センダイガールズ プロレスリング4月14日後楽園ホール大会

今回の仙女後楽園ホール大会はとても豪華なカードが出揃った。
 一つ目は女子プロレス界の太陽神Sareeeに対して今最も仙女の中で波に乗る岡優里佳がシングルマッチで激突したこと。
 二つ目は、女子プロレス界で最も力が強いであろうチーム200キロが、元WWEスーパースターである黒潮TOKYOジャパンと全日本プロレスの現GAORATV選手権保持者の我らがアニキ立花誠吾のトーキョーヤンキースがタッグマッチで火花を散らした。
 三つ目は、極彩色にかける歌舞伎者であるウナギ・サヤカが、ハードコアクイーンのDASH・チサコとハードコアマッチで激突した。
 最後は、現センダイガールズ ワールドチャンピオンの岩田美香が、前の仙台サンプラザホール大会のメインイベントで立ちはだかったVENYへのリベンジを兼ねたタイトルマッチが行われた。それでは早速振り返っていきましょう。
 第一試合シングルマッチ10分一本勝負
 鈴木ユラ VS YUNA
ここ最近、若手のレベルが徐々に上がっている傾向にあるプロレス界。アルマリブレの鈴木ユラと仙女のYUNAがしのぎを削る戦いを繰り広げた。試合は、YUNAがことごとく攻められて一方的な試合となってしまった。最後はスリーパーホールドで鈴木ユラが、YUNAからギブアップを奪った。仙女の
期待の新人の初勝利が遠く感じる気がする。早く初勝利が見たいので応援し続けたいと思います。
 第二試合シングルマッチ15分一本勝負
 旧姓・広田さくらVS高瀬みゆき
これまた異色の対決が仙女で実現。つい先日シングルマザーということを発表した広田が、今回仙女でまた独特の戦いを繰り広げた。それに対し、現OSW無差別王座と、外国のベルトの二冠王座である高瀬が観客の心を盗むような戦いを繰り広げた。試合は高瀬が自分のペースを取ろうとしたら広田もふざけながらも何気にうまく切り返していった。試合は高瀬の旋回式のブレーンバスターをまともにくらってしまい観客は、
「あーーー。これで勝負ありだなー。」
と思ったその時広田がふらふらしながら高瀬の上に倒れてそのままフォール。見事3カウントを奪ったのであった。これには、高瀬もびっくり。
この二人の関係性が永遠と続けばいいのになーと思えるような一戦でした。
 第三試合6人タッグマッチ15分一本勝負
安納サオリ、水波綾、愛海VS 高橋奈七永、ZONES,ChiChi
私自身、初めて高橋奈七永を見た日になりました。

Evo女の二人もポーズを合わせて撮っています。なんか楽しそう。
高橋奈七永といえば「パッション」という言葉がとても有名です。他団体では、パッション注入マッチなども組まれるレベルです。あんまりよくはわからないんですけど、とても明るい選手です。それに対するは、つい先日DASH・チサコ、松本浩代組からセンダイガールズ ワールドタッグ王座を奪取した愛海と水波の二人。それにスターダム所属となった白いベルトの王者安納サオリがトリオを組んで戦いました。この二人にも何か貫禄が見えました。

この試合は、序盤からZONESとChiChiが、王者の二人を攻めていきます。
しかし、これにも王者は真っ向からぶつかっていきました。そこへ高橋奈七永が入ってきた。水波との肉弾戦は、迫力がありました。試合は終盤、タッグ王者チームの連携が冴え渡り最後は愛海が、フォープレスでChiChiから3カウント。王者チームの貫禄を見せつけた。この二人に挑戦できるタッグチームはいるのだろうか?そして、今後高橋奈七永は、仙女で何を起こそうとしているのか?とても気になることが増えた試合でした。
 第四試合シングルマッチ15分一本勝負
 岡優里佳vsSareee
ここ最近最も人気の高いSareeeに対して他団体の有名選手とどんどんシングルマッチを戦っている岡が今回火花を散らした。

