Cov-19の捉え方が国によってこんなにも違うなんて
日本では、オリンピックが始まりましたね。
残念ながら、シンガポールでは放送権の関係からオリンピックを見ることはできません。
(もちろんVPNを使えば見ることはできますが………)
ネットから入ってくる情報だけでの判断ですが、
あまりにもCov-19への捉え方が、国によって異なるので、
とても興味深く感じました。
やっぱりアメリカはアメリカだった!
何が言いたいかと言うと、
選手の安全が守れないといって、選手村から退去し、
自前で滞在先をさっさと決めてしまったアメリカ選手団。
そんなに心配してるくせに、競技場での応援の時はマスクを外して、
大きな声で声援を送ってました。
これって、日本は危険な国だから、
日本で支給されている施設は怖くて使えない。
でも、自分たちはコロナに感染していないから、
周りの人に唾液が飛んでも大丈夫。
みたいな意識があるのでは無いかと。
でも、感染者数だって、
死亡者数だって日本とは比べものにならないくらい多いのに。
その自信は一体どこから来るのでしょうか?
チェックしたら、
未だに、感染者数も死亡者数も世界で一番でした!
今までに、61万人の方が亡くなっています。
7月23日には、11万8000人の新たな感染者が見つかり、
532人の方が亡くなっています。
爆速でワクチン接種率も高くなっていますが………
それにしても、あの自信は一体何なのでしょうか?
やっぱりアメリカはアメリカだな。
って変な感心をしてしまいました。
「非常事態宣言って一体何?」という感じの日本
さて、オリンピック開催国日本はといいますと、
今までに、約87万人の人が感染して、1万5千人の方が亡くなっています。
東京都だけで見ると、2260人の方がお亡くなりになっています。
世界と比べると、感染者も死者も少ないといわれますが、
インフルエンザの死亡者数は2018年で3325人という記録があったので、
それと比べてたら、やっぱりものすごく多くの方がCov-19によって命を奪われています。
海外の事例と比べて、優れているなんてナンセンスを言うのはやめて、
ニュートラルに、事態を受け止めて
正しい対策を講じてほしいなと思いました。
繰り返される非常事態宣言と、なんかうまく回っていない感の中で、
ものすごく中だるみしているようではありますが、
やはり、Cov-19は、深刻な感染症と認識しておくのは必要だと思います。
政府は深刻な感染症と認識しているから、
何度も、非常事態宣言を出してるのだと思いますが、
全然機能していない感じがします。
政府の言ってる事を守ってる人だけが、損してる感があります。
これって、飲食店いじめですか?みたいな政策に思えるのは、
外から見ているだけだからでしょうか。
いろいろな利権が絡まっているんでしょうかね。
昨年の非常事態時より、一日の感染者が数が増えてしまったシンガポール
さて、最後は、私が住んでいるシンガポールです。
昨年7月ごろからずーっと、市中感染0が続いていて、
これは終息宣言間近か!と思われたのですが、
Cov-19 はそんなに甘くありませんでした!
2021年5月に発生した、入国者からの感染。
インドからのデルタ株です!
そして、2週間ほど前に発覚した、違法営業カラオケ店での感染。
更にそれに続く、魚卸市場での大規模感染です。
7月19日から、市中感染者数100名超えが続いています。
昨年の4月の感染者増は、外国労働者の寮での感染だったので、
一般市民への感染の心配はほぼありませんでした。
でも今回は、全く異なります。
感染者のほとんどは市中感染。
市中感染だけで言えば、
Cov-19 がシンガポールに上陸してからの最高感染者数となってしまいました。
なので、政府も矢継ぎ早に対策を発表。
とうとう、飲食店での飲食は一切禁止。
自宅勤務はデフォルト。
自宅への訪問者は、一日2名まで。
2名以上での行動禁止などの、
2度目の、半ロックダウン状態に突入してしまいました。
飲食店内での飲食が一切禁止となり、
デリバリーや持ち帰りのみの営業なので、
お店の中には、この時期の営業はやめてしまったところも多いです。
でも、アメリカや日本より遙かに感染者も死亡者数も少ないシンガポールがなぜ、ここまで厳しい策を講じるのだと思っていませんか?
私も、確かにこれって厳しすぎるのでは?と感じることもあります。
ただ、東南アジアの国々って、Cov-19に関してはかなり厳しい対策を講じてる国が多いんですよね。
それぞれの国のトップが、
今後どうやってCov-19と向かい合って行くかは全くわかりません。
でも、オリンピックでのアメリカの態度を見ていると、
世界の中には、本当に全く違った考えを持った、
人々や国家が存在するんだなって改めて考えさせられました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?