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0163 - ふふふのふ
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2年に1度くらいなペースで突然やってくるマイブームがある。
それは『焼き麩』ブーム。
このような焼き麩を購入し、味噌汁、お吸い物、うどんなどが入ったお椀や丼に山盛りに麩を投入。つゆをギューっと浸み込ませて食べると、口の中に少し濃い口な味がジュワーっと広がる。うーん、たまらない。
このブームは突発的にやってきて、だいたい2〜3週間で沈静化する。
そして決まって、その後には『油麩(仙台麩)』ブームがやってくるのだ。
焼き麩は『汁物に後から投入する』が、油麩は『事前に煮込む』という点が大きく異なる。
個人的にお気に入りな食べ方は、麻婆春雨を作る際、春雨をしんなりさせるタイミングで、切った油麩を投入して一緒に煮込む。すると、食感がまるで鶏肉のようになり、食べ応えのボリュームがグンと増すもカロリーは抑えられるという夢のような状況が得られる。味も心も大満足である。
ちなみに、油麩ブームは1週間〜10日ほどで沈静化する。焼き麩に比べるとおよそ半分な短さ。両方併せておよそ一ヶ月な『麩』ブーム。
振り返ってみると、最初にブームが訪れたのは2012年の春。その後、2014年、2016年、2018年、そして2020年と、順調に2年置きにやって来ている。この規則性がいつまで続くのか。ひとまず気にせず今回も、麩の美味しさに浸る日々を堪能したい。