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エンジニアがスカウトの中で必ず知りたい情報とは?#1-2

この記事は以下の「エンジニアがもらって嬉しいスカウトとは?」の詳細版です。

ここでは、エンジニアの森がスカウトをもらうときにぜひ知りたい内容について詳しく説明しています。

高木 スカウトの内容ですが、具体的にどういう項目を入れたらいいのか悩むという話もよく聞きます。文面に入れてほしい情報や、これは 絶対スカウトの中で知りたい!という 情報とかってありますか?

 そうですね 僕の場合はという前提ではありますが、第三者的な 客観的に判断できるような情報が欲しいなという気持ちが強いです。 会社を選ぶときも僕の場合は上場企業なら必ずIRの決算資料とかを 見るようにして、自分なりにその会社が ちゃんとこの先成長していけるかみたいな判断をしています。スタートアップであれば採用ページではなくサービスの説明とかLPとかを見て その中でその会社がやっている事業が 今後成長の可能性があるか、きちんと自分が貢献していけるか、 入った時にどういう仕事ができるかっていうイメージを持ちたいなと思っているんですよね。それを客観的に判断するためのきちんとした情報や、調べるためのキーワードが欲しいなというのが 僕の場合はありますね。

高木 ありがとうございます。 確かにすごく社会貢献の高い事業だったとしても それが本当に成長していくのかというのも すごく大事な判断の基準ですよね。採用に力を入れていらっしゃる 会社さんですと、 そういう決算の説明資料だったりとか 採用時に候補者の方に見てほしい情報っていうのを 例えばNotionのページにまとめていたり、そのリンクをスカウトの中に入れて 興味のある方が情報を簡単に取れるような工夫をされている会社さんも増えてきているように感じます。 せっかく候補者の方にとって魅力に感じる情報が 社内にあるのであれば しっかりまとめて積極的にエンジニアの方に 見ていただけるような仕組みを作れると良いかもしれませんね。

あとどれくらい事業が成長してるかという情報もスカウトの中に一文あっても良いのかもしれません。

 そうですね。ただ一方で例えば200%成長しています!みたいなことをスカウトの中でおっしゃっていただけたりする企業さんもあったりしますが、 すごい失礼な言い方ですけど ちょっと客観性を欠いている印象も 散見されるなと思うので 僕は客観性がある情報、ファクトを届けてほしいなという気持ちがあります。

高木  確かにそうですね。 パーセントとかだと見え方によって 変わってきてしまいますもんね。

あと他に何かこの情報は欲しいなというものはありますか?

 もう一つは年収のレンジはきちんと最初に知りたいなとに思います。今の自分の年収に対して フェアな報酬をいただけるかどうかっていうのが 一つ大事なポイントだと思います。 あともう一つが将来仮に自分がその企業できちんと貢献していった時に どのくらい年収が上がる可能性があるかどうかも気になります。 もしあまりないんだったら、ちょっと厳しいなという印象があるので そこを先に知りたいなと思います。

高木 そうですよね。大体のスカウトプラットフォームだと 今の年収が入力されてるケースが多いと思うので 企業側も見れる仕組みになってることが多いとは思いますが、実際今の自分の年収と企業が提示してくる年収帯を見た時に どれぐらいだったら話を聞いてみてもいいかなって思いますかね?

 ちょっと具体的な数字はなかなか言いづらいところはありますが、 ただ一方でここ何年か前と比べると、自分の年収より下のスカウトが来ることはあまりなくなりましたね。やっぱりエンジニアに対して比較的高めの年収レンジを提示される会社さんがすごく増えてきたなという印象があって、最近はほとんどこういうことが起こらないなとは思っています。 ただスカウト時点で伝えていただけない会社さんも中にはあるなというふうには思います。

高木  私もスカウトを打ってた方なので、年収レンジを伝えづらい気持ちもすごくよく分かります。ただ年収の記載があるのとないのとで 返信率は結構変わるなっていうのは、別にデータを取ってるわけじゃないので主観的なものになってしまうんですけども、結構感じるところはありましたね。年収レンジを入れたケースと入れないケースで ABテストみたいにスカウトしたこともありますが、やっぱり転職ってなるとどうしても年収は非常に重要なポイントになってくるので 最初の段階で分かってないとなかなか返信しづらいっていうこともきっとあるんだろうなということで、年収入れた方が返信率は上がったなと個人的には感じますね。

 ここ最近やっぱりエンジニアの方の給料が各社上がってきている背景もあるので、給与レンジの最大の給料が今の年収よりも低い場合、返信が来るのはほぼ難しいだろうなと思います。 最近は下手すると100万円アップ、150万円アップで転職される方がいらっしゃるので そのあたりは一つの目安として考えていただいてもいいのかなと個人的には思いますね。

 あとスカウト文面も会社さんによって固い感じで送るケースと カジュアルな感じで送るケースがあるかなと思います。好みの問題ももちろんあるとは思いますが、どういうスタイル、雰囲気で送ってもらった方が嬉しいとかありますか?

 僕はやっぱりロジカルできちんとファクトが載っている情報があれば 書き方自体が固いかカジュアルかっていうのはほとんど見てないなというのが正直な感想ですね。ちょっと言い方悪いですが、皆さんやっぱり自分で事業をされていたりそこにコミットされているので 事業への愛着とかビジョン ミッション バリューみたいなものに対して、それがすごくいいものだという感覚を持たれていると思います。 それ自体は働く場合にはいいと思うんですが、現状は全然別の会社で働いている第三者的な状態なので それを伝えられてもちょっと困るというか、、。

高木 確かにでもそうですよね、、。企業側はこれがいい!と思っているから これを伝えたい!となっちゃってますけど、 まだ会社のことを何も知らない状態でそこを言われるよりかは、客観的なファクトとしてどれぐらい事業が成長しているのかや、 どういうことをやっているのかとかを含め そういう情報が最初にあった方がいいというのは確かにその通りだなと思いました。

次回へ続きます↓

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