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0423 - 空気感を知ってるかどうか

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いろんな業種と仕事(またはボランティア)で関わらせてもらう機会が多い。月並みだが、実際に「現場」に触れているかどうかの差って大きなって感じる。

自分は企画する立場なので、映像やデザインなどが必要な場合は、外部のクリエイターと連携してカタチにする。

このクリエイターとやり取りする際に

・打ち合わせして資料を渡してカタチにしてもらう場合
・実際にクライアントの企業やお店に足を運んでもらい「現場」の空気感を知ってもらってカタチにする場合

この2つでは、圧倒的に後者の方が「ピントの合う仕上がり」になる。経験則として100%そうだと言い切れる。

自分が信頼していてよく依頼をするデザイナーがいるのだが、ただデザイン物を仕上げてくれるだけではなく、写真や映像の撮影もワンストップで担当してくれる。

撮影するということは、現場に足を運ばなければならないということ。実際にその場・その人物・その商品などに触れたからこそ、頭で考えるだけではなく、体験として感じたことを含めて、良さを引き出そうとデザインしてくれる。なので、草案の時点からピントの合う提案をしてくれることがとても多い。

「入り口として」とか「きっかけとして」とか「とりあえずカタチにする」とかであれば「調べる」とか「電話やオンライン越しのやり取り」でも充分だと思うし、むしろそれらが目的であれば効率的で良い。ただ、深く刺さったり納得できたり沁み入るレベルで「伝わる」そして「残る」ものをカタチにする場合は(古い言い方かもしれないが)やはり「足で稼ぐ」ことが大切だなと感じる。

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