0294 - まぶしい人間
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先日、Facebookで目にしたこのコメントがとてもグッと来た。
ガシガシと物事を動かしている人(動かそうとしている人)、特に、それまで誰もやろうとしていなかったことや、あったらいいなと感じつつ誰も手をつけてこなかったことを次々とカタチにしていく人というのは、どうにも周囲からケチを付けられやすい。それはテレビに出ているタレントと同じで、目立つ分どうしても叩く人が現れる状況に近い。
その「気に入らない」「気分が悪い」「いけすかない」「ムカつく」という感情に結びついてしまう人の心情を分かりやすく言葉で表すと、このコメントにある通り「まぶしくて邪魔だと妬む」がすごくしっくり来る。ほんとその通りだと思う。正直これはもう仕方が無い。同じ存在でも感じ方は人それぞれだし、無い物ねだりだったり、攻撃できる対象を見つけることで自我を保ったりする人を完全に無くすことは無理なレベルだ。
だからといって、まぶしいと感じる側に気を遣って明るさを落としてしまうと、照らせる(届けられる)範囲が減ってしまう。それでは本末転倒だ。これまたコメントにある通り「賛否両論は動いている証拠」なのだ。動いているから、いろんな人の目と気持ちに触れ、中には批判的な声も上がってくる。
まぶしくて妬む人がいる代わりに、まぶしい光に希望を感じてくれる人、好意的に感じてくれる人も必ず存在する。そう感じる人を巻き込みながら(応援してもらいながら)新しいことをカタチにしていくことが重要だ。それが、共感してくれる人はもちろん、妬んでいる人たちにも回り回ってプラスになる結果をもたらすはずだから。
暗い環境の中で突然強い光が放たれるとまぶしくて仕方がないが、周りが明るくなっていく度に、強い光を疎ましく感じることも無くなっていく。更に、これまで光の当たらなかった部分を照らすことで「こんな人もいるんだ」「こんな場所もあるんだ」と新しい発見も増えていくだろう。
知らなかったことを知る。知った上で自分に合うものを選択する。その選択したものに共感する人の規模はそれぞれだろうが「孤立」することはない。足りてない現状にフォーカスして妬むのではなく、いろいろある中から選んで満たされる状況を作る未来にフォーカスする。そんな世の中が少しでも広がっていけばいいなと感じている。
なので、自分はまぶしい人を応援したいし、必要であれば、まぶしい人として矢面に立つことも厭わない心持ちで常に動いている。まぶしいと感じる人には、明確な目的や想いがあることを知っているから。