仙女 仙台PIT大会を振り返って
じゃじゃ馬トーナメントという若手レスラーのトップを決めるトーナメントの準決勝二試合を含んだ六試合の豪華な戦いが、仙台PITで繰り広げられた。
YUNA vs さくらあや、ChiChi vs 炎華のじゃじゃ馬トーナメント準決勝などの戦いを振り返っていきたいと思います。
第一試合 タッグマッチ
水波綾、愛海vs 松本浩代、スパイクニシムラ
今度、岩田美香の持つセンダイガールズ ワールドチャンピオンに挑戦する愛海と、じゃじゃ馬トーナメントで存在感を発揮したスパイク二シムラがパートナーと協力して戦いました。お互いのいいところが存分に発揮された試合だったと思いました。しかし最後は愛海のフォープレスに沈んでしまったスパイク。これをきっかけにどんどん強くなって、タイトル戦線に絡んでほしいと思いました。
第二試合 岡優里佳vs梅咲遥
デビューした時がほぼ同じの二人。仙女のタッグなど最近成績を退きし続けている岡と、ディアナのエースとしてWWWDチャンピオンとして活躍中の梅咲がシングルでぶつかった。試合が始まった途端に奇襲しようとした岡に気づいた梅咲。ビビった表情で観客を笑かした。試合は、梅崎も岡も主導権を譲らず、どんどん時間だけがすぎていった。
結局この二人は、10分では決着が、つきませんでした。次は時間無制限で決着をつけて欲しいと思いました。
第三試合 タッグマッチ
橋本千紘、優宇vsソイ、ななみ
センダイガールズ ワールドタッグ、AAAWタッグ 全日本TV認定6人タッグの三冠王者チームのチーム200キロは、エボ女のソイとディアナのななみとぶつかった。チーム200キロの入場は相変わらず迫力があってびびりました。
それを見てガチガチに緊張しているソイが、とてもリアルに感じれてとても良かったです。
しかし試合が始まると、緊張も少しずつ取れていき強烈な逆水平対決を優宇に負けないように全力で打ちました。ななみもショルダータックルを真っ向からぶつけていき橋本を倒すなど、大活躍をしました。しかし、そう簡単にすきにさせないのがチーム200キロ。自慢のパワーで、二人をねじ伏せていく。最後は、キャメルクラッチでソイからタップアウトを奪って見せた。この二人に匹敵するチームは、あるのだろうか。そして、ソイとななみの成長っぷりに、とても驚いた一戦となりました。今後も頑張って欲しいです。
第四試合じゃじゃ馬トーナメント準決勝
ChiChi vs 炎華
じゃじゃ馬トーナメント決勝戦進出をかけた大事な一戦。勝利した方が決勝戦の切符を手にする戦いに挑んだ二人。試合序盤、ChiChiが、炎華の顔面にビンタを入れた。それから二人ともヒートアップしていき試合時間は刻一刻と減っていった。お互いが大技を出した後、ChiChiが、諏訪魔直伝のバックドロップで、3カウント。じゃじゃ馬トーナメント決勝戦進出を決めた。
次の試合の勝者が、決勝で、ChiChiと戦う。
セミファイナル じゃじゃ馬トーナメント準決勝
YUNA vs さくらあや
ここ最近絶好調のYUNAと、スターダムのバックボーンに空手があるさくらあやが、初対決を迎えた。入場時の蹴りのポーズがとってもかっこよかったさくらあや。それに対し、自分の団体でファンからの期待の大きいYUNAは、明るく入場した。
試合前の握手から、二人とも感情が入りまくって、ばちばちな展開となった。YUNA のドロップキックをうまく避けてさくらあやが、背中にキック。鋭い蹴りは、会場中に響き渡った。しかし、YUNAもだまってはいない。すぐに強烈なエルボーで一進一退の攻防に持ち込んだ。お互い凌ぎを削る戦いの末さくらあやが3カウントを奪取した。試合後のYUNAは、とても悔しそうにして、会場を後にした。これによりじゃじゃ馬トーナメント決勝戦は、さくらあやvs ChiChiになった。
試合後二人は睨み合った。どちらが勝つかとても楽しみです。
メインイベント タッグマッチ
朱里、DASH・チサコvs 岩田美香、高瀬みゆき
約5年ぶりの仙女参戦となった朱里。得意の蹴りで、今日の試合も相手をバンバン蹴っていた。そこに張り合ったのが、仙女のシングル王者の岩田美香だった。お互いキックを得意としているからこそ、拮抗した戦いが繰り広げられたと思う。朱里の蹴りは、とてつもなくさすが UFCなどで活躍しただけあるなと思いました。本当にすごかったのでレッスルユニバースで見て欲しいです。試合は終盤、朱里のハイキックからのチサコの春丸で、3カウントを取られた岩田。試合後に、朱里から、シングルマッチの希望が出され、今度の仙台PIT大会でシングルマッチが決定した。岩田には、そこでリベンジして欲しいです。