見出し画像

12月8日仙女 仙台サンプラザホール大会を振り返って

 最初に投稿が遅くなってしまい、大変申し訳ございませんでした。
では、いつも通りに一試合ずつ振り返っていこうと思います。

第一試合 センダイガールズ ワールドジュニア選手権試合
 王者ChiChi  vs 挑戦者YUNA
このベルトは、デビューしてから3年未満の選手や、一定のキャリアをいった選手でも55Kg未満の選手が挑むことができるタイトルです。少し前に、
じゃじゃ馬トーナメントがあり、ChiChiとYUNAは準決勝に進出した。そこで、ChiChiは、炎華を倒し決勝にコマを進めた。しかしYUNAは、さくらあやに負けて準決勝敗退となった。そして決勝戦では激戦の末ChiCHiが、優勝した。そしてChiChiは、仙女のジュニアタイトルが欲しいといった。そこで立ち上がったのがYUNAだった。そこで、二人はアオーレ長岡大会で王者決定戦を戦った。その試合ではChiChiの圧倒的な力の差にやられてしまったYUNAだった。しかし、そんなことで諦めるような選手ではない。ホームのビッグマッチである仙台サンプラザホール大会でリベンジすることを宣言し
この試合が組まれた。 二人の因縁の戦いが、ここでも繰り広げられることとなったこの試合。
 
二人とも緊張の雰囲気が漂っていた。入場時から、気合が入っていて会場のボルテージも一気に上がった。そんな中始まった試合。序盤はガッチリとしたレスリングの攻防。その後は、エルボー合戦で、嫌な音が何度も会場に響いて見ている人が怖くなってしまうようなエルボーを打ち込み合っていました。試合は、後半に差し掛かり、お互いが、フィニッシュ技を出そうとしました。激しい攻防を繰り広げたのち、ChiChiが諏訪魔直伝のバックドロップで、YUNAから3カウントを奪い初防衛することに成功した。YUNAからしたらホームのビッグマッチで負けてしまったことは、めちゃくちゃ悔しいことだと見てて思いました。だけど、ベルトを取るまで諦めないで欲しいです。
そしてタイトル防衛したChiChi選手おめでとうございます。

第二試合 シングルマッチ
愛海vsZONES
今年、水波綾とのタッグで仙女のダッグ王者に輝いたり大活躍をした愛海と、エボリューション女子所属で前年度のじゃじゃ馬トーナメント覇者のZONESが、シングルで激突した。第一試合と同様この試合は、仙女とエボ女の対抗戦でもあります。試合が始まるとスピーディーな動きをする愛海と、ゴツゴツとしたファイトを繰り広げるZONES。二人の戦いは見ている人が、応援したくなるような試合でした。試合は終盤、試合中ZONESに痛めつけられた膝を叩いて立ちコーナーからのフォープレスで、3カウント。ホームのビッグマッチで勝利を掴むことができた。

第三試合 豪華賞品争奪時間差バトルロイヤル
アジャ・コングvsウナギ・サヤカvs鈴木ユラvs松本浩代vs水波綾vs高瀬みゆきvsX vsXX
サンプラザ大会名物時間差バトルロイヤルが、今年も行われることになり、とても嬉しかった私。今回本当は雪妃真矢が、出場予定だったが負傷により欠場となってしまったため急遽二人目のXが出場することとなった。
みんなが二人のXが気になる中で最初の二人が、入場してきた。一人目は水波綾。みんなのアニキが、サンプラザにも登場した。そして二人目の入場曲がかかった。そしたら名前の上がっている選手の入場曲では、ない今日が
サンプラザホールに響き渡った。その曲はあの福山雅治の「HELLO」。ということは、この曲で入場してくるのは、あの人しかいないと思い私はついつい大声で「イケメーーーン、」と叫んでしまいました。

