proteanTecs が ASIL-B 自動車機能安全認証を取得
先進的 SoC 向けモニタリング IP が ISO26262 規格の自動車用安全度水準 B に適合
2023 年 6 月 14 日 GSA ヨーロッパ・エグゼクティブフォーラム(ミュンヘン) – 先端的エレクトロニクス向けディープデータ分析のグローバルリーダーである proteanTecs 社は、同社のシステムオンチップ(SoC)ヘルス&パフォーマンスモニタリングおよびシリコンダイ間相互接続モニタリング用の IP
(設計資産)が、自動車用安全度水準 B(ASIL-B)認証を受けたことを発表しました。ISO26262 機能安全規格の一部である ASIL-B Ready 認証は、ハードウェア設計の詳細評価とアーキテクチャメトリクス評価を通過したものに与えられます。
自動車メーカーや OEM は、当社の予測型オンチップモニタリングソリューションを利用することで、自律走行や先進運転支援システム(ADAS)、コネクティビティ、車載インフォテインメントなどのアプリケーションにおける先進 SoC や電子制御ユニット(ECU)の性能、品質、信頼性を保証しています。こうしたのエージェントからのデータは、機械学習アルゴリズムによって処理され、オンクラウド、オンボード、およびインチップで高度な分析を提供します。同社は、予測型保全、継続的な性能モニタリング、電力削減、ミッションプロファイルのモニタリングなど、さまざまなニーズに対応したアプリケーションを提供しています。チップセットベースの設計では、当社のシリコンダイ間インターコネクトモニタリングソリューションにより、高帯域幅のインターフェイスを高解像度で可視化し、テスト時およびミッションモードにおいて、レーンとピンの 100%のカバー率実現が可能です。
当社の自動車部門担当エグゼクティブ VP 兼 GM、Gal Carmel は次のように述べています。「自動車技術が複雑化するにつれ、電子システムの安全性と信頼性を確保するための正しいデータを取得することが、自動車メーカーにとってこれまで以上に重要となっています。ASIL-B Ready 認証の取得は、基幹的システムをサポートするという当社の機能をさらに強化する、長期的な当社の標準化戦略における重要なマイルストーンとなります。」
ISO(International Organization for Standardization)は、健康と安全、品質管理、環境・エネルギー管理、IT セキュリティなどの規格を策定する独立した国際機関です。ISO 26262 は、安全性の維持・確保が最重要視される部品に関する自動車固有の国際規格の設定を目的とし、道路運送車両に搭載される安全関連の電子・電気システムを開発するための枠組みを提供します。
proteanTecs は、6 月 15 日にミュンヘンで開催される GSA ヨーロッパエグゼクティブフォーラムの基調講演において、自動車モニタリングソリューションを紹介しました。
proteanTecs について
proteanTecs は、最先端エレクトロニクスをモニタリングするためのディープデータ分析のリーディングカンパニーです。データセンター、自動車、通信、モバイル市場のグローバルリーダーから信頼されており、生産からフィールドに至るまで、システムの健全性と性能のモニタリングソリューションを提供しています。オンチップモニターで作成された新たなデータに機械学習を適用することにより、同社の詳細な分析プラットフォームは、比類のない可視性と Actionable Insight(取るべき行動が明確になるように将来について十分な洞察を与える情報)を提供し、新しいレベルの品質と信頼性をもたらします。2017 年に設立され、世界をリードする投資家から支援を受けており、イスラエルに本社を置き、米国、インド、台湾にオフィスがあります。詳細は www.proteanTecs.com を参照ください。