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10.3 清谷訴訟速報

こんぱんだ!プロ説教師です。堀口英利スペシャルの時間がやってきてしまいました。

 今日は通称清谷訴訟についての速報です。堀口英利が軍事ジャーナリストの清谷さんを訴え、そして反訴された裁判(令和4年ワ1971令和5年ワ935)です。
 今回私は大事な打合せがあり、現地いけなかったです。しかし、王の話を聞かせたら魅力に取り憑かれてしまった友人が、なんと千葉地裁に傍聴に行ってレポートしてくれました。

 あくまで傍聴席でメモしたものベースに第三者の感想や詳細聞いてまとめたものです。正確にあってるか分からないので、清谷さんや三尊さんなど当事者や傍聴した人の方が正確だと思います。

 のちのち投げ銭的に有料で後書きつけますがメインは無料で読めます。収益は足を運んでくれた友人に肉か麺を奢る約束なので、その一部に使わせて頂きます。
 友人的にも著作権フリーで良いとの事なので、引用は自己責任でご自由にして下さい!


堀口英利、尋問に出席!!

 まず結論として、堀口英利はこの訴訟の本人尋問に出席したそうです。清谷さんと別の訴訟できていたっぽい立花さんは見かけたが、堀口英利は直前まで姿なく、来ないのかなという雰囲気の中、5分前に颯爽と現れたそうです。エンタメですね!!

当事者の様子

 双方が本人と代理人の先生と一緒に現れ、開始。最初何か書類の確認(友人も詳しくないから分からない)してから、割とすぐ本人尋問が始まったそうです。

 清谷さんはしっかりしたスーツでネクタイ着用、堀口英利はジャケットスニーカースタイル。シワとかは双方普通。スニーカーは多分私たちが見たことある横膨らんでる白スニーカーとのこと。割と使用感あったし裏がすり減っててほぼなくて、雨だと転ばないか心配だったとの事です。髪型はなんて言ったら良いか分からん微妙な髪型?で、neko800さんのモデルとは全然似てなかったそうです。肌はだいぶ荒れ気味、だいぶ年配の清谷さんよりも状態悪そうでちょっと心配になったとのこと。清谷さんも靴は結構使用感あったが、裏はしっかりしてたそうです。多分ジャーナリストの靴ですね。私の記者の友人も、実用性だけメンテしてるけど使用感はかなりある感じだったので想像はつきます。
 いずれにせよ、双方Tシャツ短パンなどではなくTPOに適したスタイルで爽やかに臨まれていたそうです。

原告(堀口)尋問からスタート

開始前に裁判長が堀口英利の方に向かって、約30分程度の予定です、と声をかけていたそうです。

原告代理人からの質問

 まずは堀口代理人からの質問でした。結構長かったそうです。話を聞いて印象に残った大事そうなポイントは以下のような感じとの事でした。

  • 論点となっているSNS等のプロフについて、どのような経緯で投稿したのか、詐称の意図はあったのか
    →システムの入力欄に沿うとそうなった
    →SOASは卒業にチェックボックス入れないと中退表示になるから入れた

  • なぜ今は削除したのか
    清谷氏のような指摘が今後も来る可能性や弁護士である福田先生の指導を考慮して消した

  • 誤解を招く可能性があることは認めるのか
    →その可能性があることは認める
    (後にそれは想定してない旨の回答もあったのでちょっと意図は怪しいそうです)

  • 認識してたのに何故投稿したのか
    人との繋がり、SOASの友人たちとの交流や思い出してもらうために必要だと思った。学士終了と第三者が思うかどうかは考えてなかった

  • 清谷氏の質問状をどう思った
    →不快以上の感情、絶望のような

  • 論座に投稿その後できたのか
    →しようとしたができなかった。断られた。清谷氏と揉めてるからほとぼり冷めるまでは、というような理由で

序盤は緊張してたのか、かなり噛みながらでしたが徐々に落ち着いて、いつもの早口な感じで答えていたそうです。ここまでは意外と長かったが、まあこんな感じなのかなと思っていたとの事。

被告代理人からの質問(必見)

 エグかったらしいです。かなりの圧と厳しさで、原告弁護士も異議を連打していたとの事。異議は通ったり通らなかったり。

  • 現在もKCLに在籍しているのか、いま何年次なのか
    →している。休学を繰り返しており、今は2年次。様々な理由から今は日本にいるが在籍はしている。20-21年ほぼ休学、22-23も休学。

    (2年次?!)