まあ私の言っている選手は大体わかったと思います。そうです。イケメンこと黒潮TOKYOジャパンです。午前中に全日本プロレスの試合を後楽園ホールでしたばかりなのにすぐに新幹線に乗って来てくれたんだと思いました。私は家族で見に行っていたんですが、もう嬉しすぎて失神しそうになりました。しかも入場が、いつも通り長かった。しかし一周目でレフェリーが止めてくれたため、アンコールは無く、いつもより早く試合が始まることができました。そして1分後次の選手が入場して来た。それは鈴木ユラだった。髪の毛をヘアドネーションしてバッサリになった鈴木ユラ。久しぶりに見てイメージが変わっていてとてもインパクトがありました。試合はどんどん進んでいき4人目の選手が早くも入場して来た。それは高瀬みゆきだ。岩田との紅覚醒で、仙女のタッグ戦線で戦っていて、他団体でも大活躍中の高瀬が仙台サンプラザのリングに帰って来た。その後入場して来たのは松本浩代。チサコとのタッグで、 何度も王者になっている松本。しかもシングル王者も腰に巻いたことのあるめっちゃ強い選手です。そんな選手の次に入場して来たのがダブル Xの選手。その名も元センダイガールズ 所属でカサンドラ宮城として活躍をしていて、今GLEATで男子レスラーだらけの団体で真っ向から戦っているMICHIKOが、久しぶりの参戦。会場は大歓声に包まれた。昔から仙女を応援しているファンからしたら大喜びの瞬間でした。そんなインパクトの強いMICHIKOの次に入場して来たのはウナギ・サヤカだ。フリーレスラーとして今年1年間で、一番活躍したフリーレスラーと言われるぐらいのレスラーが、サンプラザのリングに上がった。そして、最後に入ってきたのは里村と何度も戦って来た
アジャ・コング。このオールスター勢揃いのロイヤルランブルを制したのは
高瀬みゆきでした。

第四試合 タッグマッチ
チーム200キロ 橋本千紘、優宇vs岩田美香、Sareee
久しぶりに橋本と岩田が対決することになったこの試合。しかも岩田のパートナーは、マリーゴールドの赤いベルトのチャンピオンでありSeadringのシングル王者でもあるSareee。

Sareee

橋本といっつもバチバチとぶつかり合っている二人。だが今回は橋本の信用できるパートナーである優宇がいて二人は厳しい戦いを強いられることになりました。試合は、橋本と岩田の激しいぶつかり合いの末お互いが、ぶっ倒れるまでぶつかり合いました。試合は最終的に橋本の豪快なパワースラムで3カウント。電光石火の攻撃だった。これには岩田も納得いかず、レフェリーにもう抗議。

岩田

悔しさから出る声は会場にいたすべての人に響きました。橋本と岩田のシングルが見たくなるようなタッグマッチでした。

セミファイナル センダイガールズ ワールドタッグ選手権試合
王者 VENY、レナ・クロスvs桃野美桜、岡優里佳
前回の防衛戦で愛海と水波を真っ向から撃破したVENYとレナ。そんな二人に挑戦状を叩きつけたのがボブボブモモバナナの二人だった。2チームの身長差、体重差は、圧倒的に王者チームの方が圧倒的に大きかった。しかしそんなことで挑戦を諦めるような二人ではない。ボブボブモモバナナの二人は、入場から、明るく楽しい雰囲気をまとっていて、会場が暖かくなりました。

ボブボブモモバナナ

その後入って来た王者チーム。

記念撮影

貫禄がすごくめちゃくちゃかっこよかったです。この試合、失礼な話だけど体格差から王者チームの圧勝だと思っていました。しかしそんなことはなかった。大きい選手には、スピードで対抗するチャレンジャーチーム。勢いそのまま王者の流れを断ち切り自分たちのペースを掴み切り見事王者を奪取することに成功した。

小さくても大きな選手を倒すことだってできるということをしっかりと教えてくれた素晴らしい試合になりました。

メインイベント センダイガールズワールド選手権試合
王者 DASH・チサコvs挑戦者 里村明衣子


仙女旗揚げからずっと仙女を引っ張り続けた二人による極上のシングル王座戦。里村は、来年の4月に引退することが決まっていてこれが仙女のタイトルに挑戦する最後の試合だったと思います。両者ともに入場を終え試合が始まった。レスリングの攻防から打撃の応酬。里村の蹴りは、とてつもない音を出し、引退をする選手とは、思えないぐらい強烈な蹴りでした。私は思いました。「里村こんなに強いんだから引退する必要ないんじゃないんですか?」でも里村が、自分自身で決めたことなので誰にも決める権利など思いました。それはさておき、バチバチの攻防を繰り広げていき試合は終盤に差し掛かりました。両者ともに大技を何発も決めていき、もう限界を超えた戦いを見せてくれました。そして最後は、デスバレーボムからのスコーピオ・ライジングで、里村がチサコから3カウントを奪って見せた。引退すると言ったのにチャンピオンとなった里村。試合後、里村はこう言った。
「私は、引退するまで最強のままでいます。」
それに反応したのが、橋本千紘だった。
「最強の座は譲れないんですよ。そのベルト渡しに挑戦させてください。」
こうして二人のタイトル戦が代々木体育館で行われることが決定した。

今回のサンプラザホール大会は豪華メンバーと豪華なカードと、最高の試合内容で観客を大満足させました。来年もセンダイガールズ プロレスリングを見届けたいと思いました。
今回も読んでいただきありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!