を高めてくれる。

ちなみに、自分が好きな言葉は「傍観者ではなく当事者に」なのだが、これからも、この言葉を座右の銘として動いていきたい。

また、人間は「自分ではない他人の経験や知識」からも学ぶことができる便利な生き物。本を読んだり話を聞かせてもらったりでも、決断する上で役に立つ「知見」は身につく。

ざっとまとめると「とりあえずやってみる」と「人に興味を持つ」。この2つには積極的に。

肝に銘じていきたい。

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