  • 将来の仕事の予定は?ジャーナリストを志している?
    →志してない

  • SNSでの投稿はするつもりか?
    →そのつもり。ジャーナリストではないが情報の発信は色々続けていきたい

  • 学位(中退)を取得の記載、何?
    →システム上、退学がなくて自動で取得と入った。誤解を招くので(中退)と書いた

  • 渡英のため退学と書いているが、これは何故か。不正確ではないか
    →そのタイミングで留学したい、行くならイギリスがいいなという希望はあったので、不正確とは思わない。

  • 法学部出身との記載は何故した?
    TVで芸人が中退でも〇〇出身芸人に出てるから出身はありだと思った。レビューに説得力を持たせるためにそう書いた

  • その理屈だと、1日でもいたら出身って書いて良いことにならないか?
    →まあそのような解釈もあるでしょうね解釈次第では。
    (的な回答、もっと長めのセンテンスで応えてた気がするが、ちょっと意味がよく分からなかった)

  • 中退と書いてるということは、学習院の教養課程は修了したのか?
    学習院に教養課程はないと記憶している

  • さつよこ投稿について、投稿したのは堀口英利で間違いないか?
    →間違いない

    <10/4追記>

  • これはどのような意図で書いたのか?誰が対象なんだ?
    →訴訟で勝ったけど誹謗中傷止まらなかったから書いた。

  • 意図は?誰が対象?
    →清谷氏に向けてではないが、
    (自分の弁護士席をめっちゃ見る)
    ※ここで異議が入って止まる
    <追記ここまで>

  • SOASの学歴に〇〇専攻と書いているが、本当に専門的に学んだのか?
    →選択式の授業があってそれで選んだから専攻と書いた。専攻欄がシステムの仕様上必要だった。

  • SOASのIFCは学士課程ではないと思うか?
    →日本と制度が違うから。入学しましたは問題ない認識。

  • SOASの卒業記載を削除したのは虚偽の記載に当たると思ったからではないのか?
    →消したのは本意ではない。本当は残したい。いちゃもんつけられても困るし福田先生の指導もあったから消した

  • プロフに学習院書いてない事もあるよね?SOASだけ書いてたよね?
    →学習院には愛着がないから書かなかった。SOASには愛着があるからかいた

  • SOASの学歴記載は人との繋がりを維持するために書いたってさっき言ってたけど、これ書いたのコース開始前だよね??
    →いや、遡及して書けるからそうとも限らない。

    ※双方の代理人で確認が入る

  • 投稿6月22日じゃん
    →認める、確かに開始前

    でもプレコースもあったから、その時会った人もいるし、IFCそのまま入る人もいるコースなので………
    (注意:友人的にメモは確かに6/22だし、話の流れもあってるらしいのですが、6/22だとこの主張は合わないです。プレコース7月末開始なので。日付は聞き間違いの可能性もあり)

    <必見箇所>

  • KCLの学生証、写ししかないけど原本持ってるの?
    →ある、今日所持してるかは分からない

  • Course Endが2024/5/31だが、20年入学だとおかしくない?
    →最初の休学後に再発行したものだから。issue2になってる

  • その後再び休学したと言ったがissue3も持ってるのか?
    再発行してないから持ってない

    (こ、これは……駅前留学は一体……)

  • 勤務の記載って何?どこに勤務してたの?
    →防衛省の予備自衛官補を16-19か17-19か、よく覚えてないが3年くらいやってた

    <10/04追記>

  • 地下直結のオフィスに勤務という別の記載は何?
    →インターンかアルバイトか、正確に決まってなかった気がするが、アシスタント的な仕事をしてた会社があったので。そこの入っているビルが地下直結だった

  • 議員関係の仕事の件は何を指す?
    →事務所でインターンをしていた。たしか2020年の夏から。

  • 具体的にどの政党、誰の事務所?
    →迷惑がかかるかもしれないから誰とは言えない
    <追記ここまで>

  • 清谷氏の会社の登記簿とった?
    →登記簿はとってない。ネットで閲覧できるサービスがあったのでそれで見た

  • それをSNSに投稿したよな?
    →認める。でも個人情報はマスキングして投稿した

  • 2019年4月に学生じゃないのに当事者の学生を名乗って投稿したのはなぜ?
    →留学する予定だったから、いわゆるギャップイヤー的な。だから実質学生みたいなものと考えて

