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0430 - 一軒家が建つ、売られている

t= 4 d= 6

これから人口は減少する一方だと言われていることは周知の通り。それでも地元(静岡県西部地区)を車で走っていると、ガシガシと家が建っている。他地域から移住してくる人をアテにしている部分もあるとは思うが、その他に「これまで親と同居していた人が、結婚を期に別で暮らすことになる」というパターンでの需要がまだまだ見込めるのかもしれない。

実際、この地域では結婚を期に夫婦で暮らすための新たな住居を構えるパターンがとても多い。となると、人口が減る=家を買う人が減るという単純な式に当てはめることはできない。

以前読んだ本で紹介されていた例題で「世の中に飼い犬の数は増えているけど、ペットフードを販売する企業によると犬用のフードの消費量は年々減っています。なぜでしょう?」というものがあった。この例題と考え方が近いように感じる。(せっかくなので答えを考えてみてください)

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*制限時間 30秒
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飼い犬の数が増えたなら、全体の食べる量も増えて当然。でも実際は減っている。

「食べ物の消費量が減る」という状況を生む要因となるのは「食べる数」か「食べる量」の2つ。(細かく言うと、企業として生産量を増やせなくなったという理由も候補に挙げられるけど、この場では考えないようにする)

「数」については、むしろ「飼い犬の数は増えている」と説明されている。となると、減る理由は「量」に絞られる。数は増えているのに量が減っているということは「一頭あたりの食べる量が減っている」ということになる。

同じ「犬」でも一頭あたりの食べる量が減る理由って何だろう?そう、正解はコチラ。

「小型犬を飼う率が高くなったから」

単純に数字だけ見て判断すると辿り着けない答えがあるという話。

とか偉そうに言いつつ「一軒家がガシガシ建って売られている理由が何なのか。どういう需要を見越してなのか」についてしっかり調べたわけではなく、あくまで個人的見解で述べているだけ。雑談レベルで受け取って頂ければ幸いです。

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