斉藤ブラザーズの一騎打ち
宮城県民のスーパーヒーローであるこの二人。宮城県角田市出身の双子レスラーの斉藤ブラザーズです。左の選手が兄の斉藤ジュン選手。右の選手が、弟の斎藤レイ選手。いつもは組んで戦っている2人ですが、今回はチャンピオンカーニバルという全日本プロレスが、毎年開催しているリーグ戦に二人が出たのです。
しかも兄弟で同じブロックだったので一騎打ちが決定しました。この二人は去年の大晦日にもたたかっています。しかし今回は、二人の地元の宮城県で行われました。なぜ斉藤ブラザーズが、宮城で莫大な人気を誇っているかというと、二人は宮城テレビで放送されているOH!バンデスのTAXIメシリターンズというコーナーのリポーターをやっているからです。毎週水曜日の4時に宮城テレビをつけてみるとよく出ています。本当に人気で去年行われた斉藤ブラザーズの角田市への凱旋興行は、大勢のお客さんが集まりました。その時は世界タッグ王座というベルトがかかっていて二人が初めて全日本プロレスのタイトルを取った日でした。それから約半年二人の成長を見届けようと1500人を超える人が夢メッセ宮城に集いました。
試合前には、ファンから人気の角田市の市長さんが、二人に激励の花束を送った。その時会場は大市長コールが起きた。なんでか選手よりも市長が人気というおかしいことが起こりました。
とても明るい雰囲気の中で始まった試合。ジュンとレイを応援するたくさんの声援が会場中に響き渡った。試合をしていた二人はうれしかったと思いました。しかも今回の戦いには、とある賭け事がありました。レイが負けたらビール禁止、ジュンが負けたら甘いもの禁止。お互いの好きなものを我慢しなきゃいけないという勝負だったのでお互いに一歩も引かない戦いが繰り広げられました。試合中盤、ジュンが、ラフファイトをし出すとレイも負けじとやり返していき20ぷんんが経過した。それと同時に、掌底やビンタ、エルボー、キック、チョップなどとにかく打撃の打ち合いとなって見ていたこっちはとても楽しかったです。お互いが必死に戦っていった。その激戦に終止符を打ったのは、レイのアイスバインというアッパー掌底みたいなわあであった。それをまともに受けたジュンは返すことができずに3カウント。弟のレイが、生涯で初めて兄のジュンに勝ったのであった。これでジュンはしばらく甘いものが禁止となる。悔しさをのり超えて次に生かして欲しいです。レイ選手初勝利おめでとうございます。今後も頑張ってください。
今回も読んでいただきありがとうございました。「全日本DOOM!」斎藤レイ