  • 4月にIFCの参加まだ決まってないよな?
    →詳しくは覚えてないけど、面接してたりもした気はするからなんとなく感触はあって、それで書いたのだとおもう


    <10/04追記>

  • ★★KCL休学したと言っていたが、休学にも費用は掛かるのか?
    →殆どかからない、幾許かはかかるが

  • 具体的にいくらなの?休学してない時の学費は?
    →えー、正確にはよく分からないが……
    (自分の弁護士席をめっちゃ見る)

    ※強めに異議が入って止まる

  • 2年次で在学中と言っていたが、今は日本にいる。何故か?どういう状態なのか?
    →様々な理由で、訴訟などもあって。

  • 休学だけなのか?停学処分などは受けていない?今はどういう状態?
    →悪い事をして処分された事実はないが。プライバシーもあるので今の状態については詳しく答えたくないのですが
    (自分の弁護士席をめっちゃ見る)

    ※強めに異議が入って追及止まる
    <追記ここまで>

裁判長の質問

  • 友人との繋がりについて述べてたが詳しく教えてほしい。イギリスの実情を知りたい
    →FBで繋がる文化だから大事

  • プロフについて、SOASのIFCの同期の人たちも同じ記載してるの?
    →いたりいなかったりかも?調べてないから分からない

堀口尋問後

 堀口尋問はかなり時間がかかりました。途中14:20くらいに、裁判長が「そろそろ、あと5分くらいで」と促していたそうです。でもその後にも原告代理人再質問→被告代理人再質問とあったので、結果完了したのは14:50くらいだったと記憶しているそうです。
 尋問完了後に、裁判長から堀口英利に向けて、「このあとは残ってもいいけど退席しても大丈夫です」と声がかけらる。堀口は代理人の先生を残して、荷物をまとめて1人で法廷を出る。傍聴席から後を追った人はいなかったと思う、とのことです。
 堀口退出後に、じゃあ次は被告の尋問を、すぐやります?みたいな確認が入り、
堀口代理人の先生は電話をかけると言って法廷を一時でて、清谷さんとその代理人の先生はトイレ休憩をとり、その後再開の流れとなったそうです。休憩は時間的に5分くらいだった記憶だが、王の生原液注入され過ぎてて結構疲労困憊しており、あんまり体感はあてにならないかもとのことでした。

被告(清谷さん)尋問

さて堀口英利不在となった法廷で、清谷さんに対する尋問が始まります。最初こそ多少の緊張感はありましたが噛むようなことはなく、はっきりと大きな声で回答していたそうです。

被告(清谷さん)代理人からの質問

 まずは清谷さんの代理人からの質問です。上記の原液浴び過ぎ問題で疲労していたことで、若干記憶とメモの粒度が怪しいと友人は言ってますが、覚えている限りのことを教えてくれました。たぶん堀口英利が1番見た方が良いんじゃないですかね?おおよそ大事そうなことをまとめると下記のような流れだったそうです。

  • 経歴の確認、どのような仕事をしているのか、どのくらいやっているのか
    →軍事ジャーナリストとして活動している。30年以上。日本では他に取材できる人が少ないようなところにも取材許可が出ている。

  • 海外渡航を良くしているのか?
    →年のうち1.5ヶ月以上は海外で取材している。見本市など。コロナ明けて海外取材も再開していて、昨年今年と出張や出張予定が前のように増えている

  • 論座に寄稿したことはあるか?
    →ある。30回以上していると思う
    (友人的に回数を正しく聞き取れたか自信ないらしい)

  • 堀口英利と揉め始めた原因は?
    →2020年8月の潰瘍性大腸炎に関する論争がきっかけ。その際にどのような人物なのか気になり、本当にこのような経歴の人物なのか?と気になって調べ始めた。そしたら色々なことがわかった。SOASはIFCに過ぎないとか。

