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ハネムーン旅行記#9/行き当たりばったりでいこう

イビサにはクロワッサンが有名なカフェがある。その名もクロワッサン・ショー。奥さんがクロワッサン好きなので、朝食にクロワッサンを食べにいくことにした。

ホテルから車で20分くらいで、イビサの街に着く。9時くらいだったんだけど、歩いている人はほぼいなくて、みんなまだ寝てるようだった。

クロワッサン・ショーはイビサの街の一角にあって、お客さんは何人か入っていた。
時間帯的にお店がちょうど日陰になってしまうので、ダウンを着てる人もいるくらいだった。昼間は夏みたいに暑いのだけど、さすがに朝晩は冷えるのだ。

早速お目当てのクロワッサン(めちゃくちゃでかい)と、パン・オ・ショコラと、カプチーノをふたつ頼む。しばらくするとカプチーノと一緒に運んできてくれた。

クロワッサンはバターが利いていてとても美味しかった。奥さんにとってはこの旅行で2つ目の人生で一番美味しい発見になったみたいだ。

イビサに行くことがあったらぜひ食べてみてほしい。(でも、パン・オ・ショコラは普通なのでクロワッサンにしよう)

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食べ終わる頃には陽も出てきたので、イビサの街を散策してみた。砲台の跡があるほうだ。日陰はまだまだ寒いけれど、坂道を登りきると、サングラスがいるほど眩しかった。雲ひとつない真っ青な空だ。

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そういえば今日はヒッピーマーケットに行きたかったんだ、と思いだした。なんかこう、イビサには後先考えないというか、「その場の流れでいいじゃない」という雰囲気が流れている。クロワッサン・ショーでは「このあとイビサタウンで買い物して、お昼食べてホテル戻ろうか」なんて普通に話していたのだけれど、ヒッピーマーケットは土曜しかやってないから、この日に行かないとチャンスがないのだった。

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車に戻って、サンセット・アシュラムとは逆の方に30分くらいのドライブ。幌を開けると本当に気持ちよかった。

ヒッピーマーケットは結構賑わっていて、イビサっぽい雰囲気で楽しかった。白い壁、強い日差し、エスニックっぽい小物。自分たち用のお土産やらアクセサリーを買った。

ヒッピーマーケットの中の建物には「Life is short, Play harder, Laugh louder, Love one another」と掲げてあったり、トイレには「Man go to the left, because woman is always right」とか書いてあってリゾートっぽい感じというかイビサっぽいというか。

イビサの人(なのかスペイン人なのか)はなんかこうみんな親切で感じがいい。フランスもいい人ばかりだったけどね、少なくとも今回の旅行で出会った人たちは。

ヒッピーマーケットでお昼を食べることにしたのだけど、歩き疲れるとジャンクっぽいものが食べたくなるのか、またもハンバーガーを頼み、あとはタンドリーチキンを頼んでシェアした。ハンバーガーはチェダーチーズとゴーダチーズがとろけてて美味しかった。外で食べるのっていいよね。


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ヒデ
最後までお読みいただきありがとうございました。 このnoteのテーマは「自然体に綴る」です。 肩肘張らずに、「なんか心地いいな」と共感できる文章を探したくて僕も書いています。なにか良いなと思えるフレーズがあったら、スキ!やフォローをしてくださると励みになります。