0426 - 駆け出しだからこそ仕事を選ぶ
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「駆け出しだから仕事は選ばず何でもやれ」といった風潮があり、業種や目標によってはとても正しいことなのだと思う。
自分も起業して1年半という会社としてはまだまだ駆け出しな身ではあるが、先々を考えて、むしろ仕事はものすごく選ばせてもらっている。
アレもコレもと声をかけてもらうがままに安請け合いすると、手が回りきらず、時間と労力をかけるわりに自分でも納得ができないクオリティで納品しなければならない可能性がある。そうすると、実入りは少ないわ、今いる地域で自分を知ってもらう段階で周りから「この程度のレベルの人なのね」と思われてしまうわで、かえって自分の価値を下げてしまうことになる。
「小さな成果の積み重ねが大事じゃない?」と感じる人もいるだろう。それももちろん絶対的に正しいとは思う。ただ、20歳そこそこならまだしも、社会人になって20年以上、自分なりに積み重ねてきた経験値による「強み」があると自負している。その強みを発揮できる(自分で納得できる)仕事をしなければ、他者貢献はできないと考えている。
仕事を選ぶ、と書くと生意気に聞こえるかもしれないが、要するにこういう心持ちだってことが言いたいのだと思う。
「自分がやらなくても良いことは、遠慮なく他の方にお任せする」
興味が湧くことのほうが細部にまで意識が向くし、リスペクトし合える人と一緒に物事を進めるほうが、どんな意見でも前向きに受け入れることができる。そういった状況で強みを活かしていくことが、結果的に周りもそして自分自身も幸せにできる方法だと考えている。
自分だからこそ役に立てることを。そこはしっかり線を引いて、関わる人とは全力で良いものをカタチにしていきたい。
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