9月13日仙女仙台PIT大会

ついにこの時が来た。岩田対安納のセンダイガールズ ワールドチャンピオンシップのタイトルマッチ。それと今年何回やったかわからないけど黒潮TOKYOジャパン対シン・広田さくらのシングルマッチ。などなど豪華なカードが集結した今大会。それではいつも通り振り返っていきまーす。
 
第一試合 水波綾vsYUNA
つい先日、東京女子プロレスの最強戦士を決めるトーナメント「プリンセスカップ」で見事優勝したアニキこと水波綾。そんな水波と戦ったのは今度開催されるじゃじゃ馬トーナメントでの活躍が期待されるYUNA。二人がシングルで激突するのは初めてでした。入場から盛り上げていったアニキは、
ファンサービスを欠かさず行ってくれた。

レスラーはどこから見てもかっこいいと思いながら見ていました。
そして試合がスタートして高揚感に包まれながら試合が進んでいきました。YUNAがガムシャラにエルボーを打ち込みそれに水波も答える形となりました。試合は水波の貫禄勝ちとなった。しかしここ最近のYUNAの成長には、ファンも驚いていると思います。これからの成長を応援しています。
 第二試合みんながお待ちかね黒潮TOKYOジャパンvsシン・広田さくら
まず広田が入場時にギターを持って入場した。会場が仙台のライブハウスである仙台PITだったので、広田が昔やっていたバンド時代のときのDNAがさわいだのでしょう。

そしてどこの団体に参戦しても大人気な黒潮TOKYOジャパン(イケメン)は、側転をしての入場。何周かやって疲れ果てたのかヘットへとで入場。しかしそんなことではリングに入らない男。それがイケメンである。会場のファンたちのいる観客席に行きポーズをとってイケメンコールを浴びるいつもの楽しい入場をしました。そして入場曲の福山雅治さんの「HELLO」がフルで流れきり、イケメンは楽屋に帰っていった。そこからファンたちのアンコールでもう一周行われた。そしてやっと試合が始まった。
 試合を裁くのはパンチ田原レフェリー。試合中、イケメンのパンツの中に忍ばせていたずんだ餅で広田のカンチョーを防いだイケメン。それをパンツの中から取り出し、広田の口に入れようとした。それを止めようとしたパンチ田原が、食べさせられてしまい「ヴォエエ」といって苦しんでいた。しかも後日パンチはそのずんだ餅に毛が一本くっついていたと言っており、かわいそうだなーと思いました。しかも一回だけではない。今度は広田が股間に忍ばせていたずんだ餅まで口に突っ込まれる形となったのです。本当にお疲れ様です。試合は終盤残り時間1分となりそこからが本当の見どころだった。広田がイケメンの尻にカンチョーをした後、イケメンの尻から花が出てきたのです。それに見惚れて昔の自分を振り返る広田。

イケメンの尻から出た白い花に見とれる広田

その隙に丸め込んで3カウントを奪ったイケメンの大逆転勝利となった。これからもこの二人のふざけたプロレスを見たいと思いました。
  
第三試合 令和アルテマパワーズvs優宇、VENY
一人一人の実力がとにかく強い4人がタッグマッチで大激突を果たした。

チサコと松本 令和アルテマパワーズ

試合中盤までVENYが攻められ大丈夫か心配でした。しかしそんなことはなく反撃をしていったVENYが、チサコに対しでフライングボディーアタックを決めた。

その後お互い一歩も引かずに刻々と時間は過ぎていき決着がつくことはなかった。この4人の戦いで決着がつくと思っていた自分が間違いだったことに気づくことができました。この先同じような戦いがあるならみたいです。

第四試合 シングルマッチ 高瀬みゆきvs愛海
今年スターダムの5STARグランプリに出場し、存在感を見せつけた愛海が、引っ張りだこの高瀬とシングルでぶつかった。赤のコスチュームの高瀬に対し青のコスチュームの愛海と赤青の対決になりました。試合中盤愛海のジャンピングニーが高瀬に直撃し勝負あったかと思われた。しかし、簡単には行かず、高瀬が反撃を仕掛ける。その後激しいぶつかり合いの末、高瀬が、旋回式のブレイン バスターでフィニッシュを決めた。実に素晴らしい戦いだったのでまた見たいです。
 
セミファイナル ボブボブモモバナナvs橋本千紘、ZONES
仙女のタッグ王者の岡優里佳、桃野美桜のボブボブモモバナナが、怪物橋本千紘とZONESのパワータッグとぶつかった。ZONESの入場シーンがとても迫力があって前に見たときとは気配が全く違くてすごくかっこよかったです。

コーナーでポーズを決めるZONES

お互いのファイトスタイルが全く違う中での対決にとてもワクワクしながら観戦しました。この試合で特に目立っていたのが橋本千紘です。岡と桃野をまとめてラリアットで吹っ飛ばすシーンが特に凄かったです。かっこいい姿に後押しされたZONESも次々に技を繰り出していった。積極的に攻めたものの最後は桃野にフォール負けを決してしまった。この悔しさをバネに頑張ってほしいです。
 
メインイベント センダイガールズ ワールドチャンピオンシップ選手権
 岩田美香対安納サオリ
ここまで1勝1敗2分で迎えた5戦目。岩田にとっては自らが取られた仙女の至宝の奪還に向けて気合十分でした。お互いが入場し、リング上で睨み続けた。 

睨み合う岩田と安納

試合が始まるとお互いきつい攻撃ばかり行い見ているファンは大盛り上がり。どっちが勝っても面白い試合内容でした。試合はどんどんヒートアップしていきお互い得意技を次々と決めていきました。お互い譲らないまま迎えた終盤戦。岩田がハイキックからの雷音で一気に攻め立て3カウントをゲットした。仙女のベルトを奪還した岩田にとっては、とても嬉しかったと思います。それだけでなく、ライバル対決に勝利したことが何よりも嬉しいと思いました。試合後さっきの試合で勝利した高瀬が挑戦表明。アカエナ対決がとうとう団体のタイトルをかけて行われるということの嬉しさで、ファンは大盛り上がり。今後の仙女の好勝負に期待したいです。
 今回も読んでいただきありがとうございました。

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