目まぐるしいい攻防の数々。その中で、岡のがむしゃらにフォールを奪いに行く姿勢が感じられてこれぞプロレスと思わせてくれました。一方これに負けじとSareeeもバッコンバッコンえぐいエルボーを打っていきます。両者一歩も引かないまま試合は終盤を迎えた。Sareeeが、大技を次々と決めていき試合のリズムを持っていき最後は裏投げからのピンフォールで3カウント。とてつもない試合に終止符を打った。とても素晴らしい試合だったので場内からは大歓声が聞こえた。またこの二人の目まぐるしい攻防が見たいと思いました。
 第五試合タッグマッチ
チーム200キロvsトーキョーヤンキース
女性対男性の2対2が仙女の後楽園ホール大会で実現した。プロレス界でもこういった組み合わせはあまり多くはない。とても珍しいといっても過言ではないだろう。女子プロレス界を代表するチーム200キロ。このチームは以前、小橋健太さん完全プロデュース大会FortuneDreamで、あのプロレス王鈴木みのると現KO-D6人タッグ王座の秋山準と凌ぎを削る戦いを見せた名チームです。一方トーキョーヤンキースは今度行われるチャンピオンカーニバルに出る黒潮TOKYOジャパン選手と現GAORATV選手権王者の立花誠吾の超強力のタッグチームだ。この異色のタッグチーム対決は女子プロレスファンも男子プロレスファンも待ち望んでいた戦いだと思います。お互い入場時に個性の強い入場を披露した。特に立花誠吾のサングラスがすごかった。

こんなサングラス売っているのかよと思える形でした。グッズで出たら欲しいと思ってしまいました。試合がスタート。トーキョーヤンキース有利と下馬評では、呟いていた人も多かったと思います。しかし、世の中そんなうまくはいきません。橋本のパワーに翻弄されていく二人。切り返しを狙おうとすると今度は優宇も加勢しに来る。やっぱり強い。男女関係なく強いタッグチームだと改めてかっこいいと思いました。イケメンと橋本の攻防は、とても花がありとても素晴らしかったです。結局この試合は、お互いが、全力をぶつけ合うものの時間が足りず決着がつきませんでした。延長戦があってもよかったと思えるぐらい見応えがあったのでYouTubeとかでもし配信されるようなことがあればチェックしてみてください。
 セミファイナル ハードコアマッチ
DASH・チサコVSウナギ・サヤカ
女子プロレスでデスマッチorハードコアで出てくるレスラーは、DASH・チサコか山下りなの二択でしょう。山下りなは、デスマッチのイメージが勝ってしまいます。それに比べてチサコは、ハードコアクイーンの名えおもつレスラーで、ハードコアマッチでとてつもない強さを誇っています。そのハードコアクイーンに今回、歌舞伎者であるウナギ・サヤカが挑んだ。入場時に風船を持ち込んだ。何をするのか応援する人からしたら何に使うのかとても気になりました。試合は、凶器をバンバン使っていき試合の途中は場外乱闘中に観客席にいた力士の方にウナギが、お姫様抱っこをしてもらいながらドロップキックで観客をも凶器として使いまわした。めちゃくちゃだった。チサコはリング上で椅子タワーを作りウナギを底に投げつけた。大ダメージを負ったウナギは、一度は抗ったもののやはりチサコは強く最後はラダーからのホルモンスプラッシュで3カウント。ハードコアクイーンの力の差を見せつける一戦となった。この二人の関係はどうなってしまうのか。
 いよいよメインイベント センダイガールズ ワールドチャンピオンシップ選手権試合 30分一本勝負
王者 岩田美香 vs挑戦者 VENY
この二人に因縁があることをみなさんはご存知だろうか?
昨年の仙台ガールズ仙台サンプラザホール大会で二人が、同じベルトをかけて戦ったということ。ここが、大きな因縁のスタートと言っても過言ではないと思える一戦だった。以前から岩田とVENYはよくモメていましたがそこまでエスカレートはしませんでした。しかし昨年のサンプラザで起こった悔しい敗戦は、岩田のプライドに火をつけました。王者である以上、今までやられた選手にリベンジしたいという気持ちが強くなるのは当たり前のことです。特に屈辱的な敗戦を浴びたVENYに対してはその思いがとても強かったと思います。試合が始まる前写真撮影が行われるのですがここでとあることがおこおった。VENYが、写真撮影に応じないのだ。コーナーに登って観客席に座っているファンに「可愛い」と言われて「わかってる」と返していました。余裕の現れか王者の怒りを引き出します。それに対し、切れた岩田が襲い掛かろうとした次の瞬間VENYが、ミサイルキックを岩田に浴びせたのでした。そこから一気にジャーマンなど大技を次々に出していくVENY。王者もなかなか自分のペースを掴むことができません。試合は中盤VENYのバーズソーキックが、効いたのか岩田が一方的にやられるてんかいとなってしまった。それでもファンの応援する気持ちが、岩田の力を取り戻し切り返すことに成功したのだ。そして最後は猛烈なラッシュで一気に畳み掛け最後は雷音で、3カウントをVENYから奪って見せた。これで岩田は、VENYへリベンジ成功となった。この勝利は何よりも大きいと思います。
 今回の後楽園ホール大会では、選手一人一人のレベルが大幅に伸び、ファンの心を持っていくことができたと思いました。これからも私はプロレスを応援し続けます。応援よろしくお願いします。ご覧いただきありがとうございました。

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