初心者にやさしいコマ割り
漫画のコマ割りについて調べてみたのですが、書いてあることが千差万別。作者によって正解が異なるということなのでしょう。初心者がマネするのは難しい内容も多く・・・
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こちらの記事を読んだときは、「なるほど、1コマ1情報に限定して、セリフと絵を一致させるのがコマ割りの極意!」と、すっかりコマ割りのなんたるかを会得した気になりました。しかし、台詞を読みやすくしようとして、コマを分割していくと、無意味にページ数が増えてしまいます。台詞自体を削った方がよいという場合もあります。具体的にどうすればよいのか、よくよく考えると、初心者にはサッパリわからないことだらけです
見開き単位で考えて、最後のコマに読者の興味を引くコマ(ヒキ)を入れ、次の見開きの最初のコマにその答えのコマ(メクリ)を入れるようにして、読者を引き付けることが大事という解説もよく見かけました
たしかに、そういう構成になっていた方が、読者の気持ちを盛り上げてくれるでしょう。しかし、コマの数や配置を自在に調整できるテクニックが身についていない初心者に、そんな高度な技は無理!
コマ割りイメージがまったく沸かない、自分のような初心者はどうすればいいのでしょう? 「コマが割れない人」で始まる以下の記事を読んでみます
「見開き三段割りのコマ割りを基本に描く。あとから、演出として、変化をつけるために大ゴマや変形コマを加える。演出には、かなりの素質が必要なので、凝ったコマ割りをいきなりやろうとしても普通の人には困難」といったことが書かれていました
実際の漫画がどうなっているか見てみると、たしかに三段割りを基本にして描いているものが多いようです
三段割りを基本に、強調したいコマを大きくする方法なら、自分にもコマ割りできそう。
こちらの解説を読んで、さらにイメージが沸きました
コマ割りが大きかった印象のGANTZを見なおしてみたのですが、変形コマをほとんど使わずに、コマの大小でメリハリをつける、シンプルなコマ割りをしていました
『ミオリネときどきデリング』のコマ割りも、難しいコマ割りナシで、大きなコマを多用するGANTZ方式でやってみます!