  • 軍事関連についても批判していたがなぜ?
    →内容が非常に稚拙だと感じた。英国の2つの機関を混同していた。そこは指摘したら削除された。また共同通信の記事を引用していたが、その記事は事実誤認を多数含む。軍事の専門家がそのような記事を引用することはありえない

  • ジャーナリストの倫理とは?
    →きちんとファクトに基づいて、情報を伝えること。曖昧さや虚偽、不確実さがあってはいけない

  • 堀口英利以前に差別主義者と批判されることはあったか
    →ない

  • レイシストと批判されることは?
    →ない

  • 性差別主義者と批判されることは?
    →ない

  • 他に堀口を批判するようになったきっかけもあるのか?
    堀口英利が有償で有識者として活動し始めたこと

  • SNSで仕事が来ることもある?プロフィールは大事?
    →ある。プロフィールは重要。特にSNSなどではプロフィールの経歴を見て仕事の依頼の連絡が来ることも多い。

  • 差別主義者だ等と、レッテルを貼られることは、ジャーナリストの活動に影響があるか?
    →大いにある。記事の信頼性に影響する。色眼鏡で見られるようになる。仕事も来なくなる可能性もある。

  • 堀口英利による他の被害は?
    →自身の会社を晒された、また簡単に住所がわかることも広められたせいで、家族や従業員が非常に危険な状態にされた。殺害予告のような投稿も堀口英利は繰り返ししており、身の危険も感じる。

それほど時間はかけてないですが、色々な角度から大事なことをしっかりと答えていた印象だったそうです。清谷さんの人柄や信頼性、考え、被害が端的に伝わってきたそうです。

原告(堀口)代理人からの質問

続いて堀口代理人の先生からの質問です。

なのですが、実はあまり書けそうなことがなく。驚くほど呆気なくクイックに終わって、提出された証拠を見ながらYes/No答えたくらいだったそうです。なので詳しい内容が傍聴席からは分からなかったと。10分やってない、被告側質問の方が長かったとも言ってました。記憶とメモから捻りだしてもらって、まとめたのは以下のような感じです。

  • この投稿、堀口の記事引用してるが、その記事読んだ上で書いてる?
    →そうだ

  • この投稿、堀口の記事を画像で引用してるけど、その記事も読んでから書いてる?
    →そうだ

  • ジャーナリストとしての倫理は、SNS上の投稿でも心がけてるか?
    →概ねそうだ

  • この記事もファクトに基づいて書いたのか?
    →その記事については、堀口やその擁護者がファクトに基づき物事を理解することができないと感じたので、そのような人たちでも分かるようにデフォルメして書いたものだ。

  • 爬虫類顔のツイートについてはどうだ?
    →それはSNS上でのコミュニケーションであって、ジャーナリストとして誇りを持ってした情報発信ではない

かなりさっくりとしてますが、割とこんな程度だったそうです。清谷さんの代理人は、異議を一切言わず、清谷さんに回答任せていたそうです。どの証拠についての質問かを確認するために立ち上がって一緒に確認する程度。全然堀口英利尋問と雰囲気が違ったそうです

裁判長からの質問

  • なぜ詐称したと感じたのか?1番決定的だったのは?
    →堀口英利は、SNSでKCLについて、セメスター3は比較的楽です的な投稿をしていたが、KCLは2セメスター制だ。セメスター3などない。本当に通っている人間がそれを間違えることなどありえない

裁判長からの質問もあっさり終わりました。双方からの再質問もなし。堀口尋問時間の1/3くらいだったのでは?とのこと

尋問終了後

 裁判長が清谷さんに追加で書面出す予定とのことだったが、変わらないか確認。変わらないと回答。次回期日について後で調整しよう的な事を言っていた?(細かいところ聞き取れなかったそうです)
 一応和解の提案をしたいがこの後でも良いか?と裁判長が聞く。双方OK。場所を変えて16時から、まずは清谷さんたちから聞くから、堀口代理人は外で待ってて。ということで期日終了。

プロ説教師の感想、後書き

 思わぬ文量になってしまいましたが、私が受け取った傍聴情報は以上です。考察や感想はまた別ですが。生情報は大体これくらいです。一応、この辺どうなの?的なことはいつでも聞けるのですが、時間経つほど主観が入り記憶あいまいになるので、だいぶ時間かけて色々聞いた今以上の精度は出ないだろうと友人とは話してます。

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